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やっぱラッキー7⃣
1000にしました
目が滝のようだ
主
主
主
今日はあっきぃがうちに来た時のことを話してくよ。
年齢は…俺が12歳、けちゃが11歳、まぜが10歳、ぷりが9歳であっきぃが8歳だった。
その頃には俺も母さんが弟を連れてきても違和感を覚える所が慣れてしまっていた。
あっと
母親
あっと
母親
あっと
その時、俺が父さんの代わりみたいなものだった。
だって父さんは、病気で死んでしまったから。
俺らに病気の事を伝えたくなくて、自分が死ぬ2日前に俺らに伝えてきたから。
あっと
あっきぃ
まだ慣れていないから怯えているようだった。
あっきぃがうちに来たのは母さんが働く児童養護施設に新しく入ったけど施設に慣れなくて、うちだったら…って事らしい。
母親
あっきぃ
けちゃ
まぜ太
ぷりっつ
母親
ぷりっつ
けちゃ
まぜ太
あっと
けちゃ
まぜ太
ぷりっつ
今思うと…来た頃のあっきぃは今と違ってめちゃくちゃ大人しかったなぁ
まさに…「借りてきた猫」って言葉がぴったりだった。
そこから数日経って、あっきぃが慣れてきた時、事件が起こった。
あっと
ぷりっつ
あっきぃとまぜが遊んでたボールがぷりに直撃しそうになったのだ。
ぷりっつ
あっと
ぷりっつ
まぜ太
あっと
まぜ太
そう言って戻っていくまぜを見送って、視線をあっきぃに戻した時、あっきぃが耳を塞いで座り込んでいた。
あっと
急いで駆け寄ってどうしたのか聞いた。
あっと
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
まぜ太
あっきぃ
ぷりっつ
あの様子を見て、俺はただ事じゃないと思った。
もう小6だったからほとんどの事は分かっていた。
けちゃ
それから俺はけちゃに全て話した。
あっきぃは…誰かにずっと罵詈雑言を浴びせられてたのかもしれないと。
母さんが帰って来てから聞いてみたら正解だった。
あっきぃの母親は病気持ちであっきぃを産んですぐに亡くなったらしい。
それで、大きくなってから大事にしてくれるはずの父親や祖父母などいろんな人から「お前が生まれたから死んだんだ」などと言われ続けてたらしい。
あっと
それを聞いてから俺は悔し涙が止まらなかった。
あっきぃに罪は無いのに…
あっきぃが悪いわけじゃないのに…
だから、俺らだけでもあっきぃの事を大事にしないといけない。
あっと
あっきぃ
あっと
あっきぃ
あっと
あっきぃ
あっと
あっきぃ
抱き着いてきたあっきぃを俺は、ひたすら抱き締めた。
けちゃ
まぜ太
ぷりっつ
あっきぃ
その時俺は、初めてあっきぃが心の底から笑ったのを見た。
あっと
あっきぃ
あっと
ちぐさ
あっきぃ
けちゃ
あっきぃ
まぜ太
ぷりっつ
あっと
ちぐさ
次はちぐの過去編だ。
見てくれたら嬉しいな。