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コメント
3件
最高すぎません！？ まじ天才ですね！ 確かに青くん躾でもさすがにやりすぎだよね…桃ちゃんいやだったんだろうな。めっちゃ怖がってたし、、、 赤くん優しいね、桃ちゃんも白ちゃんの事ちゃんと大切にしてるの好き！ しかも白ちゃんも桃ちゃんのこと好きだね！ほんとさいこうでした！ 続き楽しみにしてるね！無理せずに頑張ってください！長文失礼しました
irxsnmmn注意 𝖢𝖯···▸Ⅰ×Ⅲ、Ⅴ×IV 女体化 要素注意 苦手な方 地雷さんは自衛お願いします
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出荷予定だったから 服着てなかったんだ…
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渡された服に渋々袖を通し 胸元のリボンを結ぶ
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無駄に装飾が多い服を 着慣れない人に着せる神経も悪い
首の後ろと両袖のリボンと レースの装飾が特徴的
女の子なら憧れる 可愛いお姫様の様ワンピース
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触られてないといっても 触られたのは桜兎くらい
桜兎はすぐ抱きつく・くっつくしで 手のかかる子だった
でもいざ離されると胸が ぽっかりと開いた感覚がする
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六花も心配だけど もう引き渡されたみたいだから 会いに行くことは難しい
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首筋に吐息が掛かり 首筋が擽ったい
お礼を言うのも初めてだから これで合ってるか分からない
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意を決しておずおずと 口を開いた
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服の裾を引っ張って 掠れた声でお願いする
引き渡されても所詮 私は誰かの所有物 自分の足で自由に歩けない
だから自由な持ち主に縋ってお願いした
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自分でそう言いながら 体は震えていた
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もしその体を差し出せと言われたら 差し出せないから
体を委ねる程怖いものはない
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何でもするとは言ったけど… お願いって何だろう？
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差し伸べられた手を見て 意味が分からず首を傾げる
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ぷらんと繋がれた手を呆然と見つめ 溜息を付いた
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ちりんとベルが鳴ったと思ったら 首を引っ張られた
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冷ややかな眼差しと声に 背筋がゾッとした
温度がない手が触れた箇所が 冷えたと思うくらい強く握られていた
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髪を掴まれ容赦なく 引っ張り上げられ足が中に浮いた
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力いっぱい引っ張り上げられ 耳に爪が食い込んだ
耳からはポタポタと血が流れ 床に跡を付けた
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先程とは違って優しい力で 髪に触れられた
私の髪を何度も何度も 優しい撫でてくれた
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この人に逆らったら駄目だと 体で理解した
機嫌を損ねないように 言うことを聞けば優しく接してくれる
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初兎ちゃんは嬉しそうに 声が聞こえたと瞳を輝かせた
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連れてってくださいと顔で 訴える初兎ちゃんをじっくりと見つめた
見つめた後“りうら“の唇を動かし 冷ややかな声で言葉を紡いだ
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俺は良いけど…“りうら“は 行かない方が良いって思ってる
けど…初兎ちゃんの気持ちを 優先したいっていう気持ちもある
主人格に逆らうべきか 逆らわないべきか
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自己犠牲が強い子ってのが 最初の印象
話す前は大人しく従順な餓鬼だと 俺は思っていたのにこんなに反抗的なのか…
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従う所は従う素直な子…か。
なら正しい道に導くのが 年上として俺に出来る役割か
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編み込んでいた髪のピンを外し 前髪を横に流した
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さらりと髪に触れると 擽ったそうに肩を震わせた
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首を傾げ不思議そうにお礼を言い 嬉しそうに笑った
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反射的に拒絶すると顔を真っ青にし 必死に謝ってきた
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間違えた
言葉遣いも態度も 全部間違えてしまった
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言う事を聞かない家畜は罰を受ける
体罰もあれば精神的に 追い詰める罰もある
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首元のベルごと掴まれ 白い大きな手が首を絞める
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息が苦しくて呻きながら 大切な人の名前を呼んだ
守りたくて可愛い弟みたいな羊 こんな私にも懐いてくれた良い子
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髪 耳の次は腕を 高く持ち上げられる
ミシミシと音を立てて 腕が高く持ち上がる
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首を横に振り嫌だと意思表示をする
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大人しく口を開け… 入れられたクスリを飲み込んだ
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この子はいつも人の事ばかり気にする
自分が犠牲になっても良いと ハッキリ口にした
そんなに大切な子なら 主人として1度会っておきたい
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聞くと嬉しそうに その子について話し出す
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聞いている限り可笑しな所はないが 引っ掛かる所はあった
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鶏は卵も美味しいけど お肉も美味しくて好き
まぁ…初兎のお友達？は 食べないけど
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鶏の子の話になると 嫌そうに嫌悪感を露わにする
喜怒哀楽がハッキリしてそうな…子が 第1印象だった
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無言で廊下を歩き目的の部屋を “りうら“を手がかりに探していく
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そして目的の部屋を見つけた
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泣きそうな子供の声と楽しそうに笑う 大人の声が廊下からでも聞こえる
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いつだって主人格が 俺達他人格より こいつ(初兎)を思ってる
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有無を言わず初兎の 手を掴みそっと握る
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部屋に入った直後に異臭に気付き 初兎の前に1歩出た
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嗚咽を漏らす初兎の 震える背中を撫でた
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“りうら“が微笑みかけながら話しかけると明らかに嫌そうな顔をされた
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体を抱き寄せて無抵抗な手を引くと まろは怒声を上げた
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強引に掴んでいた手を離し タオルで零れる涙を拭ってやった
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血が滴り落ちる耳を抑え 応急処置として止血した
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何度も何度も震える手で 背中を撫で力強く抱きしめた
躾とはいえここまでするのは 行き過ぎだ
泣いても暴れても薬を飲まされて 脱力されてぐったりしていた
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怯えながら俺に抱きつき顔を埋める
この子は初兎ちゃんの大切な人
ならりうらが守るのも…
主人として正しい事だ
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