TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

アイシテル

一覧ページ

「アイシテル」のメインビジュアル

アイシテル

1 - 問題児

♥

57

2023年06月12日

シェアするシェアする
報告する

今の俺がいるのは“ある人“のおかげだった

その人は

高校では問題児で

だけど俺の事を否定せずに

自分を貫いて

いつでも“自分らしく“を大切にして

優しかった

わたなべ

___ッ!!

??

なぁにッ!笑

わたなべ

おぃッ、どこ行くんだよッ!

??

俺、、、___を目指してるんだッ、

わたなべ

わかったからっ、置いてかないでッ、、、

??

ほんとにありがとねっ、

??

翔太。

わたなべ

んッ、、、今日もこの夢かッ、、、

俺はよく過去の夢を見る

大切な人が離れていって

苦しくて

寂しくて

でも大好きで

今もずっと追いかけて

探している人物

その人は俺を底辺の人生を歩むことを止めてくれ人

学生時代

わたなべ

ッ、、、ん、?(起)

俺はわたなべ翔太

今日は休み

まぁ、、、休みというか、正式には欠席だ

行かなければいけない日と行かなくてもいい日

単位をとるのに必要な授業がある時は登校してそれ以外は1日ゲーム漬け

他の生徒たちからは不審に思われていたが俺はそれでもいいと思っていた

グループに入るなんて窮屈で仕方がない

俺はきっとこのまま何の変哲もない人生を送る

そう思っていた

だけど久しぶりに行かなければいけない日

わたなべ

俺、そういえば始業式始まってから1ヶ月ぐらい行ってねぇじゃん、、、

わたなべ

あ“〜!

わたなべ

だりぃ、、、

わたなべ

、、、行くか、

重い体を起こし、身支度を済ませて家を出た

わたなべ

あ〜、、、

気が重い

始業式に行っていない俺は久しぶりに通る道を眺めながら重い足を動かす

すると後ろから突然聞き覚えのある声がした

ふかざわ

おいッ、!

わたなべ

んわっ、

ふかざわ

久しぶりじゃん!笑

声をかけてきたやつは

ふかざわ辰哉

こいつは中学から一緒であまり言いたくないが、どちらかと言うとイケメンな部類の人間だ

わたなべ

お前かよ、、、

ふかざわ

なんでガッカリしてんだよ!

ふかざわ

久しぶりに会ったのにぃ、、、

わたなべ

まぁ、、、春休み2週間の、、、1か月で、1ヶ月半会ってなかったんだな

ふかざわ

そうだよッ!

ふかざわ

ほんとさぁ、、、もっと来いよぉ、、、

わたなべ

いや、だって行かなくていい日だったんだもん、、、

ふかざわ

いやいや、行かなくていい日なんてねぇだろ

わたなべ

も〜、、、今更いいじゃん、ずっとそうなんだし、、、

ふかざわ

それはそうだけど、、、

わたなべ

そうだろ〜?

ふかざわ

あ、てかクラス表見てねぇよな?

わたなべ

おう、、、見てないかな、

ふかざわ

俺とはクラス違ったわ

わたなべ

おう、、、まぁいいや

どうせ俺はほぼ行くつもりないから 辰哉は他のグループに入るだろうし、そもそもクラスで関わるつもりは無い

ふかざわ

あ、でも有名人が同じクラスだったぞ

わたなべ

え?

わたなべ

だれ、?

俺は1年からずっと2年間こんな感じだったから友達は作らず、行事にも参加せずで生きてきたから全然知らなかった

わたなべ

俺、、、わかんねぇんだけど、

ふかざわ

“さくま大介“だよ

わたなべ

さ、、、くま、?なんか聞いたことある、、、

ふかざわ

そそ、学校1の問題児でもあり、学校1のアイドルって言われてる

わたなべ

うわ、、、それだわ、

ふかざわ

チャームポイントはピンク髪に白のパーカーだぞ

わたなべ

白のパーカー、?校則違反だよな?

ふかざわ

何回言っても着てくるからあいつだけOKらしい

ふかざわ

内緒だぞ、!(きらッ)

わたなべ

うわ、、、自然とOKになっていくやつな、笑

ふかざわ

そう。

わたなべ

久しぶりに学校来たわ、、、

ふかざわ

そうだな。

わたなべ

はぁ、、、気が重い、、、

ふかざわ

んな事言ってられねぇよ?

わたなべ

まぁ、、、

ふかざわ

あ、有名人

わたなべ

え?

辰哉が指した方を見るとピンク髪の小さい男の子が笑顔で手を振りながら門を通ってくる

??

にゃはっ笑 おはよー!(手を振る)

??

みんなおはよぉー!

笑顔で手を振りながら登校してくる子に釘付けになっていると辰哉がぼそっの言う

ふかざわ

あれが“さくま大介“だよ

わたなべ

、、、え?

あの派手なのが“さくま大介“らしい

わたなべ

マジでパーカー着てんじゃん、、、

その後辰哉から色々教えて貰って 大体“さくま大介“の生態が分かった

さくま大介は空気を読まずに発言をするからほぼほぼの人が嫌っているらしい

だが、1部ファンがいるようだ

本当になにがいいのかわからない

わたなべ

ふぅ、、、

誰にも気づかれないように教室に入る

そして席に向かうと俺の席に顔見知りが座っていた

それは圧倒的権力を持っている

いわもと照とめぐろ蓮

わたなべ

あッ、、、

去年も一緒だったが多分覚えていないだろう

いわもと照は白くて筋肉質な男

だけど食べてるものは甘いものばかりで見ている感じ中身は女子っぽいみたいだ

めぐろ蓮はイケメンで気遣いがデキる男

噂に聞いたが、いわもととめぐろは付き合ってるとか、、、?

わたなべ

や、、、どうしよ、、、

俺が悩んでいると後ろから大きな声が聞こえてきた

さくま

おーはよー!!

わたなべ

ッ!?

それはさくま大介

すると教室にいる佐久間のファンが集まっていく

そのなだれと一緒にいわめめも立ち、佐久間の方に向かって行った

わたなべ

よかった、、、

俺の席が帰ってきた、、、と安堵していると後ろからまたもや大きな声が聞こえてくる

めぐろ

なぁ、うるさいんだけど

いわもと

ほんとに黙れよ。朝からうるせぇよ

さくま

なんでよ〜!笑

さくま

朝から元気のいい声聞けて幸せでしょっ!(きらんっ)

なにやら喧嘩をしているみたいだ

わたなべ

、、、俺には関係ない、(着席)

めぐろ

おいッ、、、舐めてんのか?(胸ぐらを掴む)

さくま

ちょっと〜!朝から暴力はかんべーん!

だいぶな身長差の2人

身長の高い目黒が身長が低い佐久間を持ち上げている

めぐろ

お前ッ、、、ほんとにっ!

その時手を振りあげた目黒

ぷーッぷーッぷーッ

その時スマホの音が鳴った

わたなべ

ッ!?すみません!

わたなべ

ごめんなさいッ、!

クラス全員の視線を感じながら

震える手でスマホを握り、アラームを止める

きーんこーんかーんこーん

それと同時にチャイムがなった

めぐろ

ッ、ちっ、、、(下ろす)

さくま

もぉ〜、最悪〜!

さくま

ネクタイ取れたし〜!(結び直す)

いわもと

蓮、、、行こ?

めぐろ

うん。そうだねっ、笑(撫でる)

いわもと

ばかっ、ここでそれやんないでって言ったじゃん、!/

佐久間を持ち上げていた目黒は何も無かったかのように岩本といちゃつきだす

佐久間はと言うとネクタイが解けたらしく愚痴を言いながら結び直していた

わたなべ

マジでッ、、、心臓止まるかと思った、、、

さくま

あ、君初めましてだよねッ!

すると突然声をかけられ、挨拶をする

わたなべ

あ、うんッ、、、

さくま

さっき助けてくれてありがとッ!!

わたなべ

んぇ、、、助けてなんかないし、、、

さくま

助けてくれてありがとッ!!

わたなべ

話聞いてなッ、、、

こいつ全く話聞かねぇ、、、

助けたつもりはねぇのに勘違いされた、、、

さくま

俺の事好きなのッ?笑

わたなべ

はぁ、、、?

わたなべ

いやいや、、、佐久間くんの事あんまり知らないし、、、

さくま

え〜?俺の事知らないの〜?

わたなべ

知らないって言うか、、、えっと、、、

さくま

にゃはっ笑 じょーだん!

わたなべ

、、、は、?

こいつマジだるい、、、

さくま

ねぇ!顔怖いよ〜?

わたなべ

ッ、、、なんなんだよ、、、

ほんとにこいつ腹立つ、、、!!

わたなべ

あの、、、俺といてもいい事ないから関わんのやめた方がいいよ、、、

さくま

なんで〜?

わたなべ

え、、、俺、休むばっかだから、、

さくま

ん?別に良くない?

わたなべ

いや、、、やめといてよッ、、、

どうにか追い払おうとするが、何かと理由をつけて絡んでくる佐久間

しかも最悪なことに隣の席、、、

さくま

あ!数学の教科書忘れたッ!

うるせぇ、、、

さくま

ねね!一緒に見して?

わたなべ

えぇ、、、やなんだけど、、、

さくま

ね!お願い!!

そう言って顔の前で手を合わせる佐久間

声がデカすぎてクラスメイトからの視線が痛い、、、

俺は渋々了承した

わたなべ

まぁ、、、い、いいよ、、、

さくま

ありがとッ!

そう言って机をくっ付け密着してくる佐久間

俺は全身の血が上に上がってきた気がしたぐらいの体温の上がり方

わたなべ

ちょッ、、、そんな引っ付かなくてもッ、、、

さくま

え〜?だってこれぐらい近づかないと見えないじゃん!

わたなべ

いやッ、、、その、、、

さくま

なに〜?

さくま

照れてんの?(耳元)

わたなべ

ッ!?

突然耳元に口を持ってきて囁いた佐久間

俺は思わず、耳を押えた

わたなべ

ばかッ、!(小声)

さくま

んぇ?なにが〜?笑

これは確信犯だ

ニヤニヤしながら見てくる佐久間をよそにノートをとる

わたなべ

あぁ“、、、もうなんなんだよ、、、

さくま

ねっ、、、

わたなべ

、、、

無視だ無視、、、また余計なことしか言わねぇんだよこいつ、、、

さくま

ねぇ、、、(ゆさゆさ)

わたなべ

〜ッ“、、、

うざい、、、授業に集中させろ、、、

さくま

ねぇってばぁ、、、(ゆさゆさ)

わたなべ

んもう、、、なに、?

さくま

△△先生のカツラ、、、ずれてる、笑

わたなべ

んぐッ、笑

突然そんなこと言い出した佐久間に思わず吹いてしまった

幸い先生は高齢の先生だったため声は聞こえなかったみたいだった

さくま

ふふっ笑 よく気づいたでしょ、!笑(小声)

わたなべ

そんなとこ気づかなくていいよ、、、

その後の授業は頭が気になって授業に集中できなかった、、、

わたなべ

あ〜ッ“、、、

わたなべ

昨日久々に学校行ったからしんどい、、、

わたなべ

はぁ、、、

わたなべ

えーと、、、今日は、、、ボランティア活動か、、、

わたなべ

行かなくていいや、

毎年ボランティア活動として、校区を掃除するという活動がある

まぁ俺は行く訳もなくモニターに電源を入れる

と同時にインターホンがなった

ぴんぽーん

わたなべ

誰だ、、、?

わたなべ

今出ま〜す

わたなべ

はー、、、い、、、

ドアを開けるといたのは

ふかざわ

おはよ〜笑

ふかざわだ、、、

わたなべ

、、、

わたなべ

(戸を閉める)

ふかざわ

ちょちょちょ、!?(止める)

わたなべ

ッ、(閉める)

ふかざわ

おいっ落ち着けって!

わたなべ

んで、、、なに、

ふかざわ

今日ボランティア活動だろ?

わたなべ

あぁ、、、うん、

ふかざわ

一緒に来いよ

わたなべ

はぁ、?

わたなべ

行くわけねぇじゃん

ふかざわ

自由だからさ!お願い!

わたなべ

彼女と行けよ、、、

言い忘れていたが深澤の彼女は

むかい康二

別のクラスの同い年で俺も面識はある

ふかざわ

あいつラウールと行くんだよ

わたなべ

だからって、、、

ふかざわ

いいじゃーん!

わたなべ

、、、やだ

ふかざわ

っ、なんだよ!行かねぇのかよ!

わたなべ

だってだるいもん、、、

ふかざわ

あ、お前が欲しがってた脱出島の5期、、、ゲットしたから貸してやろうか?

わたなべ

え、

俺が探してたゲーム、、、

俺はそれを求めて他府県まで出かけたがゲットできずのゲームだった

わたなべ

、、、やる。

ふかざわ

おっけぃ!じゃあ行くぞ!

ふかざわ

準備しろ!

わたなべ

りょーかい、、、

急いで準備をして学校に向かった

わたなべ

、、、

時は進み、公園に着いた時

学校に行くと去年までは好きなやつと一緒に行動ができたのに

今年から担任が決めることになって俺は辰哉とは違くなってしまった

辰哉と一緒だからと思って来たのにこれじゃ意味ねぇじゃん、、、

わたなべ

早く終わらせて帰ろ、、、

そこで聞き馴染みのある声が聞こえた

さくま

あれ〜?来てたの!?

こいつと一緒だった、、、

わたなべ

うるさい、、、

さくま

え、ひどーい!!

わたなべ

うるさ、、、

さくま

頑張って掃除終わらせようね!

わたなべ

うん、、、

そして当たり前かのようにベンチでスマホを堂々といじっている

岩本と目黒

いわもと

ねぇ、、、このパフェ食べたーい、、、

めぐろ

これ終わったら食べに行こうね、笑

いわもと

早く終わんないかな、、、

めぐろ

あいつらに任せよ?

いわもと

だね。

掃除する気ないんだろうな。

と察した俺は普通に掃除を始めようとすると

俺の手を引いて佐久間が2人のところに向かい出した

わたなべ

っ、は?なにしてんのっ、!?

そして2人の前に来ると

佐久間は手を腰に当て一生懸命後ろに反り返り、自分を大きく見せながら言い放った

さくま

ねぇ、掃除してよ

めぐろ

は?

いわもと

、は?

わたなべ

は、?

俺は凍りついた

2人の視線が痛い

突然言われた2人は流石に戸惑っていた

めぐろ

なに言ってんの?笑

そう言って立ち上がる目黒

初めて真正面から見た目黒は想像以上にデカかった

わたなべ

はわ、、、(後退り)

でも佐久間は怖気づかず、1歩前に出てもう一度言った

さくま

掃除してよ、!

めぐろ

なに言ってんだよ、笑

めぐろ

2人で終わらせろ。(睨み)

いわもと

ねぇ、めめ

いわもと

近い

めぐろ

んはっ笑ごめんごめん。笑

岩本には無邪気な笑顔を見せる目黒

それに反してこちらに視線を向けると佐久間の事をめちゃくちゃ睨む

めぐろ

なぁ、俺らこの後予定あんだよ、、、

めぐろ

早く終わらせろ。(睨み)

目黒はそう言いながら佐久間を見下ろす

正直俺はこの場からいち早く逃げ出したいが、そんなことはできず目の前で喧嘩を見ている

さくま

はぁ?不公平でしょッ!!

わたなべ

ぃゃ、、、佐久間ッ、、、

そう言って佐久間を止めようとするとヘイトはこちらへ向いた

めぐろ

なに?お前も文句あんの?

わたなべ

ぃやッ、!なにもなッ((

怖すぎて“何も無い。“と答えようとしたところで口を塞がれた

さくま

翔太も文句あるの!

めぐろ

はぁ“?

わたなべ

んむっ!んー!

俺は全力で抵抗したがその前に言われてしまった

さくま

翔太!言ってやって!

そう言って口に添えていた手を離して俺に振ってきた佐久間

わたなべ

ぁ、、、えと、、、

めぐろ

早く言えよ。なにが文句あんだよ。

わたなべ

な、なにもありません!

わたなべ

俺たちがやっとくので待っておいてください!

俺は早口でそう言い放つと汗をかいた手を握りしめて下を向いた

めぐろ

お、お前は物分りいいじゃん

めぐろ

なんだっけ、、、わた、、、べ?

めぐろ

早く終わらせろよ〜。わたべ〜

わたなべ

いゃ、、、わたなべ、、、

さくま

、、、

わたなべ

よし、、、掃除しよ、、、

そう意気込んだ時

さくま

なにしてんの、

わたなべ

、、、ん?

さくま

勝手になにしてんの。

下を向いて何かを言う佐久間

わたなべ

なにが、?

さくま

なんであんなこと言ったの?(手を握る)

佐久間は俺がやっとくと言ったことに対してキレているみたいだった

わたなべ

え、だって、、、ああしないと今度はほんとに叩かれるぞ、?

そう言うと佐久間は顔をしかめた

さくま

悔しくないの?

さくま

プライドはないの?

わたなべ

、、、俺にプライドなんてない。

わたなべ

その場を収められれば俺はそれでいい。

さくま

ッ~~~“!!

さくま

さいってい!!

そう言い残して佐久間は遠くに走って掃除を始める

わたなべ

、、、掃除するか

~2時間後~

わたなべ

ふぅぅ...疲れたっ...

やっぱり2時間はかかった

他のグループは場所にもよるが、その中でも俺たちはかなり遅い方だ

やはり4人でやるのと2人でやるのとでは圧倒的に効率が悪い

この後は学校にゴミ袋を持っていき、教師に渡せばそれで終わりだ

そしてゴミ袋を持ち、佐久間の方に近寄る

わたなべ

ぇ~っと...終わったけど...?

するとしゃがんでいた佐久間は立ち上がり

こちらを振り向く

俺は先程最低な事をしたためゴミ袋を持たされるかとヒヤヒヤしていると佐久間は可愛い笑顔をつくった

さくま

にゃはっ笑 お疲れ様!!(にぱっ)

わたなべ

んぇ...?

俺が固まっていると佐久間は顔を覗き込んできた

さくま

ん? どしたの、?

整った顔を近づけてくる佐久間に戸惑い、顔を遠ざける

わたなべ

わっ、ちょ...近いから、

さくま

なにぃ~?照れてんの~?笑

バカにしたような口調で言ってくる佐久間にデコピンをする

わたなべ

んっ...(額弾)

さくま

んにゃっ、!!

すると佐久間は額を抑え、頬を膨らませる

さくま

んむっ...(頬膨)

わたなべ

なにその顔っ、笑

さくま

もぉ...なにぃ...

わたなべ

...バカにした言い方するからだろ~?

そう言って騒いでいるとめめいわが来る

めぐろ

終わった?

わたなべ

ぁっ...終わ...りました、!!

さくま

ん、?(きょろきょろ)

めぐろ

お前何キョロキョロしてんだよ

さくま

照は~?

めぐろ

ぁ~っ...えっと...

佐久間がそう問うと戸惑い出す目黒

さくま

なにオドオドしてんの?

めぐろ

う、うるせぇ、!(汗)

さくま

ぁっ!分かった!

人差し指を立てて閃いたという動きをする

さくま

トイレだね?

めぐろ

そ、そうだけどっ...

なんとも隠してた意味がわからないが目黒は目黒なりに岩本を気遣ったんだろう

めぐろ

うぅん...

声を直し、イケメンな顔に戻る

するとひょいっと手をあげ軽めに挨拶をしていく目黒

めぐろ

んじゃ、おつかれ~

そう言ってどこかに行こうとする目黒の手を掴む、佐久間

さくま

ねぇ。ゴミ袋学校まで持っていきなよ。

その瞬間時が止まる

めぐろ

...は?

わたなべ

ぇっ...?

少し時間を空けて、目黒がバカにした言い方で佐久間に問いかける

めぐろ

なに言ってんの?笑

その問いかけに間髪入れずに答える佐久間

さくま

だから!

さくま

2人なんにもしてないんだからこれくらい持っていきなよ

その言葉にカチンときたのか見た事のある光景が目の前で広がる

めぐろ

マジでなに言ってんの、?(胸ぐらを掴む)

さくま

ん“っ“...すぐっ、暴力振ろうとするのやめなよっ、

めぐろ

うるせぇよっ。

わたなべ

ぁッ...ぅ...

足が動かない

目の前で佐久間が持ち上げられてるのに足が地面に引っ付いたように動かない

さくま

っ、う...苦しっ、

めぐろ

なんのつもりなんだよっ、!

手を振りあげた目黒を見た俺は咄嗟に目黒にタックルした

めぐろ

ぅ“はっ“、!?!?

わたなべ

あぇっ、へ、!?!?

さくま

っ、翔太、走るよっ!

わたなべ

ぇ、ちょ!?

振り回されそうだ...

この作品はいかがでしたか?

57

コメント

8

ユーザー

す、、、すきです、、、、

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚