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5話
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中学1年生の頃
（ねぇ…あれってエーミール君？）
（ほんとだ…近づかないようにしないと）
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俺は皆に怖がられていた
力が強いから…とか 見た目が怖いから…とか
俺は、自分でやったことだけど、 内心、凄く傷ついた
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怖いからって理由で仲間から外され 俺は居場所を失っていた
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学校も、強さも全部
俺は嫌いになっていった
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精神が不安定になって 俺は近くにあったハサミで 手首を切ってしまった
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俺はその時、ずっと切っていた
ハッと我に返り、血まみれの手首を見る
想像以上にグロい… だけど、鮮やかな赤だった
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止血はしとかないと…
貧血でいなくなったら このことがバレる…
このときから学校には行かず、 暇さえあればリスカ
そんな日を送っていた
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握られた手は、少し痛かった
けど、このくらいが丁度いい
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俺無しじゃ生きてけない、？
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なんか、期待してまうやん、
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昨日は寝れんかった
エーミールが言ったことが 頭から離れない
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気が狂う
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唐突に聞いたけど…おんのか…
誰やろな…
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なんか、凄いガッカリしてね、？
気の所為か…？
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そこで母は何か察したそう
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こんな話をしながら朝食を食べた
ほんまに誰なんやろ、
next＿
コメント
4件
｢あ､良いんだ？｣で容赦なくお湯ぶっかけるエミはんも好きやし､優しくてノリのいいゾム母も大好きやわw
母最高すぎる！エミさんの好きな人大体予想できる(๑•̀ㅂ•́)و✧
☕さんの可愛さ爆発してるて…😭✨
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