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学生
学生
永
永は、見えない誰かと話している様子で 角の向こうへ消えていった香織を 気にしていた。
永
人の少ない道。 香織は確かにこの道を歩いていった。
ここからは他に曲がり道も無いため、 そのまままっすぐ進んでいく。
永
教室の目の前まで来てみたが、 特に変わったことは無い。 扉も閉まっているし、 中から物音も聞こえない。
引き返そうとした瞬間、
一瞬、教室が揺れるのを見た。
教室「だけ」が揺れたのだ。
永
気のせいだとは思いつつ、 何となく扉を開けてみると、
そこにしゃがみこんで震えている香織が居たのだ。
思わず駆け寄り、すぐそばに屈む。
永
自分の声で顔を上げた香織は、 ぐしゃぐしゃに泣いていた。
思い切り抱き着いてこられた時も、 驚きつつ背中を撫でた。
昔からこういう危なっかしいタイプを 放っておけない。
怪我をしていたり、 泣いていたり、 助けを求めている人を 見捨てることが出来ないタイプ。
その性格のせいで、 損することはとても多かった。
香織
保健医
香織
保健医
香織
保健医
香織
保健医
香織
保健医
香織
保健医
保健医
保健医さんの優しい笑顔。 なんだか胸が暖かい。
香織
保健医
香織
香織
保健医
保健医
でも結婚してるって言われても不思議じゃないしなあ...
香織
保健医
香織
保健医
保健医
保健医
香織
保健医
香織
香織
保健医
香織
保健医
香織
(30手前かあ...)
(それはそれでエロいかも、、)
香織
抱き締めてくれた (正:抱き着いた) 時の感覚を思い出して、ドキドキする。
見ず知らずの私を 何度も助けてくれて....
香織
香織
結局その日は、 ドキドキしっぱなしで寝られなかった。