なんか最近…

ーkysideー

遊園地に行った日、俺はとんでもないことを犯した。

痛そう、だったな…

勘違いはしないで欲しい。決してやましいことはしていない。

俺は何故かfjの手首を掴んだのだ。

その理由は…まぁ、分かってる。

アイツは普段白い服なんて着ない。ましてやフワフワのやつなんかはもっと着ない。アイツが、fjがhrに取られたみたいで…物凄く嫌だった。

そんな事を思っていると、LINEが来た。

ーfjsideー

俺は今usとお酒を飲んでる。

これ以上は恥ずかしくて、つい寝たフリをしてしまった。

usは俺に毛布をかけて、スマホを弄る。

ありがとう…usッ…！

幸せを噛み締めていると、玄関の音が鳴る。

kkkkkky！？

何でいるの！？

俺のほっぺたをペちペちと叩く。

ヤメロ、イタイ

そう言ってkyは、玄関から出て車に乗る。

ん？

何か言葉を発したかと思えば、赤面している。どうしたのかなぁ…？

ん？何を？

俺…な訳ないか。

何やらため息をついてるようなので、わざと起きたフリをする。

目を開けて見渡すと、俺ですら知らない道に居た。

迷っ、まま！？

てか携帯！そう！携帯！

ーkysideー

ぁあああああああああああっはぁ！

皆聞いたかよォ！「行ってらっしゃい」て！俺達は新婚さんか？うん？新婚さん？

かわぃいいいい…

今すぐこの可愛さをrtさんに聞かせてやる！

まぁ、あんまり言っちゃうとつまんねぇからな？

よぉーし！

コンコン

ーfjsideー

…ky

俺、kyに行って欲しくなくて眠たいって言ったのに。行っちゃった…

今からでも行こうかなぁ…でも、そうするとrtさんに迷惑かかっちゃうし。

もう、諦めようかなぁ…

kyの好きなタイプはふわふわしてて、可愛くて、多分だけど身長が小さめの子なんだろうなぁ…俺とは正反対だ。

逆にrtさんやhrには当てはまってるし、なんなら歳上だけど、俺のバンド仲間のsr君だって当てはまってる。

俺はきっと、kyの眼中にすらない。

もう、いっその事…

コンコン

ま、まぁそうなるよね…

俺は窓を開ける。

何この人…？

逮捕されても困るので、ドアを開けて降りる。

コイツ話聞いてねぇ！

首に何かを当てられたかと思えば、激痛が走って、俺は耐えられなくなり気絶した。