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あの日から私は不登校になった。

アサミ母

アサミ、今日も行かないのね?

アサミ

ほっといて

もう、死にたい…

ピロンッ

アサミ

ミオから…?

アサミへ

アサミの席もうないから!

花瓶置いてやっただけでも感謝しな!

ミオ、サクラ、アキナより

アサミ

アキナ…?

送られてきた写真を見た。アキナが笑っていることが

とても虚しかった。

アサミ

私、もう許せない…

持って帰ってきたこっくりさんの紙をじっと見つめる。

財布から10円玉を取り出す。

アサミ

こっくりさん、こっくりさん

アサミ

私は死んでもいいですか?

アサミなりに、考えた結果だった。

アサミ

私が全て悪いことも、何もかも分かってる。

アサミ

どうして、どうして…【いいえ】なの…!

こっくりさんが指したのは【いいえ】の文字だった。

私はこっくりさんに逆らい、死ぬことを決心した。

けど、もう一度ミオやサクラ、そして…

アキナに会いたい。

死ぬまえに全て、本音をさらけ出したい。

ミオ

あ、アサミ来たの?

サクラ

ねえ聞いてよ、春日井さんね、いるでしょ?

ミオ

こっくりさんでアサミの次に懲らしめたらいい人を聞いたらね

サクラ

春日井さんだったの!そしたら、あいつはカンニングの常習犯だったのよ!

アキナ

アサミちゃん、こっくりさんって意外と当たるんだね

アキナ

だから、ごめんね。

アサミ

どうせ、死ぬなら

死ぬのなら

あいつらに全てを言ってしまいたい。

けれど、言葉がでない。

私なりに、死ぬ前に、せっかくなら…。

やってしまいたい。

私は鞄からこっくりさんの紙を取り出す。

ミオ

アサミ、何するつもり?

サクラ

今さら?

アサミ

良いから、いいから見てなよ!

私なりに、反抗したつもりだった。

ビリッ

精一杯、勇気を振り絞った。

ミオ

アサミ…

サクラ

なんで?

アサミ

どうせ、私、死ぬつもりだったし。

アサミ

最後に、これだけ…

アサミ

あなたたちの記憶に残るように…

私は、こっくりさんの紙を破った。

センパイに、破るなと言われていたのに。

翌日

アサミ

私…死んでない!?

目が覚めると自宅だった。

まだ、死んでいなかった。

いや、まだというより

普通に

死んでいなかった。

アサミ

どうして…?

思い当たることは、ひとつしかなかった。

アサミ

アキナ、アキナなんでしょ?

アキナ

どうして、わかったの?

やっぱり…

アキナ

私が、アサミの鞄から本物をとったの

アキナ

偽物にすり替えておいた

アサミ

アキナ…

アキナ

本当は、ずっと助けたかった

アキナ

アサミに死んでほしくなかった

アキナ

ずっと仲良くしてくれて嬉しかった

アキナ

私はアサミがすきだから…

アサミ

アキナ、ごめんね

アサミ

私、死ぬなんていってごめんね

アキナ

私こそ、助けられなくてごめんね

アキナ

私、苛められたくなかったの

アキナ

ごめんなさい

アサミ

いいの…

アサミ

これからは私、アキナのために生きる

アサミ

友達はひとりだけでいい

アキナ

ふたりなら、怖くないもんね

ミオ

は…?

サクラ

なんで…?

ケント

お前、なんで生きてるんだよ…

ミオ

アキナ、ちょっと!

アキナ

ごめんなさい、ミオちゃん

アサミ

私、希望を持って生きる。

ふたりなら、何も怖くない。

本物の友情さえあれば。

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32

コメント

4

ユーザー

ありがとうございます!

ユーザー

(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧いい感じよォ

ユーザー

ありがとうございます!

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