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第1話 - ひとつの空席

117

2025年05月24日

#sxxn

#ファンタジー

#nmmn

#bl

らい

この世界には六つの種族がいる

数千年前のこの地では種族同士の争いが絶えなかった

そして後に五大戦争と呼ばれる争いは5つの種族が火花を散らした

その中でも最も勝利に近かった種族、精霊族は僅かというところで勝利はできなかった

何故か

神族の介入があったからだ

神族は圧倒的であった

5つの種族が一丸となっても勝ち筋など到底見えない

まさに圧倒的

神族は五大戦争を鎮圧した後こう言った

「我らに滅ぼされたくなければ我らのもとで生きよ。共存し互いを認め合う、それが己として生きる為の最低条件である。」と

従わざるおえなかった

圧倒的な力を目の辺りにした5つの種族

逆らえば死

従うこと以外を見つけられなかったからだ

よって争いは終止符を打ち、共存への道が開かれた

だが各種族にも譲れないものがある

それを解決するための話し合いの場、六族会議の場が設けられた

参加できるのは各種族1名、それも争いを避けるため神族に選ばれたもののみ

その者一生終えるまで責務を果たし、その生涯終えた時新たな後継者が生まれる

六族会議は数千年続く大切なものかつ、長らく受け継がれこの先もなくてはならないもの

だがそれは今ある問題が発生しているのであった────

🚪ｶﾞﾁｬ

スチ

あれ、今日は早いね

ヒマビ・ナツ

おー遅かったな

スチ

んー、早めに来たつもりだったんだけどねw

コサメ

おっはよー！

イルマ

はよ

スチ

おはよー

キセ・ミコト

おはよーすちくん！ﾊﾟｧｯ

スチ

おはよーみこちゃん！

スチ

今日も輝いてるよ！

イルマ

始まったみことオタク

スチ

オタクって！、、

スチ

えっと、

キセ・ミコト

あぁ、オタクはファン？みたいな！

キセ・ミコト

人族特有の言葉みたいなもんやもん！

キセ・ミコト

大丈夫よ！

スチ

ありがとーみこちゃん！ｷﾞｭ

スチ

ねぇ今からでもエルフの里に来ない？？

スチ

全身洗礼で守らせるよ？

キセ・ミコト

えぇー、w

キセ・ミコト

遠慮しとくかも、、w

ヒマビ・ナツ

おいみことが困ってんぞー？

ヒマビ・ナツ

人族には借りがあるから優しくすんのがエルフなんじゃねーのかー？

スチ

うるさい

スチ

逆に獣人様とは険悪ですけど？

ヒマビ・ナツ

あ゛？

スチ

何？

イルマ

やめろ、一応ここは神聖な場所だ、騒ぎだけは起こすな

スチ

わかってるよ

ヒマビ・ナツ

ﾁｯ

コサメ

もー、、w

コサメ

仲良く、ね？((圧

スチ

ｿﾞｸｯ

ヒマビ・ナツ

ｯ、、、

イルマ

、、

キセ・ミコト

ﾋﾞｸｯ

キセ・ミコト

ｯ、((震

スチ

！みこちゃ、大丈夫？

コサメ

あ、！ｯごめんつい、、ｼｭﾝ

キセ・ミコト

えへへ、wちょっとびっくりしただけやから大丈夫よw

スチ

、、ごめん、ｼｭﾝ

コサメ

うぅ、ｼｭﾝ

イルマ

あーすちとこさめがちっちゃくなった

キセ・ミコト

え俺のせい？？

キセ・ミコト

、、でも、なんか今日若干みんなピリついてるよな、

ヒマビ・ナツ

、、まぁ、言われてみたらそうなのかもな

イルマ

、、ﾁﾗ

イルマ

時間だ、座れ

スチ

あー、、

コサメ

、、じゃあいつも通りみこちゃんからで、

キセ・ミコト

あ、うん

ゴーン、ゴーン、、🔔

キセ・ミコト

人族、キセ・ミコト

ヒマビ・ナツ

獣人族、ヒマビ・ナツ

スチ

エルフ族、スチ

イルマ

魔族、イルマ

コサメ

精霊族、コサメ

コサメ

世を統べし栄光に祝福あらんことを─

コサメ

神族、

コサメ

、、、うん、

コサメ

分かんない

イルマ

同意

ヒマビ・ナツ

わかるわけない

ヒマビ・ナツ

だって1回もあってないんだぜ？

コサメ

六族会議、こさめたち1週間に2回くらいここに来て遊んでるけｳｳﾞﾝｯ

コサメ

交流を深めてるけど

スチ

うんガッツリ言ってたよ遊んでるって

コサメ

、、、

コサメ

交流を深めてるけどｯ！！

ヒマビ・ナツ

押し通したw

コサメ

1回も会ったことないし

コサメ

なんなら今日来る予定だったよね？

キセ・ミコト

そうなん！？

コサメ

え、だからみんなピリピリしてたんじゃ、

スチ

うん、そうだよ

ヒマビ・ナツ

その通り

イルマ

そうだな

イルマ

あとこれでみことが話聞いてなかったってことも明らかんなったなw

キセ・ミコト

えっと、、はは、

コサメ

顔死んでるw

ヒマビ・ナツ

神族様がいないと決まんないから集まる必要もないんだが？

スチ

うーん、、もういっそ呼びに行っちゃう？

コサメ

いいねそれ！

コサメ

わんちゃん殺されるかもだけど！

スチ

いいのそれ？w

イルマ

まぁ、このままじっとしてるよりマシか

イルマ

俺は賛成だ

ヒマビ・ナツ

まぁ、いるまがそう言うなら俺も賛成

スチ

うん、みこちゃんは？

キセ・ミコト

え？、、賛成、行きたいけど、

スチ

怖い？

キセ・ミコト

ぅ、うん、

スチ

大丈夫、もしものことがあってもみこちゃんだけは本気で守るから

キセ・ミコト

！すちくん、

コサメ

こさめだって守れるよ！

コサメ

てか争いが嫌いな神族様だよ？

コサメ

殺しなんてしないって！

キセ・ミコト

うぅ、ｯわかった！

キセ・ミコト

俺も頑張る！

ヒマビ・ナツ

偉いぞーみこと！ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

イルマ

じゃー明日またここ集合な！

コサメ

はーい！

キセ・ミコト

うん！

スチ

りょーかい

ヒマビ・ナツ

おう！

キセ・ミコト

じゃあ、送ってくれてありがとすちくん！

スチ

いえいえ！

スチ

というかいつ見ても綺麗だねー

キセ・ミコト

みんなと比べたら小さいけどねw

スチ

いや十分だよw

スチ

、またね！

キセ・ミコト

うん！ﾌﾘﾌﾘ

🚪ｶﾞﾁｬ

サクラ・レン

お帰りなさいませミコト様

キセ・ミコト

れんれん！ただいま！

サクラ・レン

お身体は大丈夫ですか？怪我とか、、

キセ・ミコト

大丈夫！

サクラ・レン

ご無事で何よりですﾆｺ

キセ・ミコト

、、話してもいい？

サクラ・レン

気が済むまでどうぞ？ﾆｺ

キセ・ミコト

やったー！

キセ・ミコト

いつも話聞いてくれてありがと！

サクラ・レン

いえ、当然ですしみこと様のお話はどれも興味深くて

キセ・ミコト

えへへ、wありがと！

イルマ

、、、ｻﾗｻﾗ

ｺﾝｺﾝ

イルマ

！入れ

ヒマビ・ナツ

失礼しまーす

イルマ

なつ？

ヒマビ・ナツ

よっいるま！

ヒマビ・ナツ

あららお仕事とはさすが団長さんですねぇ

イルマ

何かあったのか？

ヒマビ・ナツ

スルーすんなw

ヒマビ・ナツ

特に何もないけど暇だしきた

ヒマビ・ナツ

こいつも行きたいって言うし

イルマ

、、え

コサメ

わぁ！！

イルマ

うるっさ、わざわざ気配消して耳元でそれやんなよ

コサメ

えーいいじゃん！気づかなかったでしょーw

イルマ

で？ガチで遊びに来ただけ？

コサメ

いや？明日のこと！

コサメ

明日こさめんちの近くまで来てくれない？

コサメ

ギリギリまで仕事あるかもだからさー

イルマ

あぁ、わかった

イルマ

ゲートって、あれしかないよな

コサメ

うん

コサメ

精霊族が全力で守ってる他族が唯一神族の世界へ行けるゲート

イルマ

ん、合流して待ってるよ

コサメ

ありがと！

コサメ

じゃあすっちーたちにも言ってくるー！ﾀﾀﾀｯ

イルマ

なつは行かなくていいのか？

ヒマビ・ナツ

言ったろー暇だって

ヒマビ・ナツ

遊ぼーぜ！いるま！

イルマ

仕方ねぇな、w

イルマ

ちょっと待ってろ

ヒマビ・ナツ

ほーい

コサメ

んーと、次はすっちーの座標を〜

．

コサメ様

コサメ

何ー？

．

お時間よろしいですか？

コサメ

あー、あとじゃダメ？

．

えっと、スチというエルフ族の方が

コサメ

すちくん！？

スチ

やっほー

コサメ

ごめんありがと

．

いえﾍﾟｺ

コサメ

すちくんちょうど良かった！

スチ

うん、こさめちゃん俺のとこ来ようとしてたからさー

コサメ

、、見えちゃったか、

スチ

うん見えちゃった、未来

コサメ

サプラーイズ！ってやろうと思ったのにー！

スチ

まぁエルフなもんでw

スチ

で、何か用？

コサメ

あのね───────

スチ

なるほど、わかった

スチ

お仕事がんばってね！

コサメ

うん！

スチ

あ、みこちゃんには言ったの？

コサメ

まだかな

コサメ

今から行こうと思って！

スチ

ふーん、じゃあ一緒に行かない？

コサメ

いーよ！じゃあ早速みこちゃんの座標をーっと！

スチ

、、その座標ってなんなの？

コサメ

そこに的確に移動するために必要なの！

スチ

へぇ、

コサメ

おっけ見つけた！

コサメ

ほい！

スチ

ん、ｷﾞｭ(手)

コサメ

ｷﾞｭじゃーレッツゴー！

サクラ・レン

ﾋﾟｸ

キセ・ミコト

でなー！

サクラ・レン

みこと様

サクラ・レン

どうやらお客様がいらしたようです

キセ・ミコト

？お客様？

キセ・ミコト

でも今日来賓の予定は、

ｺﾂ､ｺﾂ､ｺﾂ

サクラ・レン

、、侵入者、

ｶﾞﾁｬ

コサメ

みこちゃーん！

スチ

ちょ、こさめちゃん流石に外から入った方が

サクラ・レン

排除しますﾀﾞｯ

キセ・ミコト

あｯれんれんストップ！！

スチ

！

コサメ

『止まれ』

サクラ・レン

ｯﾋﾟﾀ

スチ

、、こさめちゃん

コサメ

わかってる

コサメ

みこちゃーんダメじゃんw

コサメ

自分のモノはちゃんと教育しなきゃﾆｺ

キセ・ミコト

ぁ、ぅ、、っ

キセ・ミコト

れんれんはものじゃない

キセ・ミコト

俺の友達だから、っ

スチ

！、、

コサメ

、、ｽﾀｽﾀ

キセ・ミコト

！

サクラ・レン

みこと様！

コサメ

ｽｯ

キセ・ミコト

ｷﾞｭ(目)

コサメ

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞそっか、ごめんねみこちゃん

キセ・ミコト

んぇ、、うん、

コサメ

あと、いきなり襲うんじゃなくて確認ぐらいしなね？

コサメ

みこちゃんのお友達さんﾆｺ

サクラ・レン

、、はい、ですが不法侵入はどうかと思います

スチ

それはそう

コサメ

えへへーwごめんなさい！

キセ・ミコト

反省してないやろ、、

スチ

ははwていうかさすがみこちゃんの従者だけあるね！

スチ

まさかこさめちゃんに素手で行くなんてw

サクラ・レン

ﾍﾟｺ

スチ

で、こさめちゃん？(圧)

コサメ

ハイ

スチ

次みこちゃんになにかしようとしたら許さないからﾆｺ

コサメ

ごめんなさい

スチ

うん、あと不法侵入はダメね？

コサメ

はーい、、

キセ・ミコト

えっと、2人とも何か用？

スチ

あーえっと─────

スチ

って訳なんだけど

キセ・ミコト

わかった！

スチ

じゃあ俺が迎えに行くね

キセ・ミコト

じゃあすちくんが迎えに来てくれるんやろ？

スチ

！わかってたの？

キセ・ミコト

もちろん！

スチ

はいかわいいみてこさめちゃんおれのおs

コサメ

じゃーよろしく！(無視)

コサメ

こさめは仕事がありますのでお先に〜

キセ・ミコト

お仕事がんばってな！

コサメ

うん！

スチ

、、無視された

サクラ・レン

お疲れ様です

スチ

君結構酷いね、

キセ・ミコト

すちくんはいかんの？

スチ

え？あー、、ﾁﾗ

スチ

うん、ちょっと聞きたいことがーって

サクラ・レン

、、私ですか？

スチ

うん！

スチ

っていうか俺達のこと知ってるのかなーってさ

サクラ・レン

いえ、存じ上げてはおりませんがきっと六族会議での方ですよね

スチ

おー正解！

キセ・ミコト

なんでわかったん？

サクラ・レン

みこと様がよく話しているのでw

サクラ・レン

すち様ですよね？

サクラ・レン

お話は聞いてます、エルフ族の優しいお方だと

スチ

優しい、か、ﾁﾗ

キセ・ミコト

うん！すちくんは優しいよ！

スチ

ははw嬉しいなぁ、

スチ

こさめちゃんとかは？

サクラ・レン

コサメ様は強くて可愛い子供みたいな方だと

スチ

へー！

キセ・ミコト

ん、なんか恥ずいんやけど/

スチ

じゃあさ！

キセ・ミコト

ちょ、もうやめてや！！

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