珠莉
(今日もあの子達にいじめられるのか…)
珠莉は重い足取りで学校に向かった
いじめっ子
あら!今日も来たのね…なんでくるの?まあ、そのほうがあんたを苦しめることができるからいいけどwww
いじめっ子
さあ!今日はどんな嫌がらせをしてあげようかしら…
珠莉
(この人たちは頭がイカれてるわ)
キーンコーンカーンコーン
先生
はーい皆さん席について!今日は転校生を紹介します。山吹さん。入ってー
山吹彩織
山吹彩織です。よろしくお願いします。
その子は珠莉と比べ物にならないくらい美しかった
先生
山吹さんの席は…珠莉さんの隣が空いてるわね。
山吹彩織
よろしくね!珠莉ちゃん!
珠莉
(なんでいきなり名前呼びなの…。変な子)
山吹彩織
珠莉ちゃん…昼休み少し話したいの…
珠莉
わ、わかった
昼休み
珠莉
何?話って…
山吹彩織
あなたから変に重い「気」が感じられるの…もしかして…いじめられてるの?
珠莉
何いきなりいじめられてるとか…へっ変なこと言わないでよ…
山吹彩織
嘘でしょ?本当はいじめられてるんだよね?
珠莉
だったら何!?あんたには関係ないじゃない!もともと恵まれてるあんたになんてこの苦労はわかんないわよ!
山吹彩織
そう…私にはあなたの苦労はわからないわ…でもそれを改善する方法はあるわ…
珠莉
えっ
山吹彩織
その方法はね…あなたの顔の上半分とわたしの上半分を取り替えるの…
珠莉
そんなことできるわけ無いでしょ…あんた馬鹿なの?
そう言って珠莉は教室に戻っていった