これで...よかった…
愛華
(どうしよう...涙が出てきた...何で泣いてんのよ...)
拓哉
愛華?泣いてんのかよ?
愛華
拓哉...何で顔見るのよ!
愛華
(この顔は見られたくなかったのに...)
拓哉
我慢すんなよ!
愛華
え?
拓哉が抱きしめた
愛華
拓哉?
拓哉
お前が困ってたらほっとけないんだよ
愛華
拓哉...
拓哉
何かあったらすぐ俺の所に来ればいいじゃん?
愛華
幼なじみなのに優しいね
拓哉
当たり前だろ
愛華
ありがとう,また明日ね
拓哉
おう
次の日
男子А
鈴木が来たぞ!
男子B
邪魔だぞ!
女子А
華奈美様!美しい😍
女子B
華奈美様!笑って😍
拓哉
今日も人気かよ
愛華
華奈美,すごい
拓哉
愛華,おはよう
愛華
おはよう,拓哉
拓哉
教室行こうぜ
愛華
そうだね
華奈美
ちょっと待って?
愛華
華奈美,おはよう
華奈美
おはよう,愛華
愛華
どうしたの?
華奈美
どうしたの?じゃなくて...
華奈美
何で近づくかな?って思ったの
愛華
誰に?
華奈美
もちろん…拓哉くんにだよ?
愛華
ごめん
華奈美
私が学校1モテるの知ってるよね?邪魔したらどうなるか分かってやってるの?
愛華
それは...
拓哉
鈴木さぁいじめるのも程々にしといた方がいいぞ?
華奈美
どうしてよ!
拓哉
愛華が可哀想だろ!毎回お前にいじめられて
愛華
拓哉...もういいの
拓哉
愛華...
愛華
私が怖がってるだけだから
華奈美
ふん...私の事がそんなに怖いかしら?
華奈美
まぁいつまでもそうやって思ってなさい?天罰はあなたに落ちるから
華奈美
んふふふふっ
愛華
(華奈美...)
男子А
怖い所も美しい
男子B
それな
女子А
確かに
女子B
美しすぎる
拓哉
あいつのどこがいいんだよ
愛華
(華奈美はどうしてこんな事になったの?誰か私に教えて...)
放課後
愛華
はぁ...
華奈美
ねぇ?愛華
愛華
何?
華奈美
私ね今日拓哉くんに告白しようと思うの?いい提案でしょ?
愛華
そうだね。2人ともお似合いだし
華奈美
ほんとにそう思って言ってる?
愛華
ほんとだよ
華奈美
ふーん,ならいいけど
愛華
何で?
華奈美
だって...あんた達はただの幼なじみなんでしょ?
愛華
そうだけど
華奈美
なら私の彼氏にしてもいいってことよね?
愛華
それは...
華奈美
答えなさいよ!
華奈美は私を押し倒した!
愛華
きゃー!
華奈美
叫んでも無駄よ!誰もいないんだから
愛華
(拓哉...助けて...お願い...)
拓哉
俺はいるけど?
愛華
(嘘...この声...もしかして)
愛華
拓哉...
華奈美
拓哉くん!
拓哉
お前ってさぁいじめるの好きなんだな?
華奈美
そうな事ないけど
拓哉
だってそうじゃん
愛華
拓哉!これは私が悪いの
拓哉
愛華はなんも悪くねぇよ!
愛華
拓哉...
華奈美
拓哉くんまでなんなのよ!もう知らない!
華奈美は帰っていった
愛華
拓哉...あのね
拓哉
もうなんも言わなくていい
愛華
でも!
拓哉
でもじゃないんだよ...
愛華
何で?
拓哉
俺がお前を1番に助けたろ?
愛華
そうだよ!あれは幼なじみだから助けてくれたんでしょ?
拓哉
違ぇよ
愛華
じゃあ...何で助けたりしたの?
拓哉
お前が好きだから
愛華
え?
拓哉
お前が好きだから助けたんだよ
愛華
じゃあ幼なじみだからじゃなくて好きだったからなの?
拓哉
そうだよ…これからはお前を守れるような彼氏でいるから,何でも頼れ
愛華
うん,ありがとう...拓哉
こうして助けてくれた彼は今でも私のそばで守ってくれています