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「終焉」の悪魔
悪魔には大きく分けて5つの階級がある。
その中でも2番目に上級なのが「終焉」の悪魔だった。
悪魔と人間は分かり合えない。関わってはいけないというのが、暗黙のルールだった。
兄達は非常に優秀だった。
飛行も上手く、魔術もそつなくこなしていた。
だが、俺は…
父
冬弥
父
父
父
冬弥
父は厳しかった。
いつも叱られてばかりの俺。酷い時は、父に強く打たれた記憶がある。
けど、そういう時は決まって
祖母
父
冬弥
祖母
父
祖母
祖母
祖母が、俺を庇ってくれた。
冬弥
祖母
冬弥
祖母
冬弥
祖母
冬弥
祖母はとても優しかった。
冬弥
祖母
俺は、そんな祖母の話が大好きだった。
祖母
祖母
祖母
祖母
祖母
祖母
祖母
祖母
冬弥
祖母
祖母
冬弥
祖母
俺は人間に興味があった。祖母が言う、「街」にも行ってみたいと思った。
そして1度…行ってみたんだ。
冬弥
まだ完全に角と尻尾が隠せなかったから、フードと長めのコートを身につけていた。
冬弥
子供
子供
冬弥
冬弥
子供
冬弥
子供
冬弥
子供
子供
子供
冬弥
子供
冬弥
子供
子供
今思えば、当然の事だったんだろう。
帰ったら人間界に行ったことがバレ、父に酷く叱られた。
父
冬弥
父
冬弥
父
冬弥
父
父
冬弥
それから、祖母と話さなくなった。
相変わらず大好きだったけれど、父さんに会うのを禁止された。
そして数年後…祖母は死んでしまった。
父
冬弥
父
冬弥
もう、励ましてくれる祖母はいない。庇ってくれる人はいない。
俺は…酷く、寂しくなった。
冬弥
冬弥
冬弥
そんな日々だけが淡々と過ぎていった。
だがある日、偶然聞いてしまった。
冬弥
父
兄
父
兄
父
父
兄
父
俺は驚いた。
自分には才能がある。それがまだ開花していないだけなんだと。
そう思うと急に、自信がついてきた。
そしてとうとう、その日はやってきた
冬弥
父
冬弥
父
冬弥
父
冬弥
兄
母
冬弥
父
冬弥
冬弥
兄
その後は覚えていない。
俺は動揺のあまり、理性が保てなくなった。
更に、俺にはまだ能力が使いこなせなかったのも相まって、気がついたら_
冬弥
みんなみんな、死んでいた。
冬弥
冬弥
冬弥
冬弥
俺は、俺自身の力の大きさを知らなかった。そして、制御が出来なかった。
俺が未熟なせいで、大好きだった家族を壊してしまった。
冬弥
俺はもう、限界だった。
心にポッカリと穴が空いた様だった。
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人
冬弥
彰人
冬弥
苗字という概念は悪魔には無かった。だが、俺は自分が悪魔という事すらも忘れてしまっていた。
冬弥
きっと昔読んだ本の人物の名前だろう。咄嗟に口から出たのがそれだった。
彰人
冬弥
彰人
冬弥
よく見ると、俺は祖母がいつもつけていたペンダントを身につけていた。
冬弥
彰人
彰人
こうして俺は彰人に連れられ謙さんに出会い、白石たちに出会った。
心にポッカリと穴が空いたその時から、俺は「虚空」の能力に目覚めた。
そして俺は、自分が人間だと思い込んでこうして秘宝を探した__
彰人
冬弥
類
司
冬弥
冬弥
杏
冬弥
類
司
杏
司
えむ
寧々
こはね
寧々
杏
能力「忘却ーオブリビオンー」発動
こはね
杏
こはね
杏
こはね
彰人
杏
冬弥
草薙寧々 能力「忘却ーオブリビオンー」
発動すると相手の記憶を一時的に消し、上書きすることができる。だが相手が矛盾に気づいた途端に無効化する。
寧々
能力「忘却ーオブリビオンー」発動
冬弥
彰人
彰人
こはね
彰人
冬弥
寧々
寧々
杏
えむ
えむ
彰人
こはね
杏
冬弥
寧々
えむ
えむ
えむ
人形
杏
人形
こはね
冬弥
杏
冬弥
こはね
冬弥
類
類
司
類
司
類
司
類
類
司
司
続く!