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≪神の捧げ≫ 1週間前
向井康二
目黒蓮
向井康二
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
とうとうその日がやってきた。 生まれてきて初めて俺の故郷を見ることができる。
マリン王国に着く前、蓮様は俺に海を見してくれた。 初めて見る海に俺は驚いて言葉が出んかった。 広々とした水、おっきく砂場に寄ってくる波、水の音が心地よぉ聞こえる波の音。 目で見ても先の先まで海であって匂ぉたことない潮の風。 これが.....海なんや。
向井康二
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
向井康二
ゴッド王国から旅立って3日間は牛車で過ごした。 蓮様と同じ空間で2人きりで過ごした。 3日間も同じ空間で2人きりなんてめちゃくちゃ緊張した.....
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
マリン王国の護衛ってどんな感じやろ。
濱田崇裕
桐山照史
目黒蓮
向井康二
前から力士?ような男性となで肩の男性がやってきた。 2人とも全身薄着でノースリーブと短パンの服装をしとる。 これがマリン王国の護衛なのか。
濱田崇裕
向井康二
桐山照史
濱田崇裕
目黒蓮
向井康二
護衛の人が俺に名前を聞かれて名前を言うたら2人が驚いた顔で俺を見とった。 えっ?俺なんか変なことを言うた?
向井康二
桐山照史
濱田崇裕
向井康二
なんやろう、俺、この人らに会うたことような感じがする。 気のせいやろか。
桐山照史
向井康二
向井康二
濱田崇裕
向井康二
向井康二
途中マリン王国まで護衛の桐山さんと濱田さんが牛車の運転をすることになってん。
マリン王国に着くまで桐山さんと濱田さんが話しかけてくれた。
桐山照史
向井康二
濱田崇裕
濱田崇裕
桐山照史
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
桐山照史
濱田崇裕
桐山照史
向井康二
俺は今まで海は見たことなかったから当然泳げるはずがあれへん。
今なら俺が海に泳げることなんてできひんよ。
桐山照史
濱田崇裕
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
初めて見る城やのにめっさ懐かしい感じがする。
この城の形、この風景、海、なぜか覚えている。
そやけど可笑しい.....俺はマリン王国を出たのは赤ん坊の頃やったで。
赤ん坊の俺が覚えとるはずがあれへん。
そやけどこの懐かしさは.....
桐山照史
濱田崇裕
向井康二
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
マリン王国にたどり着いた。
だがマリン王国は地面がなく砂場やからめっさ歩きづらい。
けど潮風が気持ちがようて波の音が心地よぉ聞こえる。
目黒蓮
向井康二
ザパーーーーーーーーーン!!
小瀧望
藤井流星
海から見知らぬ男性がやってきた。
片手には銛が持っており腰にはちまな篭をぶら下げとった。
桐山照史
向井康二
ドサッ!!
藤井流星
向井康二
小瀧望
向井康二
男性の2人は俺の名前を聞いた突端に驚いた表情をする。
さっきも桐山さんと濱田さんも俺の名前を聞ぃた時に驚いた表情になっとった。
彼らは俺のこと知ってるんか。
濱田崇裕
藤井流星
小瀧望
濱田が2人に名前を呼んだら我に返り慌てて名前を言う。
藤井流星
向井康二
友人の名前と俺の名前が同じで驚くかな?
目黒蓮
小瀧望
桐山照史
藤井流星
小瀧望
濱田崇裕
藤井くんと小瀧くんの篭にはたくさんの魚が入っとった。
凄い.....あの銛で魚を取ったんか。
海に泳げない向井は彼らが凄い人と思って見つめていた。
マリン王国 国王の部屋。
丸山隆平
中間淳太
マリン王国の国王の部屋では 国王の丸山隆平と宰相の中間淳太がいた。
丸山隆平
国王の部屋の壁にはマリン王国の歴史の絵が全体に書かれており
天井は大きな波ような色をしたステンドグラスがあった。
椅子も豪華で心地よくなる薄い生地で作られている。
丸山隆平
中間淳太
丸山隆平
中間淳太
丸山隆平
中間淳太
丸山隆平
丸山隆平
マリン王国には異能者と別の≪歌いの子≫という別の力を持つ子がいる。
≪歌いの子≫は海に向かいとても美しい歌を歌うと特徴を持っている。
だが≪歌いの子≫はマリン王国にとって災いを起こすと伝説があり
過去に≪歌いの子≫が現れた際に他国と全面戦争を起こしたと言い伝えがある。
そのため≪歌いの子≫が現れた際は儀式で≪歌いの子≫を海に沈めるという掟が生まれた。
中間淳太
中間は壁から海の景色が見えており1人の名前を呟いた。
向井康二
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
向井康二
客人用部屋に入ってから蓮様はベッドの上でゆっくりと過ごしとる。
俺は使用人であるためくつろぐなんかはでけへん。
なんぼ母国に帰ってきたと言うても俺の立場が変わるはずがあれへん。
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
蓮様は優しい顔で俺に話しかける。
本来俺は義家族の使用人として生きていくはずやった。
だが不作の年に入ったことで義家族の収入が得られず
1番必要ない俺をゴッド王国の使用人に売り飛ばされた。
やけどゴッド王国に来たことで俺の人生が変わり始めた。
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
蓮様は俺の顔を見てわろとった。
目黒蓮
向井康二
人の顔を見て笑うを見て笑うことはないやろ!!
蓮様ってええ人やと思 たけれどまさかこんないじわるなんて思わんかった!!
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
向井康二
目黒蓮
まさか今さっきの会話は俺のために言うてくれたん?
あまりにも自然過ぎる会話やったんで俺は何も気づかれへんかった。
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
王子に向かってあだ名で呼べなんてややこしいわ。
なんぼ元金持ちの息子といっても相手は王国の王子やで。
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
今まで義父と義弟からいじめに耐え抜き頑張ってきた。
俺は辛抱が強いのか疲れなど感じたことない。
そやけど.....もし俺が蓮様のこと『めめ』と呼んだら蓮様は幸せなのか。
頭の中で蓮様のことを考えとったら胸から熱いものが感じて頬が赤なるのがわかる。
ちまな声で言うたら大丈夫だろうか...1回だけ言うてみよう。
向井康二
俺はこまな声で『めめ』と言うてみた。
思い切り呼んでみたけど息が上がり胸がさらにおっきな鳴る。
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
そんなん言われると余計にドキドキとするやけど!!
コンコン
目黒蓮
ガッチャ
大倉忠義
目黒蓮
客室のドアをノックの音が聞こえ部屋に入って来たのは1人の男性やった。
大倉忠義
目黒蓮
大倉忠義
目黒蓮
マリン王国の上の人かな?
同じ薄着だがアクセサリーや剣などが豪華やった。
見たことない石となんかが光輝いてる。
凄い.....クリスト王国とゴッド王国にはなかってん、 めちゃ高そう.....
俺はまじまじと彼のアクセサリーと剣を見つめとった。
大倉忠義
向井康二
大倉忠義
向井康二
彼も俺の名前を聞いて驚とった。
マリン王国の住民たちは俺のこと知っとるんか?
大倉忠義
大倉忠義
向井康二
大倉忠義
ガッチャ
彼は部屋から出ていき扉を閉める。
演舞かー一体どんな感じやろ!!楽しみや!!
向井康二
目黒蓮
目黒は黙って大倉を見つめていた。
何かが感じたかように。
2章 完結