いや、、いやいやいや。
そんなことくらいで僕らを呼んだの?
『休日暇~』
『僕も暇ですねぇ、、』
『、、なら、遊園地とか言えない?』
そう彼に言えたというのに。
は?マジふざけんな←
黄神
このブレスレットは、、僕があげたんです。お揃いのものが欲しくて
橙樹
ふーん、ほぉぉぉ?”ただの”親友にお揃いのものねぇ、、しかも身に着けるものかぁ
怪しいものを見る目でこちらを見つめるジェルくん。
、、、僕がるぅとくんの事好きなのに勘づいているのか!?
黄神
?普通じゃないですか?
コテンと首を傾ける彼。、、とても腹黒王子と謳われている人だとは思えない
橙樹
、、、まぁ、別にいいんやけど
天然な彼の言動に諦めたのかため息とともに漏れる言葉。
、、免れた、良かった
桃谷
とーこーろーで!次はジェルの誕生日だよな!
橙樹
!!せやな!
黄神
?そうですね
紫央
だね
急に立ち上がるさとみ。キラキラと期待したような瞳を向けるジェルくんと、はてなマークを浮かべるるぅとくん、相槌を打つなーくん。
、、、莉犬君は興味がないのかスマホをいじっている
橙樹
何プレゼントしてくれるんや!?
桃谷
ふっふっふー、、、それはな、、
桃谷
エ〇本
、、、、、、
橙樹
は?
桃色の彼の言葉に急激にこの場が下がった。
彼はひとり「冗談だわ、普通のやつあげる」と大爆笑している。
今回は大滑りだよ、さとみくん、早く気づけ←
流石のジェルくんも盛り上げる気力もないほどに落胆しているのが目に見えて分かった
青猿
ちょ、ちょっと待ってそれは可哀想
見かねた僕がそう口を開いた時
赤崎
ていうか、まず七夕が先じゃん
黄神
、、、そういえばそうですね、、あ、なーくん、誕生日プレゼント家にあるんですよ、持ってきますね
紫央
え、マジで!?ありがとー!
赤崎
俺も持ってくればよかったなぁ、、家遠いから、、。俺の誕生日の時、なーくん一番最初にくれたしね
先程の下がりっぷりは何だったのか、
さとみくんは「笹用意すっかー」って物置の方に行ったし
るぅとくんは窓から自分の部屋へ飛び移る気なのか2階へ上がっていったし
莉犬君となーくんは違う話題へ移っていった。
報われないジェル君へ。
お疲れ様。







