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日下

えっと……ここで何が…?

瑠花

この世界では今、何らかの"言葉"が失くなったみたいなの

日下

言葉が…?

涼夜

そう。だが、誰もその言葉に気付けない。

日下

どういう…?

涼夜

全員その失くなった言葉を忘れてるんだよ。

裕斗

だから困ってるんだよな。失くなった言葉を誰も答えれない

裕斗

それに…

日下

それに?

氷郎

第3勢力だ

日下

第3勢力?

涼夜

…まず、この世界では2つの国が戦争してるんだ

瑠花

そうね。その2つの国の戦争の中、第3勢力の変な組織が現れてね

瑠花

そうして今2つの国とその変な組織と三つ巴の状態なの

日下

えっと…その組織の頭的存在は…?

氷郎

不明。いるのは分かっているが、名前は知られていない

日下

なるほど…

日下

…あれ、そういや皆さんはどっちの国で…?

裕斗

どっちの国でもない。単なる巻き込まれだ

氷郎

だな。俺らは巻き込まれてな、俺らは避難して、避難先がここって感じだな。丁度いい感じに改造してな

瑠花

それでどんどん枯渇していく資源もあるから定期的に調達しながら過ごしているの

日下

そうなんですね

涼夜

あぁ。…それで、お前は何故平原で寝ていたんだ?

日下

あ…えっと…

日下

…あんまり信じられないかもですが、俺は、この世界の人じゃないんです

瑠花

あら、そうなのね

日下

……え?それだけ……?

涼夜

?別におかしな事でもないしな

氷郎

まぁ。少しは驚いたがな

瑠花

まぁ、いいじゃない。話を聞きましょ。それで?

日下

あ…はい。あの、元いた世界で、友達と図書館にいたら、友達が"虹色の宝石"?みたいなのを持ってきて、俺が触れたら、開いて、気付けば平原で裕斗がいました

裕斗

…"虹色の…

涼夜

宝石"…か

氷郎

……まさか…な

日下

瑠花

来てちょうだい。案内するわ

日下

あ、はい

日下

……ここは…

瑠花

図書館。ここのモールのね

瑠花

えっと、確かここに……あった

日下

瑠花

この本を見て

日下

えっと…

~失いし言葉~

失いし言葉は、稀に、人や物体が名前を失った時に起こる事象である。

これを解決出来るのは、"別の世界から来た者"である。そして、

そのものは必ず、"虹色の宝石"に触れ、導かれた者でないと失われし言葉は解決出来ないとの事

そして、虹色の宝石に導かれる者には共通点がある。

それは、失われし言葉となにか深く関係のある者であるとの事

日下

……これって

瑠花

…そう。つまりあなたは…

瑠花

失われし言葉と何か深く関係があるということ

???

???

………

忘れじの面影に思い出の言の葉を

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