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愁斗
愁斗
愁斗
愁斗
愁斗
愁斗
愁斗
愁斗
愁斗
愁斗の気持ちはちゃんと伝わったし、俺の気持ちもちゃんと伝わっているのだと感じた。
史記
史記
史記
ごめんね。これは俺の我儘なのかもしれない。
史記
史記
史記
史記
史記
史記
史記
愁斗
愁斗
その返答とともに、笑顔をみせてくれた愁斗にホッとした。
俺の我儘に付き合ってくれて、ありがとう。
随分遅い時間になってしまった。
まあ、明日は休みだし問題はない。 が、高校生がこんな時間に出歩いていたら補導されてもおかしくない。
そういえば、愁斗の親はこんな時間まで帰らなくても何も言わないのだろうか。
俺の親は.....問題ないけど。
史記
愁斗
史記
史記
愁斗
その言葉に安心するとともに、もしかしたら愁斗も俺と同じ様に.....
なんて考えたけど、同じ様な境遇の人に出会った事もないし、そんな偶然ある訳ないとそれ以上考えるのをやめた。
史記
愁斗
家までの道中、改めて今日出来事を思い返す。
一歩間違えれば愁斗との関係が終わってしまっていたかもしれないと、もっと理性を保たなければと反省する。
でも、触れた唇は柔らかくて、寒い夜でも暖かかった。
史記
愁斗にとっても、ファーストキスなのだろうか。
もしかしたら、もう既に誰かと.....。
お兄さんと...してたらヤダな.....。
月曜日、また愁斗が登校してくるまでの時間が落ち着かなかった。
もしかしたら、この2日で気持ちが変わってしまっているかもしれない。
改めて考えると、気持ち悪い...なんて事になっていたらどうしよう。
友達として、ちゃんと接せれるだろうか。
少なからず、意識はしてしまうんだろうな.....。
なんて考えていると、相変わらずチャイムが鳴ると同時に愁斗が教室へ走り込んできた。
愁斗
少し離れた席だか、それでも聞こえるように挨拶をしてくれた。
史記
たったそれだけの会話で授業が始まったが、愁斗は何も変わっていない。
いつも通り、変わらず接してくれている。
その事実はきちんと伝わった。
安心するとともに、ちょっとは意識して欲しかったな、なんて欲張りな感情も現れた。
いや、これでいいんだ。
ここからは、俺が頑張るだけ。
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