白崎あかね
今日は路地裏の落書き清掃ですね!

梅宮一
そ!ピッカピカにするぞー!!

白崎あかね
おー!!

桜遥
クソ…んでこんなことやんなきゃいけねえんだ

梅宮一
これも不良の仕事のうちだ!

桜遥
なんで仕事なんだよ!?

楡井秋彦
まあまあ桜さん!街のみなさんが笑顔で過ごせるようにも頑張りましょうよ!

蘇枋隼飛
うんうんそうだよねー

杉下京太郎
…

柊登馬
白崎

白崎あかね
はい!

柊登馬
無理はすんなよ

白崎あかね
お気遣いありがとうございます!

白崎あかね
でも私も少しでも街の役に立ちたいので!

柊登馬
いいぜその根性

白崎あかね
なっ!

柊登馬
頑張ろうな

白崎あかね
はい!

楡井秋彦
あかねさん、柊先輩は大丈夫なんですか?コソッ

白崎あかね
うん!なんかお兄ちゃんみたいな感じがして個人的には好き寄りかな〜

楡井秋彦
わかります!

白崎あかね
(届かん…!!あとちょっと…!!)

梅宮一
いいよ俺やるよ!

白崎あかね
へ?

なななななんと梅宮さんが後ろから私を覆いこむような体勢で、届かなかったところを塗ってくれる
白崎あかね
ううううう梅宮さんんんん??

梅宮一
お?どうした?

白崎あかね
(あ、あざとい天然系だ……!!)

梅宮一
ん、顔真っ赤だぞ?

梅宮一
まあ今年は暑いしなー!!

梅宮一
んじゃちょいと休憩するか!

白崎あかね
うううう〜…

桜遥
大丈夫かよ

白崎あかね
え?

桜遥
ほら水

白崎あかね
え、あ、ありがとう……

桜くんはたぶん自分が持っていたペットボトルをくれた(もちろん未開封)
白崎あかね
………

桜遥
んだよ

白崎あかね
自分のは……いいの?

桜遥
別にいらねえよ

桜遥
こんな暑さどうってことねえし

白崎あかね
間接……になっちゃうけど本当に駄目そうだったら言ってね…?

桜遥
なっ!//

桜遥
お前んなこと簡単に言うな!!俺は強えから大丈夫だ!!

白崎あかね
いやいや汗かいてるよ?私より顔真っ赤だし

桜遥
いーから構うな!!//

桜遥
チッ……ったく…/

蘇枋隼飛
桜くんはすぐに顔赤くなるね?

桜遥
う、うるせえ!!自然現象だ!!

蘇枋隼飛
まあわかるよ〜

蘇枋隼飛
あかねちゃん可愛いもんね

桜遥
は、はあ?

蘇枋隼飛
俺もあーんな子彼女にしたいなって思うよ

桜遥
てめぇのタイプなんか知らねえよ

蘇枋隼飛
まあでもタイプとか好意とかじゃなくてもさ

蘇枋隼飛
彼女のあの頑張る姿、それは桜くんも惹かれたでしょ?

蘇枋隼飛
小柄なのに強くて芯がある…逆に羨ましくなったんじゃない?

桜遥
………

桜遥
羨ましくなったほどではねえよ

桜遥
でもここに入ったのはきっとあいつにも譲れねえ何かがあって、覚悟を決めてここにいるってことだろ

桜遥
それは女なのにすげえって思う

蘇枋隼飛
そうだね

白崎あかね
桜くん!サボらないで!

楡井秋彦
うわーやってますね桜さん

桜遥
はぁ!?サボってねえよ!!

梅宮一
サボったら倍だな〜

桜遥
ふざけんな!!

普段ヘラヘラ笑っている子が、実は色々抱えて生きていたりしてるもんなんだよね