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熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
熱い冷やし中華
あなたは暗い路地を進む
あなた
以前の出来事が気になりこの道を探していた自分がいる
忘れようと思ったのに…
あなた
あなた
あなたは少し迷うが店に入る
カランというベルの音と共に男が言う
店員の男
あなた
あなたは恐る恐る挨拶をしてみる
店員の男
男はにこやかに返す
男の目は相変わらず細く笑っている
少しの沈黙があり男が口を開く
店員の男
あなた
宮本?誰だそれは
私の友達にそんな人はいない
あなたが考えていると男はカウンター前の椅子を引く
店員の男
あなた
あなたはその椅子に腰かかる
男はカウンター下から一つのビデオテープを出す
そしてブラウン管へ入れる
あなたはブラウン管テレビの方へ目を向ける
店員の男
男は曖昧な表情で言う
テレビに電源が入りジジっと音が鳴る
画面のノイズからどんどん映像が浮き出てくる
店員の男
子供
宮崎瑠奈
私は山崎瑠奈(やまざきるな)
保育士をしている!
子供って本当に可愛い
可愛くて守ってあげたくなる
守ることが私の使命だと思う!
子供
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
子供
宮崎瑠奈
子供
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
子供
この子は少し照れながらも私にお花をくれた
本当に可愛い…
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
私は女の子を呼んだ
お迎えどきが1番忙しい
子供
園児が走って母親に抱きつく
誰がみても微笑ましい光景だ
お母さん
子供
お母さん
子供
女の子は教室へ戻り準備をする
お母さん
お母さんは独り言のように呟く
宮崎瑠奈
私は横で微笑んだ
お母さん
そう言うと彼女はバッグの中を探った
お母さん
宮崎瑠奈
そこには可愛らしくデコレーションされたアイシングクッキーがあった
お母さん
宮崎瑠奈
お母さん
私はアイシングクッキーを受け取った
お母さん
宮崎瑠奈
すると女の子が準備を終えて戻ってきたら
お母さん
子供
子供
宮崎瑠奈
女の子は元気よく挨拶をして母親と手を繋ぎ帰っていった
私も手を振り見送る
19:45
時計を見るともうこんな時間だった
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
私はパソコンに子供たちの記録を書いていた
肩がこっていて痛い…
でもこれも子供達のため!
そう思えば頑張れる
宮崎瑠奈
私はせっせと仕事をしていた
園長
気がつくと園長先生がいた
宮崎瑠奈
園長先生としばらく園児たちのことを話した
園長
園長先生は自分の服のポケットから小さな鍵をだす
園長
宮崎瑠奈
その鍵は金庫の鍵で絶対園長しか持ってはいけない鍵だった
宮崎瑠奈
園長
園長
…信用されているから…か
宮崎瑠奈
園長
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
今日のあの女の子のお母さんにも言われたな…
宮崎瑠奈
私は仕事を終えて家に帰った
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
もちろん返事はない
逆にあったら怖い!
私はお惣菜を温めて席に着く
宮崎瑠奈
私はテレビをつけた
次のニュースです
殺人容疑で男を逮捕、そんなニュースだった
宮崎瑠奈
すると近所の人にインタビューをしていた
近所の人たちは「前から怪しかった」や「挙動不審だった」と言っていた
私は食べながらテレビを見て思った
宮崎瑠奈
私が小さく呟いた
でも待って
もしこれを周りに信用されている人がやったら?
宮崎瑠奈
捕まらないんじゃないか?
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
私は…
私がやったら?
〜次の日の保育園〜
子供
宮崎瑠奈
子供
宮崎瑠奈
子供は私に抱きついた
ぐさっ
子供
生暖かい液体が私の手を濡らした
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
私は子供を教室に持って行って布団をかけた
側から見たら普通に寝てるみたい
宮崎瑠奈
私は次々と子供を殺して行った
先生も子供も
その辺は血の海になった
宮崎瑠奈
私は小さく呟いた
もちろん私は捕まった
意外と血ってへばりつくんだね
警察官
警察官
宮崎瑠奈
どうせメディアだろう
そう思った
でも相手は違った
ガチャっと面談室の扉が開いた
私は無言で椅子に座る
向かい側に座っていたのは…
誰かの母親だった
目の下のクマがすごい
相当泣いたのか目が腫れている
手には子供の遺影
宮崎瑠奈
お母さん
急に声を荒げた
うるさい…なんなんだ
お母さん
お母さん
宮崎瑠奈
返して?
死んでるのに返せる分けないだろ?
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
私は真面目に答えた
はずだった
お母さん
お母さん
お母さん
信用…ねぇ?
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
お母さん
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
宮崎瑠奈
お母さん
やっと黙った
うるさかった
でも私は一つ学んだ
信用されている人でも流石に殺したらバレるんだなって
ジージーと音を立てて映像が終わった
あなた
見てていい映像ではない
どういう話なんだ
店員の男
あなた
男は顎に指を起き考える
店員の男
店員の男
あなた
あなたは椅子から立ち上がり出口に向かう
店員の男
店員の男
後ろから声がする
あなたは無視して店を後にした
…今日一つ学んだ
あなた
あなたは薄暗い路地を歩きながら小さく呟いた