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その日は 帰り道にちょっとした 買い物があって 俺はいつもと違う道を 歩いていたら
ちょうど駅前を通りかかったところで まったく知らない男に 話しかけられた。 俺と制服が違う同年代の男子2人。 たぶん近くの共学の高校。
あきらかに距離が近い。 誰が見ても初対面とは思わないほどの近さ。 囲むような態勢でいて逃げれない。
楓弥
なんて思いながら 愛想笑いを浮かべていたら 誰かが間にスっと 割り込んできた。 その人はコンビニ袋をひょいと 持ち直して男たちに笑いかけた。
愁斗
相手男子1
相手男子2
そう言って ようやく離れていった。 助けてくれたお礼を言おうとしたら ゆっくり振り返って俺の顔を見た。
愁斗
楓弥
助けてくれた人が俺の好きな人 愁斗くん だった事に驚きながらも答えた。
愁斗
楓弥
愁斗
楓弥
愁斗くんの発言に思わず 笑みがこぼれる。
笑った俺を見て 微笑んだ愁斗くん。 やっぱり好きだな。