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ケダモノ男子に囲まれて。

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ケダモノ男子に囲まれて。

5 - ケダモノ男子に囲まれて。(5)

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2018年12月28日

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成宮 雫

…んっ…!

安達 彼方

…ああ…可愛い。

成宮 雫

そんな…言わないで…っ

意識がしっかりしない…

気付いたら私は、下着姿になっていた。

すると…

安達 彼方

…見て?

安達 彼方

雫ちゃんの恥ずかしい顔

安達 彼方

バッチリうつってる…

成宮 雫

やだ…見ないで…っ

目の前にある大きな鏡に

私と彼方くんが映り込む。

そして、彼方くんの手が触れようとした時…

コンコンっ

夏川 莉斗

彼方〜?いる?

莉斗…くん?

安達 彼方

…いるけど。

夏川 莉斗

おお、返事した。

夏川 莉斗

なんか、お前の彼女が探してたぞ〜?

彼女…?

彼方くん、彼女がいたの…?

安達 彼方

……そう。

…何か、不機嫌そう…?

成宮 雫

あのっ…

夏川 莉斗

…へ?その声もしかして!

や、やばいっ!

私いますごい格好してる…!

夏川 莉斗

彼方〜入るぞ?

ガチャッ

夏川 莉斗

…あれ?雫ちゃんは?

安達 彼方

雫ちゃん…?

夏川 莉斗

いや、てっきり雫ちゃんがいるのかと思って…

安達 彼方

…まさか。

安達 彼方

いるわけないじゃん。

夏川 莉斗

だよな〜っ!

夏川 莉斗

だって、雫ちゃんに手だしたら翔…

安達 彼方

わかってるよ。

私は今、ベッドの下に潜り込んでる。

ベッドの中じゃなくて、

下です。

…それにしても、

私に手を出したら…ってどーゆーこと…?

翔くんが何か関係あるの?

夏川 莉斗

…まて!

夏川 莉斗

やっぱり誰かいるでしょ!!

夏川 莉斗

夏川センサーが、そう言ってる!

何…っ夏川センサーって…!!

安達 彼方

もーいいから帰りなよ。

安達 彼方

俺寝たいんだけど。

夏川 莉斗

え〜?彼方の彼女は?

安達 彼方

……彼女じゃねぇし。

夏川 莉斗

あっ、そうだったな♪

夏川 莉斗

俺もひぐっちゃんに会いに行こうかな…

安達 彼方

ん。そうして。

夏川 莉斗

…じゃ!俺行くわ〜

安達 彼方

はいはい。

少し会話をしたあと、

莉斗くんは帰っていった。

…莉斗くんは志乃と付き合ってないのかな?

成宮 雫

…よいしょっ…

安達 彼方

よく隠れたね…?

安達 彼方

えらい。

頭にポンっと手が添えられる。

安達 彼方

まぁ、僕は本気でするつもりなかったんだけど。

成宮 雫

…へ?

安達 彼方

雫ちゃんあんまり無防備だからさ。

安達 彼方

翔より先に変なヤツらに襲われると思って。

ん…?まてまて?

理解が追いつかないような…

成宮 雫

じゃあ…私…

安達 彼方

ん、意識も戻ってきたか〜

そう言うと、彼方くんは、

安達 彼方

この学校の、

安達 彼方

『遊び』について教えてあげる。

彼方くんから聞いた話によると、

『遊び』は

いわゆる、体だけの関係。

安達 彼方

雫ちゃんって、鈍感でしょ。

成宮 雫

…へ?そんなことないよっ!

各学年事に、女子は7人ほどいる。

全寮制というわけなので、

体も溜まってくるわけで…

数少ない中で、『遊ぶ』相手を選ぶのだと。

大きく3つに別れており、

【ビッチ・下僕】 周りのそれぞれの男子に 毎日のように遊ばれている。 誰でも遊んでいい人達。

【専属】 顔の可愛い女の子や、 誰とでも仲良くできる子など、 男子3人ほどを選び、 日をまたぐごとに遊ぶ人達。

そして、最上級は…

【公認】 周りの誰も手だしをされず、 その2人だけが遊ぶことを許されている。 いわゆるカップルのようなもの。 選ばれた人達しかなれない。

安達 彼方

ん〜簡単に言うとね〜

安達 彼方

莉斗と樋口さん。

安達 彼方

あそこは、公認なんだ。

成宮 雫

公認…ってことは…

安達 彼方

うん。

安達 彼方

そーゆー関係。

志乃…そうだったんだ…?

成宮 雫

そう…なんだ…

安達 彼方

…びっくりした…?

成宮 雫

う、うん…少し…

成宮 雫

それに、好きでもない人と

成宮 雫

どうしてそーゆーことが…

安達 彼方

まぁ、解消みたいなもん。

安達 彼方

男子ばっかの息苦しさを

安達 彼方

皆まぎらわせてんの。

そうだった…

って、あれ?

じゃあ、私と翔くんの関係は…

これも、遊び…なんだよね…?

安達 彼方

…どうしたの?

成宮 雫

えっ…い、いやなんでもないよ…

安達 彼方

……だめ。

安達 彼方

無理したら、よくないよ。

成宮 雫

う、うん…

成宮 雫

じゃあ、聞いてもいい…?

安達 彼方

うん。

成宮 雫

私と…その…

成宮 雫

…っ翔くんの!関係って…

安達 彼方

ふふっ、面白いこと聞くね。

だって…翔くんは、

私のことを守ってやれるって…言ってた。

安達 彼方

翔はね…

バンッ!!!

成宮 雫

きゃっ!

天堂 翔

彼方てめぇ…

安達 彼方

…どうしたのさ。そんなに怒って。

成宮 雫

翔くん…!

天堂 翔

莉斗から聞いた。

天堂 翔

彼方の部屋に行ったら

天堂 翔

雫が…襲われてたって…

…ん?!莉斗くんにバレてたのっ?! しかも…なんか色々バレてる!

成宮 雫

まっ、待って!

成宮 雫

私は、大丈夫だよ?!

安達 彼方

…襲ったけどね。

成宮 雫

〜っ!?

彼方くん?!言っちゃうの?!

天堂 翔

…へぇ

すると、私の前にぶわっと大きな影ができ

そのまま腕を引っ張られた。

天堂 翔

雫、きて。

成宮 雫

へっ、ちょっ…!?

安達 彼方

…ふふ、楽しんで?

成宮 雫

…?

引っ張られる手が、

すごく強くて、思わずコケそうになる。

成宮 雫

翔くんっ…あのっ

天堂 翔

ちょっと黙ってて。

ガタンッ!

そのまま私たちの部屋に入り、

壁に強く押し付けられた。

こんにちは!しだにのです! うん。『遊び』とは…いわゆる『セフ』 …失礼しました。 次回!翔くんの嫉妬ガンガンパートです! いいね300で続きを出したいと思います! 応援よろしくお願いします💪❤

ケダモノ男子に囲まれて。

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