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わたしの初恋は幼稚園生の時だった。 正直、あれは本当に恋だったのかすらわからない。
幼稚園生だった時の記憶はだいたい覚えている。 でも、初恋らしき相手とのことはあまりおぼえていない。
幼稚園を卒業してからは、全くその人の名前も顔も見ていない。
彩華
菜々瀬
彩華
わたしたちは小学1年生で、お互い小学校ではじめてできた親友だ。
菜々瀬
彩華
菜々瀬
彩華
ふと廊下を見ると、 かっこいい男子2人が仲良さそうに話しながら歩いていた。
彩華
菜々瀬
彩華
菜々瀬
その人は、わたしがはじめて好きになった人、なぎだった。 いまはもう、すきじゃない。でも、あの笑った顔はおぼえていた。
彩華
菜々瀬
彩華
彩華
菜々瀬
彩華
先生
なぎもたいがくんのように、よくモテた。 あのクシャっとした笑顔が魅力的だからだ。
ほとんどないなぎについての記憶の中で、一番おぼえているのは、 私にも向けてくれたあの笑顔。そして、他の女の子にも向けてたその笑顔。
ー放課後ー
菜々瀬
彩華
とある女子
虎
たいがくんは、教室のすみで告白されていた。
とある女子
虎
とある女子
涙目になりながらその女子は去っていった。
廊下にいたなぎは、たいがくんに話しかけた。
凪
虎
凪
虎
凪
虎
この会話を聞いて、私の恋はまた散った。