ー放課後ー
猫カフェ――
中也
~~~ッ!!!✨✨✨
入口をくぐった瞬間、目が完全にハートになる。
中也
ね、ね、ね、先輩!!
小声なのにテンションMAX。
中也
猫!!!猫が!!!いっぱいいる!!!
太宰
落ち着いて中也
太宰
語彙が溶けてる
店員
いらっしゃいませ〜
店員
こちら注意事項です
中也
はい!!!
姿勢ピン。優等生。
太宰
(猫の前だと急にいい子)
席に座ると、さっそく一匹の猫が近寄ってくる。
ふわふわ、しっぽゆらゆら。
中也
……っ(声が出ない
猫
にゃー
中也の膝に、ぽすっ。
中也
………………
完全フリーズ。
太宰
……
太宰
(致死量)
太宰
中也
中也
……はい(目が合わない
太宰
撫でないの?
中也
……怖くて……尊すぎて……
太宰
意味わかんない(でも笑ってる
そっと、太宰が中也の手を取って猫の背中に導く。
中也
……!
猫
ごろごろごろ……
中也
……な、なにこれ……
中也
生きてて良かった……
太宰
大げさだなぁ(スマホを構える
📸
中也
ちょ!!先輩!!!
太宰
だって今の顔、反則
中也
消してください!!
太宰
やだ。宝物
別の猫が、今度は太宰の足元に来る。
くいっ、とズボンを引っ張る。
太宰
……え
猫
にゃ
中也
先輩、猫に好かれてるじゃないすか(ニヤニヤ
太宰
……中也が撫でてるからだよ
太宰
中也の匂いするし
中也
な、何言って……(顔真っ赤
太宰
ね
声を落として。
太宰
猫カフェ、連れてきてくれてありがと
中也
……俺が行きたかっただけっす
太宰
それが嬉しいんだよ
猫が二人の間に丸くなる。
同じ猫キンホルダーが、カバンで静かに揺れる。
太宰
……3学期さ
中也
……はい
太宰
こういう時間、いっぱい作ろ
中也
……はい






