この作品はいかがでしたか?
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突然だがみんなに聞きたい
ふとした瞬間魔法使えたらなって 考えたりしないだろうか?
学生の中にはその魔法で空飛べたら 通学が楽になるだろうとか
そもそも魔法というもの自体がロマンだ と思う人もいるだろう
僕もその類にはいる
しかしそんなものは所詮架空のものだ
実際にそんなものがあるわけが無い
魔法なんてものは人間の考えた いわゆる出来たらいいな、での産物だ
なので考えたり思ったりしても どうせ叶わないと現実に戻される
俺もそう思ってた
しかしその魔法というものがこのご時世 存在していたのだ
まぁ信じられないと思うがな
ある時俺は魔法使いを名乗る人にあった…
亮太
亮太
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
亮太
亮太
謎の老婆
亮太
亮太
謎の老婆
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
亮太
謎の老婆
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
謎の老婆
亮太
店にあった時計を机に乗せる
謎の老婆
亮太
謎の老婆
そういい老婆は何かを唱えだした
すると眩い光が放たれる 眩しくて目を瞑る
その後目を開けると時計の針は3分前に戻っている
謎の老婆
亮太
亮太
亮太
謎の老婆
謎の老婆
謎の老婆
亮太
そう思い外に出てみる するとそこは確かに3分前の姿があった
確かに3分前にここに来る途中 ある人を見ている
その人はお茶を買っているのだが また同じ場所でそのお茶を買っている
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
謎の老婆
亮太
謎の老婆
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
亮太
謎の老婆
謎の老婆
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
そういい老婆はまた何かを唱えだした
謎の老婆
亮太
亮太
謎の老婆
亮太
そうしてその日を終えて次の日を待つ
翌日
亮太
亮太
亮太
そんなことを思いながら教室に入る
教室に入ると女子たちが集まってなにか ヒソヒソと話している
俺の机周りで何話してるんだか
そんなことを思いながら自分の席に行く
すると女子達はそそくさとその場を離れる
その女子の中に俺が好きな人 風見 由利香(かざみ ゆりか)が居た
不思議だなと思いつつ席につき スマホをいじろうとすると声をかけられた
由利香
亮太
由利香
亮太
由利香
亮太
これはそういう事なのか? ほんとにそうなのか?
そのまま俺は屋上にと向かった
由利香
由利香
亮太
由利香
由利香
亮太
ほんとに告白された! あの魔法ってホントなんだな
そしてその日から俺と由利香は付き合い ことある事に俺はあの老婆に会いに行き 願い事を叶えてもらった
俺と由利香の関係が深まったある頃 俺は自分の体にある異状が起きていた事に気がついた
亮太
由利香
亮太
由利香
言葉が話せない…
どうして話せないんだ…
伝えたい言葉が相手には伝わらない
そんな日々が続いた俺は怖くなった だがどういう訳か無心で老婆の元に行き
願い事を叶えてくれと頼みに行ってる
そしてとうとう俺は話す事も文字を書くことも出来なくなってしまった
俺は絶望した……
甘い誘惑に負けて願い事を叶えてもらった その代償はとても重いものだった
最初に老婆は【え】を貰うと言った 俺はそれを絵と勘違いしてた
老婆は【え】そのものを貰ったのだ
その調子でどんどんと言葉を奪われた
俺は言葉を取り戻したい……
だから毎日文字を書く練習をしようと思った
だが文字そのものを奪われては書けたものでは無い
もう俺は話す事も書くことも出来ないのだ
そう思ってたが由利香が手伝ってくれた
俺の言葉の代償で付き合った由利香が…
そして彼女の”言う”作戦を俺は実行する
謎の老婆
亮太
謎の老婆
謎の老婆
亮太
俺はバックから文字の練習していた紙をその場にばらまいた
謎の老婆
謎の老婆
謎の老婆
謎の老婆
老婆はその散らばる紙を見てハッとする
謎の老婆
謎の老婆
亮太
謎の老婆
極めつけに僕はしっかりと読める字で 【文字を返してもらう】と書いた紙を見せた
謎の老婆
謎の老婆
その瞬間俺の頭の中に文字が沢山浮かび上がってきた
亮太
亮太
謎の老婆
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
謎の老婆
亮太
謎の老婆
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
亮太
謎の老婆
謎の老婆
謎の老婆
謎の老婆
亮太
謎の老婆
謎の老婆
謎の老婆
謎の老婆
亮太
亮太
亮太
そうして俺はあの老婆に会う前の世界に 戻ってきた
あの老婆はそこにはいなかった…
こうして俺の小さな願い事は叶うことは無くなってしまった…
いや、それは違う
魔法なんかに頼らなくても叶うかもしれないんだ
俺にはあの経験でひとつ得たものがある
俺にも唱えられるある魔法があるんだ
それは”勇気”という魔法だ
俺は勇気をふりしぼり教室の扉を開ける
窓付近で固まってる女子のグループがある
そこに由利香が居る
席に向かう途中由利香と目が合った
その瞬間俺は手話で好きだと伝える 反応がどうであれやることに意味がある
一瞬驚いた顔をしていたがすぐに元の表情に戻り友達と話を続けている
まぁやっぱりダメだよな
残念ではあったが仕方の無いことだ そう割り切って席に座る
するとトントンと肩を叩かれた
振り返ると由利香が居た
由利香は俺にだけ聞こえる声で一言 ポツリとこう言った
由利香
コメント
4件
凄い…… しか言えない()