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放課後
「仁花ちゃん!と湖都ちゃんかな?」
教室で、バレー部ってどうやって練習中に入ったら良いんだろう
と、仁花ちゃんと話していると
とんでもない美人さんが教室に来た
私と仁花ちゃんは2人で廊下に出る
『お、おはようございます?』
美人さんに何て挨拶したら良いか
分からないから
軽く頭を下げて挨拶する
仁花ちゃん
固まってる
「あなた、湖都ちゃんだよね?」
『ひゃい!あ、はいぃぃぃ!』
噛んだ
美人さんの前で噛んだ
恥ずかしくなっていると
「私は清水潔子。宜しくね!」
と清水先輩?が自己紹介した
『こちらこそ!宜しくお願い申し上げ致します!!!』
焦りすぎて
大きな声で叫んでしまう
清水先輩は少し微笑むと
清水「じゃあ、仁花ちゃん、湖都ちゃん、行こっか」
そう言ったので清水先輩に着いて行く
清水「あの、ちょっと良いかな?」
清水先輩がそう言うと
部員の方々がこちらを見る
清水先輩の背中から
仁花ちゃんが
ギッギギッとロボットの様な動きで顔を出したから
その後ろから
ひょこっと顔を出す
皆、背高い
いいなぁ〜
私なんて160欲しいのに
158だよ?
そんな事を考えていると
話し終わった様で
帰って良いみたい
ペコリと頭を下げてから
私と仁花ちゃんは体育館を後にした
『皆背高かったねぇ』
びっくりしたよ!
私の中では巨人
仁花「う、うん」
仁花「さっき、体育館行った時」
『どうしたの?』
え、私何かやらかした?
仁花「湖都ちゃん固まってたけど」
仁花「大丈夫?」
かたっ、固まってた?
『え、嘘』
仁花「ごめんね、本当だよっ」
『謝らなくて良いよ!』
『仁花ちゃんは何も悪く無いっ!』
でも
私、固まってたの?!
印象悪くなっていたらどうしよう!
え、ちょっと待って
今日小さい子達のレッスンで
お手伝いさんやるんだったぁぁあぁ!
急に思い出して
『仁花ちゃん!急用思い出した!また明日!』
そう叫んで
バレエ教室に向かって走り出す