優花
優花
優花
先ほど主からの話を水くんに伝えて、今ベッドにダイブしたところだった
優花
優花
今回の一件で黒輝が主に好意を抱いていることが決定した
主を泣かせたことは本当に許せないし、黒輝が良くないと思う
でも、小学校低学年からずっと思い続けている人をすぐに諦めることなど出来るはずがなかった
優花
優花
まぁ私にとって一番いいのは主と水くんがくっついてくれることだ
主と水くんのことは応援しているし、くっついてくれればお互いWin-Winだ
side.主
今日改めて優花がいてくれて本当によかったと思った
優花のおかげでたった数十分でここまで立ち直ることができた
その勢いに身を任せて黒輝にも連絡をしてみることにした
主
電源を付けトーク画面を開くと
黒輝
ただ一言
謝罪の言葉だけが送られてきていた
主
主
そう、間髪入れずに送信した
今までの会話で一番冷たい話し方をしているかもしれないと思った
すると、すぐに既読がつき
黒輝
黒輝
黒輝
そう三通続けて送られてきた
関係は悪くしたくなかったため
主
と、挨拶だけは返しておいた
主
水
少し怯えながら教室に入ると
黒輝
今まで通りそう声をかけてきた
主
だが、そこから話し始めることはなかった
黒輝
黒輝友
その後も話しかけてくることはなく
この日交わした言葉は朝の挨拶のみだった
主
水
そこまで素っ気なくされてしまうとやはり寂しいのか
水
家に帰っても黒輝のことが頭から離れなかった
水
主
主
今みたいに水の声も耳に届かない
水
主
主
水
水
主
水にも少し怪しまれているかもしれない