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赤崎

、、、、、、

目が覚める。暗い俺の部屋を見てすぐ目に入るのは中学生の頃のリュック。

、、、そのリュックは泥やら土やら落書きやらで色々汚れていた。

__俺が虐められていた証拠

赤崎

、、、っはぁぁ、、

あの記憶を思い出す度、寒気と頭痛が訪れる

赤崎

でも、大丈夫

俺には友達がいる。

好きな人だって、、、

『昔、俺さ。好きだったんだ。るぅとの事』

、、、失恋しかけたけどね。

目を細めため息をついた

だけど”大丈夫”。

この言葉はおまじない。

誰よりも幸せだから。

俺は、幸せ。

そう言い聞かせられる、おまじない。

今日は7月7日、土曜日。七夕だ。

さとみくん達と会う約束をしている

__俺は七夕が大嫌い。

叶いもしない願い事を書く馬鹿が群れる日。

、、、でも、俺だって一昨年願ったよ。

叶わなかったけど

商店街は賑やかだった。

笹はそこら中にあるし、

七夕らしい飾りがわんさか転がっている

紫央

、、、お菓子をいっぱい食べられますように

一方俺たちも笹の前の短冊に手を伸ばしていた

桃谷

なーくんそれは、、、太るぞ

紫央

良いもん、痩せるし

黄神

そう言って一時期体重とかヤバかったですよね

紫央

うるさい←

黄神

さて、僕の、、、お母さんと距離を縮められますように、あとゲームが上手くなってきてさとみくんに土下座させられますように

橙樹

なーくんとずっと一緒に居られますように!!!

るぅととジェルもウキウキしながらペンを動かしている

桃谷

、、、おいるぅと、何だよ土下座って

紫央

ジェルくんでっかい声やめて

俺たちの声は浮ついた彼らには届かなかった←

皆がワイワイ話している仲僕は莉犬くんと2人離れた場所で呟いた

青猿

、、、僕はどうしよ

赤崎

俺は、、、いいや

青猿

え?莉犬くん何も願わないの?無欲だねぇ

赤崎

あ、、どうせなにも叶わないんだから願う必要もないかなって

青猿

、、、さとみくんとの事は?

莉犬くんはさとみくんが好き。

テスト前、そう教えてもらった。

だけど彼はるぅとくんが好きだった。

僕が好きな人を、彼は好きだった

赤崎

、、、七夕なんかに頼まないよ、自力で頑張るもん

青猿

そのことそのままジェルくんに言ってやりな

赤崎

ははは、、、

僕らは顔を見合わせ微笑み合う

赤崎

、、、ちょっと愚痴聞いてほしいんだけどさ

そう彼は口を開く

赤崎

俺、織姫と彦星に裏切られたんだよ

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君と苺のような恋をするには。Vol.2

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