PM.6:00
日本
ドイツ
日本
いつもの3人で嬉しさを噛み締めて駅までの帰路につく
俺達にとっては「定時上がり」というものは貴重なのである
イタリア
ドイツ
イタリア
日本
日本
日本
ドイツ
イタリア
イタリア
イタリア
イタリア
日本
ドイツ
日本
独/あーね 伊/あーね〜
イタリア
イタリア
こういうイタリアからの提案は大抵食べ物関係である
日本
イタリア
日本
ドイツ
イタリア
いい歳以前に国の化身というものは国が存続する限り何百年も生きるものである
あ、ちなみにステバとはあの 某若者が好きな値段高めドリンク珈琲店のことです
イタリア
イタリア
イタリア
イタリア
イタリア
ドイツ
日本
イタリア
日本
日本
日本
ドイツ
イタリア
イタリア
中は抹茶色とあずき色がマーブルに混ざっていて、 その上には山盛りのホイップに深緑のシロップがかかっている
さらにバニラアイスが小さく乗っており、真っ白なホイップの上にはさり気なく金箔の粉がかかっていた
女子高生A
女子高生B
女子高生A
女子高生B
日本
まぁ国の化身を初めて街中で見つけた時の国民の反応なんてもう慣れっこである
ずっと前からいる存在のため国民達もいずれ慣れていくのだ
PM.7:30
ちょっとした若者気分を味わった後、いつもの駅へ向かう
外は先ほどまでの夕日に照らされた橙色の街並みから色とりどりな人工的な光に様変わっていた
イタリア
ドイツ
日本
日本
ドイツ
イタリア
ここ、メタ社が置いてある地域は本当の日本ではない
もっといえば世界中にあるどこの国でもない
簡単にいえばメタ社を置くためのステージみたいなものだ
そのステージの設定が今は日本、時にはドイツ、時にはイタリアと 定期的にランダムで国が変わる
そしてここら一帯はそのステージの設定に合う街並みや国民に変わるのだ
いわゆるその国のコピーみたいなものである
イタリア
イタリア
イタリア
日本
日本
ドイツ
日本
イタリア
日本
ドイツ
ここの駅には普通とは違った電車が通っている
それはメタ社の職員が、この世界中どこにもないステージから自国へ帰れる電車だ
そのため職員達が乗る電車は 人が少なく快適なのである
ドイツ
イタリア
日本
日本
ガラリとした…というか誰もいない静かなホームに何やら緑色の物体があった
ドイツ
日本
!?
イタリア
3人とも近づいてみると、それが何なのか瞬時に分かった
日本
日本
そこには傷やら汚れやらが沢山刻まれた軍帽が落ちていた
手に持つとそれは決してコスプレ用なんかではない歴戦の雰囲気を纏っていた
イタリア
ドイツ
日本
日本
イタリア
ドイツ
日本
ドイツ
日本
日本
日本
日帝
あ、ちなみに皆さん 今目の前にいるこの猫耳の男性が私の父です
かつては大日本帝国の化身でしたが消滅せずに今は自衛隊を表すものとして存在しています
日帝
日本
日帝
日本
日帝
日本
見るとそこは横に削られたように帽子が破けていた
日帝
日本
日本
日帝
日本
日帝
日本
日帝
そう言って父はすくっとそれを持って立ち上がった
日帝
日帝
日本
そう言い残すと父は障子を静かに閉め、おそらく自室へ戻って行った
日本
カタッ
日帝
すとんっと力無くその場に座り込む
日帝
少年よ
コメント
4件
ファアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!なんか、なんかなんかなんか、、どう言えばいいんだろ、、、めっちゃ凄い!!語彙力は勉強と共に終わらせてきた!!(?)
なんてこった好き過ぎる 軍帽、一体誰のものなのか、、、