黄
また…!来世!会えたら…!
黄
出来たら…その…!
黄
愛してください!
黄
僕は青葉さんに出会えただけで幸せでしたニコッ
青
は?お前…何言ってんの…?
僕は抱きつく
黄
またいつか…!
僕はにっこり微笑んだ
その時何かがふつッと切れて地面に倒れた
チューリップの花は枯れて消えた
僕は貴方に出会えただけで幸せだった
でも、やっぱり…
君に愛されて見たかったなぁ…
愛して欲しかった。愛が知りたかった。
僕は気づくとどこが知らない花畑に座っていた
あぁ死んだんだって実感する
死んでるのに頬に温もりを感じる…
僕が…家にあった花のように消えていく
黄
え……
僕の消えていく体…
そのまま消えていく自分を上から見守っていた
僕の頬に水がかかる感じがした
よく見ると…
僕の頬に触れて泣いてる彼の姿があった。
嬉しかった。
黄
うッ…うぅぅッポロポロ
もうちょっと自分の寿命が長ければ…
まだ青葉さんと一緒に居れたかな…
仲良くもなれたのかな…
黄
青葉…さんッ…ポロポロ
死んでるはずなのに心がぽかぽかして暖かい
そして僕の耳に一言…入ってきた…
青
ごめんねッ…ごめんね…ごめんねッッ……ポロポロ
嬉しかった…
死ぬほど嬉しかった
僕は地面にうずくまって泣きじゃくった
まだ何か話してたようだったけど泣きすぎて何も聞き取れなかった
これが…愛ってやつなのかな…?