やっぱり、抜け出してしまった
いつもの癖ということに
しておいて欲しい
やっぱり彼もいて、海を見ていた
アベル
彼と目がバッチリあってしまった
夢主
ごめんなさいって言わなきゃ
そう思ってるのに、言葉は口から出てくれなくて
しどろもどろになっていた
だけど、彼は真っ先に
アベル
アベル
と、謝罪を述べて、膝を着いて謝ろうとしてきた
夢主
アベル
夢主
アベル
アベル
夢主
夢主
波の音に紛れて聞こえなかった
アベル
夢主
顔が赤くなっていくのがわかった
夢主
夢主
アベル
夢主
あなたの事が大好きになってしまったから
夢主
断られるかな、って思った
また、怒られるかなって、でも
アベル
夢主
アベル
夢主
それから、私はアベルの秘密について触れた
アベルは洗濯屋さんで、お母さんが病気だから
必死に働いている
夢主
夢主
アベル
アベル
どうにかして、アベルを幸せにしてあげたかった
アベル
アベル
夢主
アベル
するとアベルは歌い始めた
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