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皆様優しい…最近不穏な物語を読むことが多い(ように感じていた)ので心が温まりました… 素敵です…! 主様も御無理はなさらず。応援しております😌
凛
零
凛
零
零
凛
零
凛
零
零
凛
いつも、 誰かの優しさに 縋ることはやめていた。
縋ってしまったら、 彷徨いから抜け出せない 気がしたから。
それは、相手にも 私にも、 メリットがないから。
それは、相手も 分かったように 手を差し伸べられることは 無かった。
けれど、
彼の優しさには 縋ってしまいたいほど、
凛
凛
母
凛
母
莉亜
凛
莉亜
凛
莉亜
凛
凛
莉亜
凛
莉亜
凛
莉亜
凛
母は昔から、 身体が弱かった。
不治の病だった。
父は通勤中の 事故で亡くなって、
今は、妹含め 3人で暮らしている。
もうすぐ父の命日。
私は、父の顔を 見たことはなかったけど、
私よりも一回り 大きくて、暖かい手で 撫でてもらったのを 今でも覚えている。
妹が生まれてすぐ、 亡くなってしまった。
父によく言われていた 事があった。
"人に優しくすれば、 いずれは自分に返ってくる。"
その言葉をいつも 信じて、 自分ができる程度に 皆に優しくした。
いつか、 そうなる日を信じて、 私は誰かに優しくした。
翌朝
零
凛
零
凛
零
零
凛