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2,024
❤️🦁
🤍❄️
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俺はにしき
絵にほとんどの人生を捧げた高校一年生
俺は記憶のない頃から
ずっと絵を描いていたらしい
そんな人間
🤍❄️
❤️🦁
❤️🦁
この子はらおちゃん
家が近くて昔からよく遊んでたから
家族みたいな存在
いつも俺が15分くらい遅れてしまうからよく怒られる
でも置いていかずに待っていてくれてる
とても優しい子
放課後
気づいたらこんな時間で
すごく遅くなってしまっていた
歩いていると俺と同じくらいの背の人とすれ違った
そのとき、
足元から音がしたような気がして見てみると
きのこのキーホルダーが落ちていた
すれ違った人だろうと思っていたが
気づいてなさそうで
歩くスピードが変わらなかった
仕方なくキーホルダーを手に取り、
彼に話しかけた
振り返った彼は
全てに疲れて諦めたような目で
どこか怯えてるような感じだった
キーホルダーを渡すと
彼のその手は震えていた
彼がお礼を言ってその場をさろうとしたとき
風が吹いた
彼はふーどをかぶっていたため
風でフードがとれる
しっかり君の顔を見た
その君にはキノコが生えていて
目が四つ合った
そんなことなんてどうでもいいくらい
君に見惚れていた
君は急にかがみ込む
涙を流し、震えていた
流石にこのままほって置けなかった
『大丈夫?』
そう問うと
君は涙声で話す
「なんで優しくしてくれるの?」
「醜いのになんで?」
「みんな嫌うのに」
「優しさに触れられずに生きてきたの」
俺と真逆のような人生だった
自慢ではないが
俺はよく顔がいいと言われる
そして周りの人はみんな優しい
でも可哀想という最低な言葉は出なかった
『辛かったんだね』
『俺でよければその辛さぶつけていいんだよ』
君は泣いていた
そしてはしりさってしまった
彼とまた出会えたのは一年後だった
俺は毎日
その日に綺麗だなと思ったものを書いていた
その日も描こうと思ったが
ふと彼を思い浮かべた
彼は俺の中で一番綺麗な人だと思う
すると他のものを描こうと思えなかった
どこかに彼はいないのだろうか
なんとなく外を見た
すると彼がいた
向かいの図書室
フードを被ってぼーっと外を見てる彼
気づいた時には
美術室を後にしていた
昨日は
図書室に行っても彼はいなかった
たちばなに聞いたところ
『もう帰った』
とのこと
今日は早めに行こうと思った
❤️🦁
🤍❄️
悩んでいるとらおちゃんがきた
❤️🦁
ゆたくんとは
らおちゃんの好きな人
振られてるらしいけど
❤️🦁
❤️🦁
❤️🦁
そう呼ばれた子の方を見たら、
彼がいた
俺が見惚れていると名前を呼ばれる
❤️🦁
ゆたくんの紹介をしてもらい
帰り際
ちらっと彼の方を見ると
なとと呼ばれた子と楽しそうに話していた
6.綺麗な子
コメント
5件
にっしーはなとなとに嫉妬してるのか?
にっしー視点!でいさんとの出会いがにっしーの世界を少しでも変えてくれたんだね 続き楽しみにしてます
6話読みました〜。風でフードが外れて目が合うシーン、すごく印象的でした。自分のことを「醜い」と泣く彼に「辛かったんだね」って返すにっしーの優しさが沁みます。1年経っても「一番綺麗な人」と思える出会い、尊いです。らおちゃんとの関係も温かくて好き。続きが気になります!