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サツ
亜美、さん
東洋 亜美
,,,はっ
東洋 亜美
はい,,,っ！
これからどんな事を 話されるのだろうか。
少しの恐怖と
好奇心が
私の中で混ざりあう。
（多分絶対ヤバくなってる）
サツ
,,,まあ、そんな難しいのじゃないからね。
サツ
気楽に聞いて。
スピカ
肩の力を落とせ~（棒）
東洋 亜美
あ,,,うん,,,
サツ
じゃあ、話して行くね。
サツ
まず、僕達の出会いから。
スピカ
私は、物心ついた頃からここにいるの。
スピカ
小さい時の事は、よく分からない。
アク
,,,俺はここで生まれて,,,ここで育ったんだ
アク
外？には出た事ないよ。
サツ
僕は16年前くらいに迷子になった事があって
サツ
そこで,,,誘拐されちゃったって訳かな。
東洋 亜美
そ,,,そう、だったんだ,,,
スピカ
そ。
スピカ
次、私のネックレスとｲｲﾈについて
サツ
藍、ネックレスだして
スピカ
はーい
チャラリ,,,
スピカ
はい、出したよ
サツ
ありがと。
,,,で、ええと。
,,,で、ええと。
サツ
このネックレスは、元々アクの物だったんだ。
東洋 亜美
えっ,,,
アク
,,,本当だよ
東洋 亜美
そ、そうなんだ,,,
サツ
で、このネックレスの真ん中にあるハート,,,がｲｲﾈっていうのは知ってる？
東洋 亜美
うん、さっき聞いた。
サツ
良かった。このｲｲﾈは、僕達の手助け,,,「脱獄」を手伝ってくれる物なんだ
東洋 亜美
脱,,,獄,,,？
スピカ
そう。私も、サツも外に出たいの。
スピカ
,,,アクは,,,分からないけど
アク
,,,
東洋 亜美
,,,これが、脱獄を手伝ってくれる物なのは分かりました。
東洋 亜美
でも、なんでそれをスピカが,,,？
サツ
ごめん,,,それは分からないんだ
東洋 亜美
え,,,？
サツ
アクが、これだけは教えてくれなくて,,,
アク
,,,
スピカ
私は知ってるよ。
サツ
え？
東洋 亜美
え,,,
スピカ
ねえアク、話しても良い？
アク
,,,
アク
小さな声でなら,,,
アク
あいつらに絶対聞こえないような声なら、良いよ
スピカ
分かった
スピカ
アクはね……ここで生まれて育ったって聞いたでしょ……？
スピカ
ここは……変な実験？とかしてる所なんだって……｡
スピカ
だから……アクにも……その能力が受け継がれてて……
スピカ
色々利用されてた……というか……実験を代わりにしてたんだって……
スピカ
でも……ある日、脱獄の手助けをしてくれるネックレス……これを
スピカ
作っちゃって……これで逃げる用意をしてたんだけど……見つかっちゃって……
スピカ
後から来た私に……渡してくれたんだよ……
スピカ
分かった？
東洋 亜美
う、うん,,,
東洋 亜美
（なんか難しくてよく分かんなかった）
サツ
はい、藍。しまっていいよ
スピカ
やったー。
サツ
次。少し気をつけて欲しい事。
サツ
藍、[アレ]
スピカ
！
東洋 亜美
？
スピカ
はーい、アク、こっち来て~
アク
え、えっ？え,,,？
ずるずるずる,,,
引きずられて行った,,,
サツ
じゃあ話すね
東洋 亜美
あっ、うん。
サツ
一つ目。ここに知らない人が来たら、隅っこで丸まってて
東洋 亜美
え,,,？
サツ
そうしてれば、大体すぐ済むから
東洋 亜美
う、うん,,,？
サツ
二つ目。アクに過去を聞かないで。
東洋 亜美
あ、うん,,,
サツ
アクは、過去,,,ヤバかったらしい
東洋 亜美
ヤ、ヤバ ,,,？
サツ
これも聞かれたら危ないんだ
サツ
怯えちゃって、一ヶ月くらいお風呂から出てこない
東洋 亜美
（あ、お風呂あるんだ）
サツ
三つ目。これは絶対守って
東洋 亜美
うん,,,？
サツ
白髪で水色の目の男性を見たら、皆を連れて逃げて
東洋 亜美
え、？
サツ
髪の下の方に、水色のグラデーション？がある
サツ
この人を見かけたら、なるべく音を出さずに、遠くへ逃げるんだ
サツ
藍,,,スピカだけは守って。
東洋 亜美
わ,,,分かった
サツ
有難う。
サツ
これで終わり,,,かな？
東洋 亜美
そう,,,なのかな？私分かんないけど,,,
サツ
まあ、とりあえず。
サツ
これから宜しく、亜美さん
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