TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

片想い

一覧ページ

「片想い」のメインビジュアル

片想い

1 - 片想い

♥

2,297

2018年10月07日

シェアするシェアする
報告する

私には、好きな人がいた。

小学5年生のときからだ。

でも、クラスが一緒になったことは、

好きになる前のときだけだった。

だから、中学1年生で、好きになってから初めてクラスが一緒になったときは、

心臓が飛び出しそうなぐらい嬉しかった。

君と同じ空間にいることが嬉しい。

君と同じものを見ているのが嬉しい。

君と同じことを聞いているのが嬉しい。

何もかもが嬉しかった。

そして、

君と目が合ったとき。

君と話しているとき。

君を見ているとき。

それは、ほんとにほんとに嬉しかった。

君の声、

君の目、

君の顔、

君の動作。

全てが好きだった。

私は、勇気を出して告白した。

目を見るのだけでも恥ずかしいくらいだった。

答えはNO。

君からのごめん。

一瞬だった。

胸が苦しかった。

心が真っ白になった。

泣きながら帰った。

帰ってからも泣いた。

涙が止まらない。

悲しい。

悲しい。

悲しい。

悲しかった。

でも今、私は後悔していない。

だって、大好きだった君に思いを伝えられたんだから。

私は傷ついた分だけ強くなった。

泣いた分だけ笑顔になれた。

前に進めた。

今は、胸を張ってそう言える。

決して振られることはダメな事じゃない。

次の自分への1歩だ。

今、片想いをしている人。

自分の想いを伝えることは、すごく勇気のいることだと思う。

だけど、私は勇気を出して告白したとき、

人に想いを伝える大切さを学んだんだ。

だから、思い切って大好きな人に想いを伝えて欲しい。

たとえ、その結果がダメだったとしても、

それが、あなたを前進させる、

「大きな力」になるから。

この作品はいかがでしたか?

2,297

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚