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天使が現れた森。

天の声

○○の少し先では、ロノ達による天使狩りが繰り広げられていた。

天使

死になさい。命のために。

ボスキ

ほらよッ!!

天使

し、しにな、さ

ラト

おやおや、随分と活きがいいですね。

ラト

私も負けてはいられませんねぇ。

天使

死になさい。命のために。

ラト

クッフフ、やはり戦いは楽しいですね。

天使

しにな、さ、、命の、ため、、

ラムリ

わお、派手にやるねラトっち。

天使

死になさい。命のために。

ラムリ

って、こっちも来てたか〜

ラムリ

うんうん!!

天使

しになさ、、、ため、、に

アモン

ラムりが笑顔で天使を…。

アモン

敵には回したくないっす。

天使

死になさい。命のために。

アモン

おっと、こっちもまだまだ殺られ足りないんすか?

アモン

もぉ〜、仕方ないっすねぇ〜

天使

し、しにな、、さ、、

アモン

いっちょ上がりっす!!

天使

死になさい。命のために。

ルカス

う〜ん、キリがないね。

ルカス

そぉ〜れ♪

天使

し、しにな、、さい、

ユーハン

相変わらず、楽しそうに倒しますねルカスさんも。

ルカス

そうかい?

ユーハン

はい。

ユーハン

何故なんです?

ルカス

それはね♪

天使

死になさい。命のために。

ルカス

おっ、居た居た♪

ルカス

えい♪

天使

し、なさ、い、ため、、

ルカス

見た目は天使だけど、頭の中で天使から貴族の姿へと変えているからだよ♪

ルカス

日頃のストレス発散になるからね♪

ユーハン

そ、そうなんですね…。

ラムリ

ルカス様!!それ、名案ですね!!

ラムリ

じゃあ、早速僕も!!

天使

死になさい。命のために。

ラムリ

お!!居た〜!!

ラムリ

よし!!あいつは貴族…、貴族…、貴族…。

天使

死になさい。命のために。

ラムリ

貴族…、貴族…。

いつものウザイ貴族

死になさい。命のために。

ラムリ

あ!!出来た!!

ラムリ

それじゃあ…、よっと!!

いつものウザイ貴族

し、な、命、、めに、、

ラムリ

やった!!クソ貴族を倒した!!

天使

死になさい。命のために。

ミヤジ

チッ、キリがねぇな。

ミヤジ

倒しても倒しても湧いてきやがる。

セラフィム

あぁ。そうだろうね〜。

セラフィム

私でも数え切れない程だからね。

ハウレス

なっ、

ナック

知能天使…!?

セラフィム

おっと、挨拶が遅れてしまったね。

セラフィム

あれから元気にしてたかい?

セラフィム

久方ぶりだね。

ハナマル

そりゃ、ご丁寧にご挨拶どうも。

天使

死になさい。命のために。

ハナマル

よっと

天使

し、になさ、、命、いの、

ボスキ

おい、知能天使今回来たのはお前1人だけでは無いんじゃねぇか?

セラフィム

おぉ、ご名答。流石だね、ボスキ・アリーナス。

ボスキ

俺の名を気安く呼ぶんじゃねぇ…

天使

死になさい。命のために。

ボスキ

よぉ"!!

セラフィム

あぁ、それはそれは失礼したね。

ケルビム

悠長に話している場合かい?セラフィム。

セラフィム

ん?なんだ、ケルビムか。

ケルビム

"なんだ"って失礼だね。セラフィム。

セラフィム

アッハハ、ごめんごめん。

セラフィム

いきなりこっちに来るもんだから、ついね。

ケルビム

あー、そう。

セラフィム

冷たいなぁ〜。

ロノ

おい!!何、喋ってんだ知能天使!!

ロノ

俺らのことを忘れたように呑気に話してる場合か!!

セラフィム

えぇ〜、だって私が直接手を下さずとも

天使

死にさない。命のために。

ロノ

お前は何度倒せば消えんだよ!!

セラフィム

ほらね。普通の天使が相手してくれるだろう?

セラフィム

それじゃあ、私は高みの見物といくよ。

ミヤジ

そうはさせん。

セラフィム

おっと…

ミヤジ

チッ、避けたか。

セラフィム

危ない危ない、ヒヤヒヤしたよ〜。

ケルビム

ハァ、呑気すぎるよセラフィム。

セラフィム

天使が多いから少し気が緩んでしまってね。

セラフィム

今一度、気を引き締めるよ。

ケルビム

まぁ、私も気を緩めないようにしなくちゃだけど…。

ケルビム

ッ!!

ケルビム

…ハァ、改めて気を引き締めた途端に攻撃ねぇ。

ハナマル

なんだ、受け止めてくれて良かったんだぜ?

ケルビム

敵の攻撃を受け止めれるほど、私は優しくないさ。

ハナマル

そうか〜、俺は優しい人が好きだけどねぇ。

ハナマル

主様なんか、俺のドタイプだしね〜。

ケルビム

そうなんだ。

ケルビム

その優しさが仇にならないように、私は祈っておいてあげるよ。

ハナマル

それは要らねぇ心配だ、なッ!!

ケルビム

っと、これ私が翼を取られていたら危なかったね。

ハナマル

その邪魔な翼を撃ち落としてやろうか?

ハナマル

服も着ずらいだろ?優しい優しい、このハナマル様が綺麗サッパリにしてやるよ。

ケルビム

いや、それは遠慮しておくよ。

ハナマル

あぁ、そう。

ハナマル

じゃ、俺の放つ攻撃を受け止めてくれたらそれで良いよ。

ケルビム

それも遠慮しておくよ。

ハナマル

そ、でも俺は攻撃を止めることはしないぜ?

ケルビム

そうだろうね〜。

ケルビム

今もこうして、話しながら避けてる事だし。

ハナマル

俺の攻撃を軽く避けるなよ。

ケルビム

綺麗だろう?

ハナマル

別に。

ハナマル

醜いだけだぜ、知能天使さんよ。

ユーハン

ハナマルさんッ!!

ハナマル

ん?

ハナマル

おわッ!!

ハナマル

あっぶねぇ〜

セラフィム

なんだ、君も軽く攻撃を避けるじゃないか。

ユーハン

間に合ったみたいで良かったです。

ハナマル

助かった、ありがとうなユーハン。

ユーハン

いえ。

ユーハン

これでも仲間ですからね。

ケルビム

ねぇ、セラフィム。

セラフィム

なんだい?ケルビム。

ケルビム

私とセラフィムの2人掛りで攻撃したら、誰か1人は潰れるんじゃないかな?

セラフィム

あぁ〜、言われてみればそうだね。

セラフィム

じゃあ、私と2人で一斉に攻撃を仕掛けようか。

ケルビム

そうだね。

ハナマル

なッ!!

テディ

え!?

ミヤジ

2人一斉に攻撃するだと?

ナック

やはり、知能があるって厄介ですね。

ラムリ

言ってる場合!?

天の声

少し離れて待機している、○○とベリアンとフェネス以外の執事達はセラフィムとケルビムの共同攻撃に集中していた。

天の声

一方、○○達の方では…。

フェネス

ベリアンさん、あちらの方で凄い戦いが起きてますよ…。

ベリアン

えぇ、そのようですね。

フェネス

加勢しに行った方が良いのでしょうか…?

ベリアン

う〜ん…

○○

私なら、ベリアンが居れば大丈夫だよ!!

○○

ロノ達を助けてあげて、フェネス。

ベリアン

え…?

フェネス

ですが…

○○

大丈夫だよ!!

○○

私は、自分が傷つくよりもロノ達が傷つくのが嫌なの。

ベリアン

それは、私達も主様が傷つくのはッ

○○

私からのお願い。

○○

ベリアンの強さをフェネスも分かってるよね?

フェネス

はい…。

ベリアン

主様!!

○○

私なら大丈夫だよ。だって、ベリアンが居てくれるから。

○○

ね?

天の声

○○は、それでも心配するベリアンを安心させるように優しく微笑んだ。

ベリアン

わ、かりました…。

ベリアン

主様の頼みを承らないのも失礼にあたってしまいますよね…。

○○

私の無茶なお願いを聞いてくれてありがとうベリアン。

○○

フェネス、早く行ってあげて。

フェネス

分かりました主様。

フェネス

主様もお気をつけて…。

○○

うん、フェネスもね。

フェネス

はい。

天の声

フェネスは、ロノ達への加勢に向かって行った。

ベリアン

主様、天使のことならお任せ下さい。

○○

うん。ありがとう。

天使

死になさい。命のために。

○○

わっ!?

ベリアン

主様ッ!!

天の声

ベリアンは突然現れた天使から○○を守るため、自身の後ろに隠した。

天使

死になさい。命のために。

ベリアン

フッ…!!

天使

し、しになさ、命の、、

天使

死になさい。命のために。

ベリアン

ッ…

天使

し、なさ、、た、ために、

天使

死になさい。命のために。

ベリアン

キリがありませんね…。

天使

死になさい。命のために。

天使

死になさい。命のために。

天使

死になさい。命のために。

○○

こんなに!?

ベリアン

少し、こちらの方が不利ですね。

天使

死になさい。命のために。

ベリアン

なッ

天の声

ベリアンは、あまりの天使の数の多さに倒すスピードが追いつかず天使達に囲まれてしまった。

○○

ベリアン!!

天の声

○○が、天使に囲まれてしまったベリアンに向かってその名を口にした時、後ろから声がした。

スローン

他人(ひと)に気を取られている場合か?

○○

え…?

天の声

ベリアンは、目の前の天使を倒すのに集中していてこちらのやり取りには気がついていないようだ。

○○

だ、誰…?

スローン

私は知能天使。名は"スローン"だ。

○○

どうして…

○○

新しい知能天使が…、、

スローン

さぁな。

スローン

それは、お前が知る必要も無いことだ。

スローン

さて、私は私で私の仕事を果たすとしようか。

スローン

…。

○○

え、何…、、

○○

近ずいて来ないでッ!!

○○

"仕事'"…?

○○

皆を傷つけるの…?

スローン

"皆"?

スローン

悪魔執事の事か?

○○

そう。

○○

それ以外に何があるって言うの?

スローン

あぁ、それなら私のやるべき仕事じゃない。

○○

じゃあ、何をしにわざわざこちらの世界に?

スローン

それはだな…

○○

ッ…!?

スローン

お前を連れ去るためだ。

○○

…。

スローン

ま、既に気を失ったお前に言おうが聞こえていないだろうがな。

スローン

だが、私にも何故このような貧弱な娘を攫わなければならんのかは知らん。

○○

…。

スローン

さて、私の仕事もこれで終いだ。

スローン

さっさと、この娘を連れてセラフィム達の所へ戻るとするか。

天の声

そう言うと、スローンは○○を抱き抱えて空を飛びセラフィムの所へ向かった。

スローン

…。

ベリアン

ッ!?

天の声

自分の頭上を○○を抱き抱えながら飛んでいくスローンを目撃したベリアン。

ベリアン

主様ッ!!

天使

死になさい。命のために。

ベリアン

…。

天使

し、しにな、ささ、し、し、

天使

死になさい。命のために。

ベリアン

…。

天使

死に、なな、い、、

天の声

ベリアンは、先程までとは比べ物にならない程の速さで天使を次々と倒し…

天の声

スローンが飛んで行ったフェネス達の方向へと足を走らせた。

天の声

一方、ロノ達の方は…。

天の声

フェネスが到着した頃に遡る…。

フェネス

ハウレス!!ボスキ!!アモン!!

ハウレス

フェネス?

ボスキ

加勢に来てくれたのか?

フェネス

うん。

フェネス

俺も戦うよ、皆。

アモン

それは有難いっすけど、主様は大丈夫なんすか?

フェネス

それは俺も、気になったんだけど主様が"大丈夫"って言って送り出してくれたんだ。

バスティン

ベリアンさんも、弱くはないからな。

フェネス

うん。それは俺も分かってるんだけど…。

ミヤジ

主様がベリアンの強さを知っていて信頼しているからこそ、フェネスを送り出したということか。

セラフィム

あれれ?

セラフィム

1人増えてしまったよ、ケルビム。

ケルビム

なに、1人増えたところで造作もないさ。

ケルビム

私達の"計画"は変わらないからね。

セラフィム

まぁ、それもそうだね。

ラト

おや、何をごちゃごちゃと話しているのですか?

ラト

まだ、呑気に話せていられる程の体力が余っているんですね。

ラト

私が、その依代の体を壊して差し上げましょう。

ラト

ッ…。

セラフィム

おっと、、

ケルビム

セラフィム。今、羽掠らなかった?

セラフィム

少し、避けるのが遅れてしまったみたいだね。

セラフィム

君、なかなか速いね。

ラト

貴方たち知能天使に褒められても何も嬉しくはありません。

ラト

私が褒められたいのは、主様とミヤジ先生だけです。

セラフィム

へぇ〜。

ミヤジ

何を笑っている。知能天使。

セラフィム

いやいや。

セラフィム

君達は、本当に悪魔執事の主を大切に思っているんだな〜って思っちゃって。

ボスキ

それの何が悪い。

セラフィム

バカにはしていないさ。

バスティン

じゃあ、お前は何故そんなにも可笑しそうに笑っている。

セラフィム

あぁ、それなら…

ケルビム

これから起こす私達の実験に、君達が"どう反応を示すか"が面白そうだから。

ルカス

はい?

ケルビム

そうだよね?セラフィム。

セラフィム

そう。ご名答だよ、ケルビム。

ナック

"実験"…?

フルーレ

何をする気だ!!

セラフィム

私が今ここで答えずとも、すぐに答えが分かるよ。

バスティン

は?

ミヤジ

貴様何を…

ベリアン

皆さん!!

テディ

え?

ユーハン

ベリアンさん?

ロノ

主様は…?

ケルビム

おや、全員揃ったね。

セラフィム

ということは、やったみたいだねあの子。

ケルビム

そうみたいだ。

ベリアン

皆さん、聞いてください主様がッ

スローン

お前らが探している

スローン

"主様"とやらの娘ならここに居るぞ。

○○

…。

ハウレス

なッ

フェネス

主様!!

ラムリ

主様ッ!!

ハナマル

主様!!

天の声

そこには、新たに生まれた知能天使スローンにより気絶させられ攫われた○○が抱き抱えられていた。

セラフィム

やぁ、スローン。

セラフィム

随分と仕事が早かったみたいだね。

スローン

私がたかが、1人の娘を攫うのにそんなに時間が掛かるとでも思うのか?

セラフィム

遅いなんて思っていないさ。

セラフィム

ただ、想定していたよりも早かったから遊ぶ時間が無くなってしまったな〜って。

スローン

あぁ、そうか。

スローン

なら、少しは悪魔執事達と楽しめたか?

セラフィム

あぁ、お陰様でね。

ケルビム

それじゃあ、私達は用が済んだ事だしこれで…

ベリアン

待ってください!!

ベリアン

主様を攫って何をするおつもりですか?

セラフィム

さぁ。

ケルビム

何をするのか。

セラフィム

考えてみてよ。

セラフィム

頭のいい"君"なら、分かるはずだ。

ベリアン

…。

フェネス

(ベリアンさん…?)

ラムリ

主様を返せ!!

ラト

私の大切な主様を返していただきますか?

スローン

それは無理な願いだな。

ケルビム

どうしても悪魔執事の主を助けたいのなら、そこに居る"ベリアン・クライアン"に尋ねるがいいさ。

ケルビム

彼は"何かと頭が冴えている"からね。

アモン

主様を返してくださいっす。

ロノ

主様を返せこの野郎!!

ナック

主様を返してください。

スローン

ハァ…、貴様らしつこいぞ。

スローン

そんなに言うのならこの娘を消し去ってやろうか?

○○

…。

ユーハン

なッ…

セラフィム

まぁ、消し去っても面白そうだから私は賛成かな。

ケルビム

ハァ…、気分屋ばかりでこちらは骨が折れそうだ…。

スローン

ハッ、1番の気分屋がよく言えたな。

スローン

今回の"計画"も全て、お前のその場での思いつきでこうして決行しているってのに。

セラフィム

まぁ、良いじゃん。面白そうだし。

スローン

それもそうか。

スローン

じゃ、この娘は攫っていくぞ。

セラフィム

次の再開を心から楽しみにしているよ。

セラフィム

悪魔執事さん。

ケルビム

君達の態度次第では、悪魔執事の主を消すことになるから気をつけてね。

ボスキ

は"?

ケルビム

また、お会いしよう。

天の声

ケルビムがそう言ったかと思うと、あれ程居たはずの天使が1人残らず消えており。

天の声

セラフィム、ケルビム。そして、○○を抱き抱えたスローンは空高く飛び去って…

天の声

やがて、見えなくなった。

天の声

…。

天の声

続く。

ベリアン、元天使説は本当だった世界。

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コメント

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え待ってほんとに最高すぎますせんかね?師匠凄すぎません? 最高すぎてなんか涙が出てきました(?) おベリのヤンデレ気になる…(変態です) 長文失礼しました.ᐟ.ᐟ.ᐟ

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