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目黒side ある日滝沢くんに呼び出され、 「SnowManに加入しないか?」 そう言われた。 正直俺の心は決まっていた。 もちろん答えは「No」。 せっかくのチャンスだとも思ったが、 俺なんかが入ったらまたみんなに迷惑をかけるに決まっている。 あの日から俺は決めたんだ。 誰にも頼らず、誰にも迷惑をかけずに生きるんだって。 だから俺は………

ある日の稽古終わり

深澤

なぁ目黒?今日この後空いてる?

目黒

えっと…

深澤

よかったらメシでもいかね?

目黒

深澤

舞台のことでちょっと相談したいことあって

目黒

あっ…えっと

深澤

急すぎたなら無理に今日じゃなくてもいいからさ!

深澤

ダメ…かな??

目黒

大丈夫です。明日は…空いてます。

深澤

おっ!おっけい!ありがと!

深澤

じゃあ明日な!店は俺が予約しとくから。楽しみにしてる!

目黒

ありがとうございます…。

深澤side こうして、どうにか目黒とメシに行く約束を半ば強引にこじつけることができた。これで少しは近くなれたらいいんだけどなぁ、、、。

目黒side 昨日深澤くんに急にご飯に誘われた。 正直行きたくなかった。 けど、断る理由もなくどうにもできなず…結局はOKをしてしまった。 どうしよ……。 何話せばいいんだろう…。 心は落ち着かないままだった。

深澤

あっ悪りぃ!待った?

目黒

あっいや、今来たとこです。

深澤

そっかならよかった!入ろ!

目黒

はい…

目黒side 店に入って1時間ほど。 元々話上手な深澤くんのおかげもあって、舞台の話や世間話などで意外とあっという間に時間が過ぎた。 そろそろ2人ともご飯も食べ終え、 帰る頃かな?と思っていた。

深澤

いやぁ美味しかったな

目黒

はい。美味しかったです!

深澤

こうやって目黒と真面目に色々話せて嬉しかったわ

目黒

こちらこそです。ありがとうございます。

深澤

そんなそんな笑

深澤

あのさー、目黒?なんか俺たちといるのってーまだ緊張したりしてる?
それとも何か悩んでることとかある?

深澤

この際だからさ、遠慮なく言って

目黒

あっ……いや…何も…

深澤

ほんとに??

目黒

……

深澤

なんかさまだ加入したばっかで、俺らのこと信用できないかもしれないけど俺らは目黒のこともっと知りたいって思ってるから。

深澤

だからもっと遠慮なく俺らに来てもいいんだぞ?ほら、康二なんてなぁ?笑
あいつ近すぎるくらいだもん笑笑

目黒

……はい

深澤

まぁすぐにとは言わないからさ!

深澤

徐々にでいいから。何かあったらいつでも言って!何でも聞くからニコッ

目黒

ありがとうございます…🙇‍♀️

深澤

じゃあそろそろ帰ろっか

目黒side こうしてこの日はお開きになった。 深澤くんは俺がみんなと馴染めないことを気にしてくれていたのだろう。 それもそうだ。 同じグループになって、3ヶ月経つ というのに未だにみんなと馴染めず、輪に入らないのだから。 いや「馴染もうとしない」というのが正しいのかな?笑 でも無理なんだ。 俺には。 みんなと馴染むなんて。 してはいけないことなんだ。 いくら心細くても。 孤独であったとしても………。

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