時雨時の空
その空は何故だか とても澄んで見える
恋との隙間に 時雨の終焉に距離を置く
そしたら…
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
3日前、凪が俺の目の前で 交通事故にあって亡くなった
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
1年前
凪はいつも放課後に屋上にいた
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
青葉 凪
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
そう言った凪は柵に登って 立った
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
俺の声を聞かずに話す凪は どこかかっこよく見えた
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
青葉 凪
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
心のどこかで 穏やかで素直な凪に惚れていた
学校からでたら、 雨が地面をうつ音が聞こていた
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
凪は傘をささずに 外にでた
荒瀬 朝陽
青葉 凪
凪に傘を差し出した
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
2ヶ月後、 俺達は付き合い始めた
いつもの放課後
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
俺はいつの間にか 憧れになってた人と付き合えて嬉しかった
その時数日後
何故か凪は教室に残っていた
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
口を重ねた
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
そう言った凪は泣き始めた
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
俺は凪が泣く理由が 分からなかった
まだ知らなかった
数日後
凪の母親が病気で死んだ
その日は雨だった
凪はヤングケアラーだった
俺は初めて知った
凪は俺に隠し事なんて するはずないと思っていたから
俺は凪がいつも放課後に 学校に残る理由がわかった
これはあくまでも予想だけど
凪は……
母親のケアに疲れたんだと……
でも、母親が嫌いでは なかったんだと思った
その日は雨だった
俺は凪のことを よく知れていなかった
俺はその時、 凪に寄り添ってあげたいと 思った
葬式が終わった次の日
放課後
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
そう言って凪が走り出した
青葉 凪
荒瀬 朝陽
凪は青信号の横断歩道を 走ってた
青葉 凪
横から車が 猛スピードで入ってきて
凪を轢いた
ドン!!!
青葉 凪
荒瀬 朝陽
凪の指は引かれた衝撃で 変な方向に曲がっていた
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
通行人
もうすぐ時雨時の空だった
次の日
夜中3時
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
未だに信じられなかった
こんな身近で大切な人が 亡くなるなんて 思っていなかった
引かれた時の凪の顔が 忘れなれなかった
思い出す度に心が 締め付けられて苦しかった
だけど 今の顔は安らかで 清らかな顔だった
荒瀬 朝陽
荒瀬 朝陽
青葉 凪
青葉 凪
確かにそう聞こえた
そして
今は時雨時
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