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兇 🔒

なん、で、

なんで名前を知ってるの?

そう聞きたかった

でも聞く前に

苦しみと 悲しみと

色んな感情が混ざって 声に出せず

ボロボロと 涙が止まらなかった

今1番会いたくなかった相手。

私の元気な姿だけを 見て欲しかった人。

涙顔なんて、 見られたくなかった人

引いてるんだな、 きっと

治先輩は 難しい顔をしていた

多分嫌われた。

嫌ってる相手とは一緒にいたくないもんね。

うん。

分かってる。 分かってるけど、

足が動かない

プルプル振るえて 今にも 地面に足をつきそう

兇 🔒

っ、 なんも、

兇 🔒

無いんで、

兇 🔒

大丈夫ですよ 、 !

兇 🔒

“ 宮 先輩 ” 、

兇 🔒

また、火曜日にです !

その時だけ涙を我慢して、

宮先輩 って

他人行儀で言って

そんなことを言った私に 宮先輩 は

ショックな顔をしていた

… なぁ、

なんで、

兇 🔒

っ、では

やっぱり私は弱い

なにか言おうとしてた 宮先輩

を置いて 走って 昇降口へと急ぐ

なんで宮先輩は 私が

宮先輩 って言った時に

ショックな顔をしていたのだろうか、

まぁ、 私には

関係の無いこと だよね。

無気力の妹 兄に似すぎな件 Ⅱ

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