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ラーメン

皆様ラーメンです

ラーメン

フォロワー様が増えていてびっくり
しているこの頃、季節も暑くなり、
入学式が訪れます

ラーメン

春になって少しクラスと離れるのが
名残惜しくなっているラーメンです

ラーメン

まぁこんなことは置いといて

ラーメン

今回は前回の続きです

ラーメン

それでは本編どうぞ!

夜に近い夕方です

ガラガラ

蕗谷 雪華

如月さん!いますか!?

如月 朱里

あれ雪華、久しぶり!

蕗谷 雪華

お久しぶりです!

如月 朱里

また見ないうちに大きくなったね

蕗谷 雪華

えへへ

如月 朱里

それで隣の子は?

蕗谷 雪華

最終選別の時にいた一人の子です

蕗谷 雪華

名前は

霜月 朔

あ、えっと霜月 朔です

霜月 朔

初めまして…

如月 朱里

初めまして!

如月 朱里

そんな畏まらなくてもいいよ

如月 朱里

なんて呼んだらいい?

霜月 朔

お好きに呼んでください

如月 朱里

それじゃあ朔って言うね

如月 朱里

こんな時間によく来たね

蕗谷 雪華

はい、藤の家紋の家に行こうと
しましたが、如月さんの家に行
こうかなと思いまして

如月 朱里

嬉しいね、それじゃあ二人とも
木桶に浸かる?

蕗谷 雪華

はい、私も少し体が寒かったので
浸からせてもらえたら、ありがた
いです

如月 朱里

そうだね、今日は寒いし
ちゃちゃっと入っちゃって

蕗谷 雪華

それじゃあ朔!行こう!

霜月 朔

…え?

蕗谷 雪華

ん?どうしたの?

霜月 朔

もしかしてだけど…

霜月 朔

一緒に入ろうとしてない?

蕗谷 雪華

ん?そうだけど?

霜月 朔

流石にだめでしょ

蕗谷 雪華

でも、朔だって体が冷えてるんじゃ
ないの?

霜月 朔

まぁ冷えてるっちゃ冷えてるけど…

蕗谷 雪華

それなら二人で入った方がいいじゃん

如月 朱里

ゴホンッ

如月 朱里

えーと雪華?

蕗谷 雪華

なんでしょうか?

如月 朱里

朔はさ、そういう年頃だから
そんなこと言ったらダメだよ

蕗谷 雪華

霜月 朔

……

霜月 朔

雪華は先に入っていいから、
俺は後で入るよ

蕗谷 雪華

え?いいの?

霜月 朔

うん

蕗谷 雪華

なんだか申し訳ないけど、朔が
言うなら、私が先に入るよ

蕗谷 雪華

じゃあ先入るね!

霜月 朔

いってらっしゃい

蕗谷 雪華

朔!ありがとう!

ダッダッダ

如月 朱里

霜月 朔

如月 朱里

私、いいこと言ったんじゃない?

霜月 朔

…雪華はわかってないですけど、
そんなこと言ったらだめですよ

如月 朱里

え〜でも本当のこと言っただけじゃん

霜月 朔

言っただけじゃん、じゃないですよ

如月 朱里

でも私が言わなかったら今頃
大変だったかもよ

霜月 朔

…ありがとうございます

如月 朱里

あ、ご飯食べていく?お腹減ってるでしょ

霜月 朔

はい、正直お腹が減りました

如月 朱里

わかった、今から作るからね

霜月 朔

ん?あれ?もう作ってあるんじゃ
ないんですか?

如月 朱里

あ〜それがね、

ガラガラ

蕗谷 桜華

あれ?朔さん?

霜月 朔

あ、桜華

霜月 朔

…と誰?

神無 杏亮

ヒョコ

神無 杏亮

あれ?最終選別の子だ

霜月 朔

(…あー、俺よりも身長が高いやつだ)

如月 朱里

まだ二人とも会ってなかったの?

蕗谷 桜華

私は何回か会ったことはありますけど、
杏亮さんは会ってないんですか?

神無 杏亮

はい

如月 朱里

まじか、あれから二年も経ってるのに

神無 杏亮

まぁそういう時もありますよね

神無 杏亮

初めまして、俺は神無 杏亮

霜月 朔

霜月 朔です

如月 朱里

それで、さっきの話しだけど、
この二人がお腹空いたーって言っ
て帰ってきて、飯を平らげたって
ことなんだよ

如月 朱里

おかげさまで、私のご飯がなくなっ
ちゃって、今からご飯を作ろうとし
たところに朔達が来たんだよ

霜月 朔

そうだったんですか

蕗谷 桜華

いやー如月さんのご飯美味しくて、
つい全部食べてしまいました(アハハ

神無 杏亮

そうですね、とても美味しかったです

如月 朱里

美味しいですって言われても…

如月 朱里

私の腹は満たされないんですが

霜月 朔

(不憫だな)

如月 朱里

もう、飯は無くなるわ、大勢来るわ

如月 朱里

私、運悪いのかな

蕗谷 桜華

私たちを悪者扱いしないでください!

如月 朱里

いや、実際悪者でしょ

如月 朱里

私の分のご飯を横取りするやつは
どんな事があっても悪者だよ

如月 朱里

あーあ、腹が減ったなぁー

如月 朱里

誰か作ってくれないんだろうかー(チラチラ

神無 杏亮

(…めちゃくちゃガン飛ばしてくる…)

神無 杏亮

俺、一応人並みには料理できるんで、
作りましょうか?

如月 朱里

本当に!?

神無 杏亮

はい、食材が揃っていたら作れます

如月 朱里

それじゃあお願いしようかな

蕗谷 桜華

杏亮さんがやるなら私も
やります

神無 杏亮

桜華さんは座っていてください
怪我しますよ

蕗谷 桜華

人参の皮むきならできるから

神無 杏亮

…包丁は絶対使わないでくださいね

蕗谷 桜華

ん?分かった!

神無 杏亮

はい、それじゃあ作りましょう

トコトコ

如月 朱里

いやー任せるのは悪いねー

霜月 朔

(凄いなこの人…)

如月 朱里

朔はさ、何歳なの?

霜月 朔

え、?いきなりですか…

如月 朱里

ちょっと気になっちゃって

霜月 朔

はぁ…

霜月 朔

俺は今13ですけど…

如月 朱里

あれ?雪華と同い年?

霜月 朔

今は13ですが、今年の夏で
14になります

如月 朱里

そっかー

如月 朱里

雪華と1歳差かー

霜月 朔

…あの

如月 朱里

ん?

霜月 朔

さっきから雪華、雪華と言っています
が、どうしたんですか?

如月 朱里

さっき言ったでしょ、気になったって

霜月 朔

ん?

如月 朱里

だって明らかにおかしくない?
今、夜だよ、夜

霜月 朔

まぁ外を見る限り夜ですね

如月 朱里

でさ、朔達ここに来た時
一緒にいたでしょ?

霜月 朔

そうですね

如月 朱里

朔は私ん家知らないわけよ

霜月 朔

ここに来るまではわからなかった
ですね

如月 朱里

どうやってここまで来たの?

霜月 朔

え、そりゃあ雪華に連れてこられて

如月 朱里

……へー、そうなんだ

如月 朱里

雪華に連れてこられて…ね

如月 朱里

こーんな寒い「夜」にね

霜月 朔

…やましいことはしてませんよ

如月 朱里

そんなことを言うってことは
何かあったってことだね

霜月 朔

(誘導が上手いな…)

霜月 朔

本当に何もありませんでした

如月 朱里

…ふーん

如月 朱里

朔が言うならこれ以上責めないで
あげるよ

如月 朱里

(というか、最近男の子を
連れてきすぎじゃない?)

如月 朱里

(朔は今回初めてだけど、
杏亮は頻繁に来るし、この
前だって葉月っていう女の子
を連れてきたしな)

如月 朱里

(主に桜華が、雪華は葉月
って子を連れてくる)

如月 朱里

(いや、葉月は別にいいんよ、
女の子だし)

如月 朱里

(問題は杏亮と多分朔!)

如月 朱里

(杏亮は桜華に寄せる好意が
ダダ漏れで、私からもいい
んじゃないって言ったから
まぁ、これは許容範囲)

如月 朱里

(でもね、今回雪華が連れてきた
朔は雪華に寄せてるのかがわか
らないんだよな)

如月 朱里

(正直私はどうなってもいいん
だけど、将来この子達が夫婦に
なるんだったら、ちゃんと私が
見ておかないとってね)

如月 朱里

(あの二人鈍感だし)

霜月 朔

(なんか如月さん黙っちゃったな)

霜月 朔

(もしかして俺が雪華のことを
可愛いって言ったことがバレ
てるのかな)

霜月 朔

(だとしたらバレるくね?)

霜月 朔

(…ん?なんで俺こんなこと思って
るんだろう?女の子は可愛いから
別に可愛いって言ったことが、バ
レても、何にも思わないはずなのに)

霜月 朔

ん〜?

如月 朱里

なんか悩み事でもあるの?

霜月 朔

あ、いやなんでもありません

如月 朱里

如月 朱里

(ド直球に言ってもいいかな、
「朔は雪華のことどう思って
る?」って)

如月 朱里

(回りくどい言い方をするのは
私苦手だし、本当は直接言いた
いけど、今言ったら駄目な雰囲
気なんだよなぁ)

如月 朱里

(もうちょっと親密深くなったら
いつか言うか)

如月 朱里

(でもなー、今言いたい欲があるん
だよなぁ)

霜月 朔

(まじで全然喋らないじゃん、
俺歓迎されなかった?)

霜月 朔

(心理戦が始まってんのか?)

チラッ

如月 朱里

うーんうーん

霜月 朔

(凄くうなされとる)

霜月 朔

あの、大丈夫ですか?

如月 朱里

ん?あ、いやーお腹が空いたなぁ
って思って

霜月 朔

なるほど

神無 杏亮

如月さん、もう少しで作り終え
ますから

如月 朱里

何分ぐらいー?

神無 杏亮

五分ですかね

蕗谷 桜華

私も不器用なりに頑張って
るんですから、期待しとい
てください

如月 朱里

おぉー期待しとくわ

蕗谷 桜華

よーし、あ、杏亮さん、
このお皿盛り付けていい
ですか?

神無 杏亮

ん?いいですよ

神無 杏亮

怪我しないでくださいね

蕗谷 桜華

大丈夫大丈夫!これぐらいで
怪我はしないから!

蕗谷 桜華

これすくうね

桜華が料理をお皿に移そうとすると

つるっ(足が何かに滑る)

蕗谷 桜華

…え?

蕗谷 桜華

(あ、これやばい、頭ぶつかる…)

ギュ

桜華は目をつぶる

ドンッ

蕗谷 桜華

(…あれ?痛みがない…)

蕗谷 桜華

(どうして?)

パチッ

ゆっくりと目を開ける

蕗谷 桜華

え、杏亮さん…?

転んだ桜華を頭に床がぶつからないように手を添えていて、もう片方の腕を桜華の腰に回している杏亮

神無 杏亮

桜華さん!大丈夫ですか!?

蕗谷 桜華

え、あ、はい大丈夫です///

神無 杏亮

気をつけてくださいね

蕗谷 桜華

はい…///

如月 朱里

惚気けてんじゃねぇぞ、飯だ飯

神無 杏亮

ごめんなさい!

蕗谷 桜華

すぐ作ります!

如月 朱里

たくっ毎回見せられる私の
身にもなれっての

霜月 朔

大変ですね、如月さん

如月 朱里

朔も毎回私の家に来てみ、
こいつら惚気けてやがるから

霜月 朔

(俺が知らないうちにこんな
ことになってたんだな)

ガラガラ

蕗谷 雪華

朔〜上がったよ〜

霜月 朔

うん、じゃあ入ってくるね

蕗谷 雪華

ん、いってらっしゃい

霜月 朔

いってくる

ガラガラ

如月 朱里

雪華遅かったねー

蕗谷 雪華

木桶が暖かすぎてつい…‪w

如月 朱里

そうだね‪w

ガラガラ

蕗谷 桜華

あ、姉さん

蕗谷 雪華

おー桜華

蕗谷 雪華

料理持ってきてくれたの?

蕗谷 桜華

そうだよ、肉じゃが

蕗谷 雪華

いいねーあったまる

神無 杏亮

雪華さん、お久しぶりです!

蕗谷 雪華

杏亮、この前会ったばっかりだよ

神無 杏亮

そうでしたっけ?

蕗谷 雪華

そうだよ

蕗谷 雪華

大丈夫か?

神無 杏亮

俺はまだ12歳ですよ!まだまだ
育ち盛りです!

蕗谷 雪華

まぁそうだね、私よりも少し身長
高いからね

神無 杏亮

今は少しの差ですが、いつかは
大きな差をつけてやります

蕗谷 雪華

キタイシトクワー

神無 杏亮

(絶対期待してない…グッ)

如月 朱里

それより飯食べていいの?

蕗谷 桜華

いいですよ

如月 朱里

よっしゃー!

バクバク

蕗谷 雪華

(豪快だ…如月さん我慢してたんだなぁ)

ゴクッ

如月 朱里

おかわり!

蕗谷 桜華

はい!どうぞ!

バクバク

神無 杏亮

(え…?早くね?全然時間が経って
ないんですが)

蕗谷 雪華

(そうなんだよなぁ…如月さんってああ見
えて、結構大食いだし、桜華もよく食べ
るから私の分のご飯がよくなくなってい
たよ…トホホ)

蕗谷 雪華

如月さん、朔の分も残しておいて
くださいね、流石にお風呂から上
がってきて、ご飯がなかったら可
哀想なんで

如月 朱里

わかってるよー

蕗谷 雪華

(わかってるのかな〜?)

蕗谷 桜華

(如月さん、いいな〜美味しそう)

蕗谷 桜華

(私も食べたいけど、如月さんのを
とったら怒られそうだし、それに
比べたらとらない方がいいな)

蕗谷 桜華

(…食べたい)

霜月 朔

霜月 朔

ねぇ、どうなってんの?

如月 朱里

ゲフッ、食べすぎた

蕗谷 雪華

如月さん、あれほど残しておいてって
言ってたのに…

蕗谷 雪華

なんでカラなんですか…

如月 朱里

いやーごめんね朔

如月 朱里

とっても美味しかった!(パァァ

霜月 朔

笑顔でそんなこと言われても…

蕗谷 雪華

ごめんね!朔!

蕗谷 雪華

私が作るからもう少し待って
てくれないかな?

霜月 朔

うん…それなら

蕗谷 雪華

急いで作ってくるね!

ガラガラ

如月 朱里

ゲフッ本当にごめんね、反省はしてるよ

如月 朱里

でも後悔はしてない☆!(グッ

霜月 朔

後悔はしてない!じゃないですって

如月 朱里

まぁまぁそんなこと言わずに〜

モミモミ

霜月 朔

何してるんですか

如月 朱里

普通に肩もみだよ

如月 朱里

謝罪も込めてのね

霜月 朔

……

モミモミ

霜月 朔

如月 朱里

霜月 朔

いつまで続けてるんですか

如月 朱里

雪華が料理を作り終わるまでよ

霜月 朔

というか桜華達はどこに?

如月 朱里

二人なら仲良く寝てるよ
あっちの部屋で

如月 朱里

あ、朔達もあそこで寝てもらうからね
少し狭いと思うけど

霜月 朔

俺は帰りますよ

如月 朱里

こんな時間に帰ったら
危ないでしょ〜

霜月 朔

俺は鬼殺隊士なんで鬼に出くわし
ても大丈夫ですよ

如月 朱里

そういう心配じゃないの

如月 朱里

まぁそれもあるっちゃあるけど

如月 朱里

私は朔みたいな小さい子達には
危険な目にはあってほしくないの

如月 朱里

雪華達の時だってずっとここで
楽しく話したかった

如月 朱里

でもあの子達は鬼殺隊に入るために
ここにいる、私のわがままで止めた
くないの

如月 朱里

雪華達がやりたいんだったら私は
否定はしない、私にできることは
雪華達の応援、それだけのこと

如月 朱里

私の手から離れていってしまうのは
とても寂しい、けど、どこか嬉しい

如月 朱里

最初は小さく小柄で手も私の
手の大きさよりも遥かに小さ
く、あまり持てない体

如月 朱里

体力だってそこまでない、
走るのが精一杯

如月 朱里

そんな子達がこの4、3年で
こんなにも大きくなった

如月 朱里

今は鬼殺隊士として人を助けている

如月 朱里

たまに息抜きに私の家に遊びに
来てもらって今日してきたこと
この前の出来事とか、些細なこ
とでも話してくれるのは私も楽
しい

如月 朱里

でも、あまり怪我はしてほしくない

如月 朱里

それは朔も一緒

如月 朱里

雪華達の友達の心配は当然、
それ以外の子供達も心配

如月 朱里

深い傷を負わないで欲しい
それは外傷の話はもちろん
内面の話もね

霜月 朔

如月 朱里

朔も辛い思いをしている
でも今があるのは師匠の
おかげかもしれないね

霜月 朔

師匠のことを知ってるんですか?

如月 朱里

もちろん、だって

ガラガラ

蕗谷 雪華

できたよー!

如月 朱里

おぉ、雪華早かったね

蕗谷 雪華

ふふん、お手軽ご飯だからね!

蕗谷 雪華

今持っていくからねー!

如月 朱里

私も運ぶよ

蕗谷 雪華

いいんですか!?ありがとう
ございます!

如月 朱里

いいのいいの

如月 朱里

ほら、運ぶよー

霜月 朔

…はい

霜月 朔

(如月さん、なんで師匠のこと
を知ってたんだろう?)

霜月 朔

…いつか聞けばいいか

ラーメン

おかえりなさい!

ラーメン

今回はとても意味深(?)でしたね!

ラーメン

朔のお師匠様とは一体誰なんでしょう?

ラーメン

それではまた

ラーメン

さようなら!

雪華と桜華の物語

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