/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
私は雪原もえ
そして横にいるのが、私の彼氏、田畑はやと
実は私、彼に隠し事があるの。
それはバイトをしていること
彼の誕生日が、あと三ヶ月後だからお金稼いで飛びっきりのプレゼント買ってあげたい。
だから内緒にしてた。
そんなある日......
はやと
もえ、やっほ
もえ
おお！はやとじゃん
もえ
奇遇だね笑
はやと
持つよ
もえ
そんなに重くないから大丈夫大丈夫〜笑
はやと
いいから！
もえ
ありがとう
もえ
あっ、今日一緒に帰れる？
はやと
ごめん、今日は用事あって。
もえ
そっかー
もえ
じゃあまた今度ね！
もえ
荷物ありがとう！
はやと
おう！
放課後
もえ
（先輩私の事こき使いすぎ！！！
もえ
（なんなの！ムカつく
しん
あーあ、どうせ心の中で俺の愚痴言ってるだろ
もえ
え？
もえ
と、とんでもない！
しん
じゃあそれ終わったら、表の掃除よろしく
もえ
は、はぃ....
もえ
（あー！もう！我慢我慢！はやとの為！
もえ
（ん？あれ？
もえ
はやとだ。
もえ
はーや.....
もえ
えっ
もえ
な、なんで女の人とジュエリーショップ？
もえ
えっ。
はやと
サンキューな。
？
とんでもない！
？
彼女さん、喜ぶといいわね
はやと
おう！
はやと
....ん？
はやと
あれは、もえ？
はやと
間違いない。もえだ
はやと
悪い。先帰ってて
？
う、うん？
はやと
おい、もえ！！！
もえ
はやと....
はやと
お前バイトしてたの？
もえ
う、うん。
はやと
なんで言ってくれないの？
しん
おーい。もえ？
しん
終わったか？
もえ
あっすみません
はやと
誰。この人
もえ
バイトの先輩で....
はやと
お前もしかして浮気？
はやと
だから俺にバイトのこと言わなかったのか？
もえ
ちがっ...
はやと
もういい。
しん
早く仕事に戻れよな。
もえ
....すみません。
翌日
もえ
あっ。はやと...
はやと
......
放課後
もえ
はやと。
はやと
......
１週間後
もえ
はやとっ！
はやと
なんだよ。うるせーな
はやと
毎日しつこいんだよ！
｢目障りなんだよ！！！｣
はやと
（あっ。やべえ。
もえ
そ、そっか。ごめんね。
もえ
そうだよね。目障りだね。
もえ
私最低だ。
もえ
ごめんっ....
はやと
まって.....
ゆうか
もえー！おはよ！
もえ
おはよう
ゆうか
ねえ、はやとと何かあった？
もえ
え？何も無いよ
ゆうか
そんなことない。
ゆうか
お願い。話して？
もえ
実は....
ゆうか
えっ。それ誤解だよ！
ゆうか
あの日、ジュエリーショップ行ったのは、記念日のプレゼント買いに行ったんだって。
ゆうか
最初私についてきて欲しいって言われたんだけど、その日私もバイトでさ。
ゆうか
あれは、はやとの従姉妹さん。
もえ
そ、そうだったんだ
もえ
私一人で勘違いしてた。
ゆうか
はやとのところ、行ってくれば？
もえ
無理だよ
もえ
私もう嫌われたの。
もえ
目障りって言われちゃった
もえ
あはは
もえ
笑っちゃうね
もえ
私最低だ。
ゆうか
もえ....
はやと
ゆうか
はやと
今日もえは？
ゆうか
休み。
翌日
はやと
今日も
ゆうか
休み
１週間後
ゆうか
はあー。
ゆうか
はやとさ、もえのなにが嫌だったの？
はやと
バイトのこと、言ってくれなかった。
はやと
しかもバイト先にはあんなイケメンがいて。
はやと
俺なんかそのうち振られるんだよ
ゆうか
だから目障りなんて言ったの？
はやと
仕方ねぇじゃん。
ゆうか
もえ、結構傷ついてるよ
ゆうか
目障りなんて言われたら誰だって傷つくわ！
ゆうか
もう！はやとめ！！！
はやと
ああああ、悪かった
ゆうか
もえがバイトやってることはやとに隠してたのには、理由があるんだよ。
はやと
え？
ゆうか
それは自分で聞きに行ってきな。
ゆうか
もえは浮気するような子じゃない。
ゆうか
それは、はやとが1番分かってるんじゃない？
はやと
ゆうか
はやと
俺、行ってくる！
しん
いらっしゃいま....せ
はやと
あの！もえは？
しん
休みですけど何か？
はやと
いえ、なんでも。
はやと
すみません、失礼します
しん
待って。
しん
君さ、もえが浮気してるとでも思った？
はやと
......
しん
なーんも知らないんだね。
はやと
え？
しん
もえがバイトやってること君に言わなかった理由
はやと
（ゆうかにも聞いたわ。
しん
面接の時に、彼女1時間も君のこと話してた。
しん
大切な人のために、働いてその人の大切な日にサプライズするんだーって
しん
張り切ってた。
しん
それなのに君は勘違いして。
はやと
え。
しん
もえは家にいるよ。
はやと
あ、ありがとうございます！！
はやと
もえ！！
はやと
お願いだ。いるんだろ？
はやと
開けてくれ！
もえ
はやと？
はやと
もえ。
もえ
なんで...
はやと
勘違いしてた。
もえ
私は最低なやつだよ。
もえ
ほっといて。
はやと
待ってくれ。
はやと
お前が俺の為に頑張ってくれてたのに、俺は気づかないで1人で怒ってた。
はやと
俺の方が最低だよ。
はやと
ごめんな。
もえ
はやと...
もえ
私も勘違いしてた。
はやと
え？
もえ
はやとが女の人とジュエリーショップから出てくるの見て。
もえ
一人で勘違いしてた。
はやと
ぶはっはっ
もえ
なによ！笑
はやと
俺たち2人して勘違いしてたな笑
もえ
もう笑
もえ
待ってて。今下に行く
もえ
はやと....
はやと
もえ....
はやと
大好き
もえ
私も。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
