コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あおい
もも
もも
などと、つい最近の自分に少し恥ずかしくなりながらも、今日も今日とて あおいと登校する。
あおい
そうはしゃぐあおいに対し、
もも
と思いながら、私はあおいに、バスケが苦手なことを隠したような笑みを浮かべた。
あおいは塾に通っていて頭が良く、中学は陸上部だったらしく運動神経も良い。まさに文武両道で成績優秀な女の子だ。 さらに、絵や字も上手く、歌も上手な完璧なモテモテ女子だ。
もも
…と、私はあおいの横でそう神々に願い、改めてあおいを尊敬した。
体育教師
体育の時間、先生が私たちに指示を出す。
もも
私は少し不安になりながら、先生の指示に従った。
あおい
もも
もちろん!と言いたげに、あおいは笑顔で頷いてくれた。 バスケが苦手だと言うこともあって、私はチームの足を引っ張らないか心配になってしまった。
あおい
もも
私たちはそんな会話をしながら、同じチームにする男子を探す。
?
?
もも
あおい
もも
気のせいかな、と感じつつも気になってしまった。
と、そんな時…
?
私たちはチラッと振り返ると、そこにはクラスメイトの流川楓(るかわ かえで)くん、 霞海椿(かすかい つばき)くんの2人がいた。
あおい
すると突然、あおいが顔を赤く染め、直立不動の姿勢になっていた。
もも
と、私は楓くん、椿くんに返事はしたものの、いつもなら明るく対応するはずのあおいちゃんが、今日は普段と違い少し気になってしまった。
楓
楓くんが、私たちにそう聞いてくれた。
もも
あおい
あおいは、なぜだかいつもの調子を取り戻せていなかった。
___あおいの違和感は感じつつも、なるべく気にせず4人で練習をしていると、先生から集合の合図が送られた。
体育教師
さっそく、赤チームと黄チームの試合が始まる。私達は緑チームで、試合は1番最後みたいだ。
二チームの試合は白熱奮闘していて、火花が散っているようにも見える。 そして紫チームと黒チーム、白チームと橙チームが対戦を終えると、ついに私達の番が来た。
体育教師
__ピーッ!
笛の合図と同時に、私を含む緑チーム、青チームのみんなが動き出す。 ボールはまず、1番背の高い楓くんの手に渡る。
もも
そして、目にとどまらぬ速さであおいへボールをパス…! そしてあおいがドリブルをし、椿くんへパス!
椿くんがゴール付近まで来た時…… __私にパスが来たっ……!?
もも
___バンッ…!!!
私は真正面からボールが頭に当たり、気を失ってしまった__。