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魔少女物語

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魔少女物語

1 - 魔少女物語

♥

24

2019年08月25日

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あなたは魔法を信じますか?

超能力とやらを信じますか?

信じなくてもいいですよ

大抵の人は信じませんからね

この世界にも勿論魔法はありません

しかし、少数の少女たちだけが魔法を使えるのです

なぜって?

それは、ある日

“Magic Time”というアプリが彼女たちのスマホに突然入ったからだ

そのアプリの使い方?

異空間から時機に来る敵

“ワールドエンドタイム”という敵と戦うためのアプリである

彼女たちはそんなことも知らずに消せないそのアプリを不審に思うだけだった

キラリ

ね、ねぇ

キラリはこのアプリについて調べたがわからず聞いてみた

女子

なに?

キラリ

このアプリなんだけど

そういい見せるが他の女子には…

女子

どのアプリ?

女子

え?なになに?

女子

どれ〜?

キラリ

(みえて………ないの?!)

キラリ

こ、これだよ〜

女子

どこ指してんの?

女子

なにもなくない?

キラリ

……え?

キラリ

(なんで…見えてないの?)

このアプリはアプリに選ばれたものだけが見えるようになっているのである

だから、普通の人には見えない

キラリ

(あたしには…見えるのに…)

キラリ

(このアプリなんなの……?!)

キラリ

(消せないし、他に見れる人もいない、なんなの?!)

ダイヤ

このアプリ……まるで悪魔よね

このアプリの存在を前から知っていたダイヤ

存在以外にも様々なことを知っていた

倒す敵の名も

そして、彼女たちの成れの果ての姿も

でも、使い方だけはダイヤもわからなかった

ダイヤ

私がどうにかしなきゃ…

ダイヤ

でも、私ひとりでワールドエンドに?

ダイヤ

時期にスマホが“タイム狩り”も殺せと言うんでしょう

ダイヤ

タイム狩りは確か……

ダイヤ

ワールドエンドがくる前触れ……

ダイヤ

最近タイム狩りが活発になってきてるからそろそろみんなが揃うはずっ!

ダイヤ

タイム狩りの次に“バットエンド”これが来たらもうダメね…

ダイヤ

“グラスプ”がもうそろそろ動くわね

クロン

エンド様の復活かぁ〜

クロン

楽しみでしょうがないよ〜

クロン

完全復活までまだまだ時間があるから〜

クロン

魔少女狩り…しますか〜!

クロン

こ〜ゆ〜ときにグラスプを有効活用しないとね〜ん

クロン

グラスプ

クロン

少女達の位置情報

グラスプ

かしこまりました

グラスプ

現在近いのは

グラスプ

グラスプ

Aさんです

クロン

いっちょいきますか〜

タイム少女として戦っていたクロンだが

ある日

なにもかもめちゃくちゃにされた

親を殺され

いじめられ

そして、捨てられた

自分以外の人間に殺意をもつようになってしまったのだ

だからエンド側についた

復讐するために

ツバサ

ねぇグラスプ

ツバサは自力でグラスプを呼べるまでにアプリを知ることができた

グラスプ

なんでしょう

ツバサ

このアプリってなに

でもまだ

グラスプ

今はお伝えすることができません

グラスプ

お伝えできる日がきたらスマホが動くでしょう

使い方は知らない

ツバサ

それは予言?

グラスプ

そうとも言えるかもしれませんね

ツバサ

グラスプは何ができるの?

グラスプ

あなた達のような私達に選ばれた少女を育てるのが私達の役目です

グラスプ

他の少女たちの居場所を特定することもできます

グラスプ

その他はまだお話することができません

数日後

キラリ

あぁ、ちょ…ちょっと〜!

キラリ

(スマホが…勝手にっ!)

ダイヤ

うわぁ!?

ダイヤ

(これって………)

ツバサ

グ、グラスプ!
今日がお伝えできる日?

グラスプ

スマホが止まればわかります

ツバサ

(止まる気配ないってぇぇえ!)

キラリ

うわっ……っと

キラリ

止まったぁ

ダイヤ

あ、危ないじゃないグラスプ!

グラスプ

少々手荒でしたね

ツバサ

も、もぅ…疲れた…

ツバサ

やっと止まってくれた……

ツバサ

って、待ってなんであなたグラスプを知ってるの?!

ダイヤ

そっちこそ!

キラリ

なによそれ!

キラリ

そもそもあなた達誰よ!

ダイヤ

それは

ツバサ

こっちのセリフ!

ツバサ

グラスプ!

グラスプ

なんでしょう

ツバサ

この人たち誰!

グラスプ

同じタイム少女ではありませんか

グラスプ

仲良くしましょうよ

キラリ

あたしはキラリだよ!

キラリ

二人ともまさかだけど

キラリ

変なアプリ入ってたりしない?

ダイヤ

私はダイヤよ

ダイヤ

このアプリのこと結構知ってると思うわ

ツバサ

うちはツバサだよ

ツバサ

それより、グラスプ

グラスプ

なんでしょう

ツバサ

さっきのタイム少女ってなによ

ダイヤ

タイム少女は私たちのことを言うのよね?
グラスプ

グラスプ

その通りです

グラスプ

よく知らないお二人にお話致しますが

グラスプ

あなた達タイム少女は時期にくるワールドエンドタイムという最大の敵と戦ってもらいます

キラリ

えぇ?!戦う?!

ツバサ

無理無理!

ダイヤ

弱気になんないの!

グラスプ

戦うといってもこちらからは傷の回復の速度をあげることと武器と超脚力をあげることそして、魔法を条件に戦ってもらいます

キラリ

あたし達魔法使えるんだ!

グラスプ

そして常に時間を操ることが出来ること、それが最大の条件です

グラスプ

まず戦ってもらうのが
タイム狩りです

ダイヤ

それなら知っているわ

ダイヤ

タイム狩りはワールドエンドタイムがくる前触れといえる敵

ダイヤ

そうでしょう?

グラスプ

はい、その通りです

グラスプ

今日タイム狩りと戦ってもらうために集まってもらいました

グラスプ

みなさんアプリをツータップしてください

キラリ

なんか光って……

ダイヤ

なにかでてきたけど…

ツバサ

なにこれ?

グラスプ

これはタイム少女である証です

グラスプ

これを付けていればいついかなる時でもタイム少女になる(変身する)ことができるのです

グラスプ

それではみなさんアプリの“移動”とかいてあるところを押してください

キラリ

うわぁ……!

ダイヤ

うっ!!

ツバサ

くっ……

三人を眩しい光が包み込んだ

キラリ

な、なにこの空間…?

ダイヤ

さぁ、わからないわ

ツバサ

変なとこ

グラスプ

ここはタイム少女が休憩などをする場所

グラスプ

パウズルームというところです

ツバサ

へぇ

グラスプ

こちらでお話した方が良いと思いまして

ダイヤ

そうね、外より中の方がいいと思うわ

キラリ

うん

グラスプ

みなさんに渡したアクセの丸いジュエルのところを押してみてください

ポチッ

キラリ

(なんだろ、あったかい)

キラリ

わぁ…この服とっても可愛い!

グラスプ

あなたは星を司っています

グラスプ

なので主に空を操ることができます

キラリ

あたしそんなこと出来ちゃうんだ…すっごい!

ダイヤ

(なんだか…気持ちいい)

ダイヤ

……あの、こんな恥ずかしい格好をしなくてはならないのでしょうか///

グラスプ

とてもお似合いですよ

ダイヤ

そ、そうかな…///

グラスプ

あなたは光の力を司っています

グラスプ

なので主に光やその反射などを操ることができます

ダイヤ

す、すごい

ツバサ

(心地いい感じ…)

ツバサ

すごい、すごい!

ツバサ

うち変身しちゃった!

グラスプ

あなたは風の力を司っています

グラスプ

なので主に風を意のままに操ることができます

ツバサ

魔法ってすごいわ!

グラスプ

みなさん、戦う前にあと一つだけよろしいでしょうか

グラスプ

あなた達の隣に丸い光が2つありますよね

キラリ

あるね

ツバサ

なんか、可愛いよね

ダイヤ

これがどうしたの?

グラスプ

1つがスマホを守るためのもの

グラスプ

もう1つが色々変形したり空中戦のとき立っていられるようにできるものです

ダイヤ

あの、スマホの意味とは…

グラスプ

スマホから武器を取るのです

キラリ

ここから?!

ツバサ

サイズ的に無理が…

ダイヤ

そうですよね…

グラスプ

無理ではありませんよ

グラスプ

まぁまぁ、使ってみなくては分かりません

ダイヤ

そうですけど…

グラスプ

さぁ、次元のチャックが開いています

グラスプ

みなさんアプリを開いて目のマークを押してください

グラスプ

そうすれば次元のチャックまでワープできます

ポチッ

ツバサ

真っ暗でみえな〜い

グラスプ

静かにしてください

グラスプ

見つかってしまいます

タイム狩り

今日はお客様を呼んだのかい?
お嬢

クロン

私は呼んでないわ

クロン

勝手に入ってきたのよ

クロン

さっさと出てくれば?

キラリ

も、申し訳ありません

ツバサ

そこでちゃダメでしょ!

ダイヤ

素直すぎます!

キラリ

いや、見つかっちゃったからいいかなって

ダイヤ

いやいやよくありません!

クロン

ちょっとちょっと、うるさいわねぇ

キラリ

怒ってるから謝ろ?

ダイヤ

そ、そうね

ツバサ

まってまって、倒しに来たんだよね?

キラリ

あっ

ダイヤ

あっ

クロン

はぁ?!

タイム狩り

なんだい仕事かい

クロン

お前達さっさと殺りな!

ツバサ

も〜、忘れてたの?!

タイム狩り

さぁさぁ、無駄話はおしまいだよ

キラリ

ダ、ダイヤちゃん危ない!

キラリがダイヤの方に手を伸ばした

すると…

タイム狩り

タイム狩り

ガハッ

タイム狩り

タイム狩り

お嬢…こいつら……

タイム狩りが血を吐き倒れた

キラリ

あたし……え…?

ダイヤ

なにが…おきたの…?

ツバサ

…もしかして…魔法?

クロン

(チッ、あいつなんて言いかけやがったんだよ)

クロン

(かなりやばいのかもね)

クロン

(僕ゾクゾクしてきた)

クロン

アハハハハハッ

ダイヤ

な、なにかおかしいですか?

ツバサ

なんなのよあいつ!

クロン

魔法ごときでそんな驚く?

クロン

それが面白くて

キラリ

あ、あたし達は今日なったばっかなの

キラリ

てか、あなたもそうなの?

パチッ

グラスプ

この人とは関わらない方がいいですよ

ダイヤ

な、なんでグラスプが反応してるの?!

グラスプ

私だって自我くらいあります

ダイヤ

ですよね

クロン

そんでさぁ、魔少女だからなにさ

クロン

僕もあんたらの仲間にしないでおくれよ

クロン

今日は帰ってやるからさぁでてってくんない?

グラスプ

みなさん移動を

ポチッ

ツバサ

気になったんだけどさぁ

ツバサ

あのお嬢とか言われてた生意気な女の子誰なの?

ツバサ

知ってる?

ダイヤ

いえ、私は知りません

キラリ

あたしも知らないわ

パチッ

グラスプ

あの子もみなさんと同じタイム少女でしたけど

ダイヤ

ダイヤ

話を妨げるようで悪いのですが

ダイヤ

タイム少女の別名が魔少女なの?

グラスプ

はい、その通りです

グラスプ

続けますね

グラスプ

あの子も皆さんとおなじタイム少女でした

グラスプ

名前はクロンといいます

グラスプ

あなた達よりもさきに、ダイヤさんより先になった者です

グラスプ

クロンは元はいい子でしたよ

グラスプ

毎日幸せそうでした

グラスプ

ところがある日幸せが壊れてしまい、今のようなクロンになってしまったのです

グラスプ

私にもよく分かりませんがそれだけがクロンをあのようにさせたわけではないような気がするんです

ダイヤ

もっと他に理由があるってこと?

グラスプ

“人に殺意を持つようになった”とクロンは言っていましたが、それよりもっと違う何かを知ってしまったからではないのかと…

キラリ

それはグラスプも知らないようなこと?

グラスプ

そうかもしれません

グラスプ

私達は自我をもっていますが、“管理人”がいますから

ツバサ

その人はどんな人?

グラスプ

お教えできません

グラスプ

私達に自我を与える代わりにその人のことを話してはならない契約があります

ダイヤ

今、喋りましたよね?

グラスプ

詳細です

ダイヤ

とりあえずその人に会えば色々分かるかもしれませんね

キラリ

でもなんか管理人っていうとラスボス感あるよ…

ツバサ

でも、倒すより味方かもしれないでしょ?

グラスプ

どうでしょう、私達もよくわかりませんし…

グラスプ

お役に立てず申し訳ありません

キラリ

これからあたし達で解決すればいいよね

ダイヤ

もうひとりじゃないですし

ツバサ

分かり合える人がいるからね〜!

3人の距離は縮まった

この空間に3人のあたたかい笑い声が響いている

クロン

あいつらが答えにたどり着くにはどれほど時間がかかるんだろう

クロン

ワールドエンドの正体は───だなんて

クロン

参っちゃうよね

クロン

僕は…嘘を突き通す

クロン

突き通して僕も死のう

クロンは優しい子だ

悪役を演じてるだけ

魔少女狩りはターゲットの魔少女に魔少女を辞めてもらうだけ

ジュエルを奪ったりはしない

クロンは優しくて強い子だ

嘘が辛くてもみんなのためなら泣かずに頑張るクロン

クロンの本当の目的って…?

それは後々分かるだろうよ

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