はい!遅くなってすみません😭 連載第1話です……
あと、設定で大学生、と書きましたが すみません💦高校生です。 いいですか?高校生ですよ?(
ご本人様とは関係ございません 青桃 赤桃幼馴染設定、学パロ Iris及びirxs、nmmnの意味が 分からない方、地雷さんは ブラウザバックお願いします。 くそ駄文です。
それではどうぞ!!
ある日の昼休み。
ないこ
隣に赤髪の幼馴染の彼はおらず、
耳の聞こえない俺は 誰かに迷惑をかけないよう 中庭で1人立っていた
そんな時だった
ぽつ、ぽつ……
ないこ
大粒の雨が暗くなった空から降り注ぐ。
段々と強くなる雨に、中庭にいた生徒達が一斉に校舎へと入り出す。
ないこ
ないこ
耳の聞こえない俺は、 自分が発音した声を聞けない。
勿論のこと、 誰かに言葉が通じるはずもなく。
ないこ
ないこ
少しスペースのあるベンチに逃げ込む
ないこ
生命線と言っても過言では無い 某チャットアプリで彼の居場所を聞く
ないこ
りうらが居ないというのは、 俺にとっては死活問題だった。
りうらの他に俺のことを 理解してくれる人は居ないから。
ないこ
ないこ
頭を抱えていると。
誰かに押されたのか、 目の前で人が転ぶ。
ないこ
ないこ
不安ばかりが 頭の中をぐるぐると回る
ないこ
ないこ
勇気を出し、手を出す。
握り返してくれたそのまま、 手を引っ張り立ち上がるのを手伝った
ないこ
ないこ
ていうか髪綺麗……青いし
ないこ
彼がぱくぱくと口を動かす。
喋っているのだろうけど、 何を言っているのか分からなくて。
ないこ
耳を指さしてから、ばってんを作る
ないこ
ないこ
ないこ
自分の中である考えに辿り着き、 絶望する。
ないこ
彼も反応がないのに気づいたのか、 話すのをやめる。
お互いに気まずいまま数分間。
ないこ
そんなことを思っていると。
急にぽんっ、と肩に手を置かれる。
ないこ
救世主到来。
りうら
きっと 待った? とでも 言っているのだろう。
待ってたに決まってるじゃん(
ないこ
りうら
りうら
俺がほっとしている間に、 2人はいつの間にか 話を終わらせていて。
ないこ
疑問点もあるけど…… まずはここから脱出しなきゃ。
ないこ
ないこ
だから。
彼には見えないのにな、 と思いながら手を振った。
そしたら 気づいたのかは分からないけど。
聞こえないと分かっているだろうに 彼は口を動かした。
ないこ
ありがとう、
そう口を動かした気がした。
ないこ
誰かに褒められたのは、 今日が初めてだった。
コメント
21件
プロローグ読んできました! 迷惑をかけないように。ありがとうは褒め言葉…… あまり頼られたことがない(多分)桃くんにとっては嬉しい言葉だったんでしょうね……(誰目線) もうなんか感動してます(?)