主です。
やっほー主ですよ。
主です。
今日は長くなるの嫌なのでもう行っちゃいまーす!
凌太
えー
潤
待ってよ.ᐟ.ᐟ
要人
まぁまぁ2人とも落ち着いて、
主です。
それじゃーせーの
全員
どーぞー‼️
二人の共通の友達である凌太に 2人ともの今ある気持ちをぶつけ 理解してくれた。
凌太の協力の元要人の症状のこと。要人の過去のこと。全部をクラスのみんなに話した。
教室の空気は、静まり返っていた。
教壇に立つのは、凌太。
その隣に立つ潤と、 ほんの少しだけ顔を上げた要人。
ふたりの緊張が、 教室の隅々にまで伝わってくる。
凌太
……今日は、みんなに話したいことがある
凌太の声が、思った以上に真っ直ぐに響いた。
凌太
俺の大事な友達、潤と要人のこと。特に要人の過去と、今の状態について……ちゃんと話して、知ってほしいと思って
クラスの人たち
え?何?
クラスの人たち
ザワザワッ
一瞬、ざわついた教室に、 凌太の声は続いていく。
凌太
要人は、昔――女の子との間で辛い出来事があった。それが原因で、今も時々過呼吸になったり、怖くて教室に入れなくなることもある
潤は唇を噛みしめ、 要人は下を向いたまま、何も言わない。
凌太
でも、潤はずっと要人を支えてきた。要人も、その支えの中で少しずつ前を向こうとしてる。……俺は、それがすごいと思ってるし、だからふたりのこと、ちゃんと知っててほしいんだ
沈黙が教室を包んだ。
しばらくして、 一人の女子生徒が小さく口を開いた。
女子生徒
……知らなかった。ごめん、勝手に怖がってた。怪我した子のことも、何も知らなかったのに……
クラスの人たち
俺も、ただの噂だと思ってた。そんな事情があるなんて……
クラスの人たち
要人……今、ちゃんと学校に来てくれてるの、すごいと思う。ありがとう
要人の肩が小さく震えた。
視線を上げると、潤の隣にいる凌太が、 優しく微笑んで頷いていた。
その日の帰り道。
潤と要人と凌太は並んで歩いていた。
潤
ありがとう、凌太……お前が言ってくれなかったら、俺……
要人
俺も。あいつらの前で言える
自信、なかったから……
自信、なかったから……
凌太
(*´ ˘ `*)♡エヘヘ
凌太はふたりを見て、少し照れたように笑った。
凌太
「だって、友達だろ? お前らお俺って、俺に頼ってくれて嬉しかったんだから。遠慮すんなって
――次の日から、クラスの空気は変わった
廊下ですれ違っても、 もうヒソヒソ話は聞こえてこない。
クラスの人たち
要人ーおはよー!!
女子生徒
ねね要人くんーーーーーって知ってる?
クラスの人たち
ーーーーー笑
要人に「おはよう」と声をかける子も、 普通に話しかけてくれる子も増えた。
潤の隣で少しずつ笑顔を取り戻していく 要人を見て、 凌太はこっそり空を見上げて微笑んだ。
凌太
やっと、ちゃんと見てもらえたな。お前たちの“本当”を
主です。
はいっここまでー
潤
凌太かっけー
凌太
でしょ(๑•̀Δ•́)
凌太
俺かっこいい( *¯ ꒳¯*)
要人
いやそれ自分で言うな笑
主です。
ってことでこの辺で‼️
主です。
せーの
全員
ばいばーい👋
凌太
まったねー(*ˊᗜˋ*)/
潤
(*ˊᗜˋ*)/