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樹狭霧 苗斗
南條 來要
南條 來要
來要と苗斗は、あの森林から抜け出し、 もっと奥の不思議な場所へと辿り着いた。
一本の大きな木が生えており、生き物の気配も、音もしなかった。
ただ、2人の声が響くだけ。
南條 來要
來要は慣れているそぶりで木の近くへと移動し、そこにそっと座る。
そして苗斗の方に目を向け、いつも通りの雰囲気で話を始めた。
南條 來要
南條 來要
南條 來要
樹狭霧 苗斗
苗斗がその言葉を口にした瞬間、來要のペラペラとした声が一気に止まる。
そして空いていた口も閉じられ、目も閉じられた。 その後、また目をゆっくりと見開き、いつもとは違う雰囲気を漂わせながら話を始めた。
南條 來要
樹狭霧 苗斗
南條 來要
南條 來要
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
南條 來要
樹狭霧 苗斗
南條 來要
南條 來要
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
南條 來要
樹狭霧 苗斗
南條 來要
樹狭霧 苗斗
南條 來要
來要は何かを考える様な表情で何処かを見つめていた。そして数秒後、すぐ苗斗に視線を向けた。
南條 來要
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
南條 來要
南條 來要
南條 來要
樹狭霧 苗斗
一色 嶺音
一色 嶺音
一色 嶺音
一色 嶺音
樹狭霧 苗斗
苗斗は突然話すのを辞め、沈黙になった。
視線は下に向け、ボーッとしている様に見えた。
南條 來要
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
南條 來要
來要は一瞬目を見開いたが、表情は直ぐに笑顔へと戻った。
数秒間の沈黙の中、苗斗は表情変えずに來要を見つめる。
そして來要は、閉じられていた口をゆっくりと開き、話し始める。
南條 來要
南條 來要
南條 來要
南條 來要
南條 來要
樹狭霧 苗斗
南條 來要
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
南條 來要
樹狭霧 苗斗
南條 來要
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
南條 來要
南條 來要
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
苗斗は下を眺め続けながら、少しだけ掠れた声でボソリと呟いた。
そして少しの間、沈黙が続く。 苗斗はずっと下を俯き、來要は苗斗を優しそうな目で見つめた。
南條 來要
南條 來要
南條 來要
樹狭霧 苗斗
南條 來要
南條 來要
南條 來要
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
苗斗はふっと息を吐き、來要に背中を見せるように後ろを向いた。
南條 來要
樹狭霧 苗斗
南條 來要
來要はその場から勢いよく立ち上がり、両手を腰に当てた。
南條 來要
樹狭霧 苗斗
苗斗はそう言ったあと、來要の方はもう向かなかった。
暗闇へと消えていく苗斗を、來要はジッと見守った。
樹狭霧 苗斗
苗斗は家に着いた頃、直ぐにボフンとベットの中に潜り込んだ。
そして天井を仰ぎ、何かを考える様な表情をする。
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
あのガキはどこに行きやがった!!
クソっ!お前ら、徹底的に見つけ出すぞ!!!
殺してやる!絶対にコロス!!
ちょこまかと逃げやがって…!!
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
苗斗は布団の中に顔を埋め、ギュッと布団を握りしめた。
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
次の日の朝早くから、苗斗は既に地下へと向かっていた。
森林の中を1人でポツポツ歩き、人溜息吐く。
と。その時、苗斗は足を止め、右の方に視線を向けた。
まるでそこに誰かが居るような目をしていた。
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
本当にそこには人がおり、その人とは美織の事だった。
突然話しかけられて驚いたのか、美織は驚いた悲鳴をあげ、苗斗の方に顔を見せた。
その声に驚いたのか、苗斗も少し肩がびくつく。
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
美織は何かを隠す様な素振りを見せながら、苗斗から目を離す。
あからさまかの様なものだったので、苗斗も少し気になってしまった。
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
その時、苗斗は目を見開いた。
そして、腰に付けていた刀を抜く準備をし、美織が隠していた何かを睨みつける。
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
そう、そこに居たのは怪物だった。
けれど、2人を襲う様な行動はせず、手に持っていたおにぎりを食べていた。
けれど、お構い無しに苗斗は刀を抜き、怪物をすぐさま殺そうとしていた。
けれど、それを察した美織は怪物を守るかのような姿勢になる。
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
苗斗は仕方なさそうに刀を戻し、腕をくんだ。
そしてもう一度怪物を睨み、美織に話し始めた。
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
美織は戸惑いながらも、素直にそう言う。
美織は俯き、少し汗を垂らしていた。 焦っているかの様子で、こちらも話し始める。
姫鄙 美織
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
苗斗は口を閉じ、何も喋らなかった。 そんな沈黙が1秒1秒経っていき、やっと苗斗は口を開いた。
樹狭霧 苗斗
そう口にした時、美織は幾分ほっとした様だった。
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
けれど、苗斗は話を続けた。 冷静沈着で無愛想な表情で怪物の方を見つめ、低音で話し始める。
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
苗斗が止めようとした瞬間、直ぐ美織は全速力で走り、地下まで行ってしまう。
苗斗は追いつけないと思い、待つことにした。
???
暗い研究室で、一つだけの光が明るく目立っていた。
白髪の女は、右手で素早くカタカタとキーボードを鳴らし、左手でノートに沢山の文を書き込んでいた。
シンと静まった部屋だったので、音が部屋中に大きく聞こえていた。
???
???
その時、ガチャリとドアが開いた。
ドアの外からは光が差し込み、ほんの少し研究室は明るくなった。
樹狭霧 苗斗
???
???
???
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
???
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
???
???
???
樹狭霧 苗斗
白髪の女が名前を名乗ろうとしたその時、苗斗の肩に手を置かれ、背後から声がした。
???
???
???
???
竜胆 灯
銀色の長髪をした背の高い男の名前は、 竜胆灯と言う者だった。
先ほど、白髪の女が言っていた者だった。
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
苗斗はいつも以上に戸惑う様子をとっており、話す時も途切れ途切れだった。
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
竜胆 灯
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
灯が苗斗の事をジロジロと見るものだから、苗斗は少し身構えながらそう言う。
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
竜胆 灯
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
竜胆 灯
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
???
竜胆 灯
竜胆 灯
海瀬 天寧
海瀬 天寧
竜胆 灯
白髪の女の名前は海瀬天寧。 そして、灯と天寧は研究者だ。
竜胆 灯
竜胆 灯
姫鄙 美織
美織は、ずっと握りしめていた細い瓶を灯に差し上げた。
灯はその瓶を受け取り、ジッと見つめた。
竜胆 灯
竜胆 灯
姫鄙 美織
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
海瀬 天寧
樹狭霧 苗斗
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
海瀬 天寧
海瀬 天寧
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
海瀬 天寧
海瀬 天寧
天寧はそう言った後、すぐ机に体を向け、研究を始めた。
竜胆 灯
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
竜胆 灯
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
2人はそう言い、研究室のドアから出て、そのままドアを閉めた。
樹狭霧 苗斗
苗斗は研究室から出た直後に、溜息を吐いた。
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
樹狭霧 苗斗
姫鄙 美織
姫鄙 美織
樹狭霧 苗斗
今回登場した人物紹介
名前.竜胆 灯 読み.リンドウ テイ 性別.男性 年齢.32 身長.182 性格.飄々として掴み所がないが、他人の心の弱さをさらりと突く無自覚な残酷さを持つ。優しげな態度とは裏腹に距離を縮めず、相手の反応を観察して楽しむサディスティックな一面もある。興味のないものには淡泊で、人の厚意にもあっさり背を向ける気まぐれ者。言葉は柔らかいが毒を含み、相手の感情を揺らすことを面白がるタイプ。 好き.チョロくて騙されやすい奴。面白い奴。研究者 嫌い.真面目でいちいち細かい奴。一言多い奴 得意.相談に乗ること。嘘をついて騙すこと。軽い戦闘 苦手.酷い戦闘。自意識過剰な奴 武器.イズマッシュ・サイガ12 過去.??? 一人称.俺 二人称.君 〈名前〉くん(年下の男限定) 〈名前〉さん(年下の女限定) 〈名前〉(同い年、年上の男女限定) その他.銀髪で髪をあまり切らない。糸目。目はアメジストのような紫色だも言っているが誰も見たことがない。白衣を着ている。通りでとても目立つ。嘘をついて騙すのが得意な最悪な性格だが流石に仕事上では控えている。主人公の事がお気に入り。周りからは『竜胆』と苗字呼びされている。こう見えて人脈が広いそう。酒にあまり酔わない。
名前.海瀬 天寧 読み.カイセ アマネ 性別.女性 年齢.32 身長.157 性格.おっとりとしており、騙されやすいように見えて芯があり自分の意見を曲げない。少し頑固とも言える。真っ直ぐで心優しい性格をしており、自分より年下の者を少し子供扱いしてしまう癖がある。ピーマンが嫌いなど少し子供らしい一面もあるが、自分が子供扱いされるのは嫌い。研究者らしくストイックなところもあり、たまにご飯を抜いて研究に没頭する時がある。 好き.スイーツ。ゼリー飲料。子供と遊ぶ事 嫌い.ピーマン。痛い事、もの 得意.お菓子作り。研究。飼っているヘビの世話 苦手.注射の時間 武器.トレンチナイフ 過去.??? 一人称.ワタシ 二人称.キミ 〈名前〉(友人や同僚、年下に対して) 〈名前〉さん(その他の人に) その他.研究中は食事を疎かにしがちなので、糖分を楽に摂取できるゼリー飲料類や甘いものが好き。
03.人間と怪物。 2025年.12/17
コメント
2件
投稿ありがとうございます…😁☝✨ 竜胆が登場!キャラの特徴を掴むのがとてもお上手ですね🙊🙊🙊 人を襲わない怪物が出てきたのがとても気になりますね🤔💭🦄🌈 続きも楽しみにしております、寒くなってきましたのでお体にお気を付けてください🦄🦄🦄
天寧…!!! 想像してたよりずっと登場が早くてめちゃくちゃ嬉しいです☺️ 続きも楽しみにしています!