In The Room 〜推しと幼なじみと1つ屋根の下〜
和泉舞白
再投稿すいません💦
家って大事だよね、
屋根があって
壁があって
暑さも寒さも凌げるのに
暖房にお風呂にキッチンまであって、
人間の暮らしを豊かにする 最高の場所なんだから
人はそれで満足してるはずなのに、
何か足りないような気がして、
満足しきれていない私は
何が足りてないのだろう、
第1話
冬の大寒波が過ぎたであろう 1月のこの季節
私は運んできたダンボールを開けて 荷物を取り出したりしていた
宮野志帆
宮野志帆
なんでこの時期かって言うと、
前に住んでいた家のベランダに 大きな蜂の巣があったから、
大家さんや近隣の人に
「よく気づかなかったよねあんな大きいの」
なんて言われるほどだ、
宮野志帆
そんな独り言は新しい家ではまっさらな白い壁に吸い取られていく
深澤辰哉
宮野志帆
深澤辰哉
私の幼なじみ兼フッ軽の暇人である 深澤辰哉、
終わった終わった〜なんて伸びをしている人だけど、
私自身、この人は好きでは無い、
遊び人だから、
そのため私は都合のいい時にしかこの人を呼ばない、
そう決めていた、
深澤辰哉
宮野志帆
宮野志帆
辰哉が開けた箱は 雑誌や小説などが入ってる箱、
その中には、 辰哉に隠れて推している
大人気男性モデル“Shota様”の雑誌や写真集が、!!
見つかったらさすがに笑われる
慌てて駆け寄ったけど、 その頃にはひとつの本を手にしていた、
深澤辰哉
深澤辰哉
ある意味、セーフ、
深澤辰哉
深澤辰哉
と思ったものとは違う方向で笑われてしまった
宮野志帆
宮野志帆
宮野志帆
深澤辰哉
宮野志帆
深澤辰哉
深澤辰哉
宮野志帆
深澤辰哉
宮野志帆
宮野志帆
深澤辰哉
宮野志帆
彼氏は欲しい、
だけど、辰哉の言う良い奴って、
多分良い奴ではない気も、 しない気も、
宮野志帆
深澤辰哉
深澤辰哉
なんだか、 辰哉の背中が寂しく見えた
辰哉が帰ったあと、
ひとりでダンボールの片付けをしていたら、
宮野志帆
やっぱり目に入ってしまった 「彼氏を作るための3つの色気」 と大々的に書かれたエッセイ本
1度しか読まなかったけど
何となく新しい部屋にも持ってきてしまった
宮野志帆
集中力が無くなってるだけだと言い聞かせて、
散らばったダンボールを平たく潰していく、
宮野志帆
でもやっぱり
“俺が良い奴紹介してやっから”
その言葉が抜けきらず、
スマホのメッセージアプリを開いた
“やっぱりいい人紹介して欲しい”
すぐに返ってきた返信は待ってましたと言わんばかりの返事で、
“じゃあ今日の夜、ここに来て 相手も来る”
そう言って待ち合わせのお店のであろう住所が一緒に送られてきた
辰哉の言うお店はどうやらここらしく、
始めてくるBARだった
深澤辰哉
既に酔っているかのような辰哉と 隣には辰哉より細い男性が
深澤辰哉
そう言って私の手を取る
そのまま辰哉の腕に引かれて 辰哉と男性の間に
深澤辰哉
深澤辰哉
宮野志帆
渡辺翔太
宮野志帆
渡辺翔太
ありがとうございます の一言に何か感じてしまった
宮野志帆
宮野志帆
渡辺翔太
渡辺翔太
宮野志帆
深澤辰哉
宮野志帆
渡辺翔太
宮野志帆
Shota??
Shotaってあの?
宮野志帆
薄暗い店内の中覗き込むように見ると
私の知ったあの
男性モデル“Shota様”の顔だった
第2話まで ♡400以上
新連載を再投稿失礼しました💦
ここから面白くなってく予定なので(予定)ぜひ♡や💬をお忘れなく✨
コメント
2件
え、めっちゃんこ、天才っ💞💭 続き楽しみにしてるねんっ