/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
水木 光
登校中、光は大きなため息をついた。
学校行きたくない…
正確にはキャプテンに会いたくない
だって私が告白したにも関わらず
返事も何もしてくれなかったんだよ
そんなの振られた以前の問題じゃん！！
水木 光
優成は｢それは脈ナシだ｣とか言ってたし
水木 光
光は校門を抜けると、コソコソと女の子たちの話し声が耳に入ってきた。
女子生徒2
女子生徒2
女子生徒1
水木 光
水木 光
真っ赤になった女子生徒は光に｢あの｣と声をかけて走り寄ってきた。
女子生徒1
女子生徒1
私が男の子だったら
この子の告白をこんなにイラついて聞くことなんか、なかったのかな
貴方はいいよね
今から私に振られるんだから
私は好きな人に振ってすらもらえないってのに
水木 光
水木 光
その時、
誰かに後ろからグイッと抱き寄せられた。
菊池 陽真
菊池 陽真
陽真は慌てた表情で女子生徒に向かって大きな声を出した。
水木 光
光の顔はカッと赤くなる。
女子生徒1
女子生徒1
菊池 陽真
水木 光
陽真は光の腕を掴んで歩き出した。
菊池 陽真
水木 光
女子生徒1
陽真は光の手を引きながら廊下を進んでいく。
菊池 陽真
陽真は光の手を離し、目を丸くさせた。
菊池 陽真
菊池 陽真
水木 光
光の心臓はドギマギと高鳴っていた。
だってさっき
今から告白する……って言ってたじゃん！！
菊池 陽真
この人、
天然にもほどがある！！
水木 光
水木 光
菊池 陽真
陽真は思い出したのか、かぁっと顔を赤く染めた。
菊池 陽真
陽真はゆっくりと光に歩み寄っていく。
菊池 陽真
菊池 陽真
息ができない
水木 光
好きな人が
私を好きだなんて
これは夢なの？
水木 光
水木 光
まだ信じられない……
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
水木 光
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
陽真は光の手をギュッと握りしめた。
菊池 陽真
水木 光
光はプルプルと肩を震わせ俯いた。
菊池 陽真
水木 光
光は目に涙を浮かべ、陽真の胸に飛び込んだ。
水木 光
水木 光
菊池 陽真
陽真は優しく光のことを抱きしめた。
水木 光
水木 光
水木 光
水木 光
菊池 陽真
菊池 陽真
菊池 陽真
胸がいっぱいで苦しいよ
好きな人に抱きしめられるってすごく幸せ
水木 光
水木 光
菊池 陽真
水木 光
すると陽真は光の首筋にチュ、と口付けをした、
水木 光
菊池 陽真
菊池 陽真
光は真っ赤な顔でゴクリと覚悟を決めた。
水木 光
菊池 陽真
陽真は満足そうな笑みを浮かべて、もう一度光のことを抱きしめた。
ガララ、と教室を扉が開いて男子生徒が入ってきた。
クラスメイト
志保 優成
クラスメイト
志保 優成
クラスメイト
クラスメイト
志保 優成
クラスメイト
志保 優成
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
ガタッ！
優成はその場に立ち上がった。
クラスメイト
志保 優成
クラスメイト
優成は慌てて教室を後にした。
志保 優成
優成は廊下を走っていく。
お願いだ。間に合ってくれ
光
まだキャプテンのところに行かないで
やっと光の選択肢の中に入れたってのに
これからだってのに！！
志保 優成
恋なんて、恋愛なんて
薄っぺらい感情だと思ってた
恋愛に本気になるヤツらを見下してた
……でもどうだ。今や俺は＿＿
そんな薄っぺらい感情に振り回されて
たった一人の女の子のためにこんな必死になって
ダサいなんてもんじゃねーよな
光に対する憧れはいつしか恋になって
友達をやめようと思っても光が俺を手放してくれなくて
光に対する恋の感情を隠して隣にいたはずなのに
どんどん気持ちが膨れ上がって爆発しちまった
最初から光を好きだと伝えていれば
光は俺の事を好きになってくれていたんだろうか
志保 優成
優成は足を止めた。
優成は目を丸くさせて、目の前の光景を息を飲んで見つめていた。
菊池 陽真
志保 優成
水木 光
光は陽真の胸に飛び込み、
陽真は優しく光のことを抱きしめていた。
手遅れ
志保 優成
俺が今まで
光にしてきたことは全部全部無駄になったってわけか
志保 優成
その時、
光を抱きしめている陽真とパチッと目が合った。
志保 優成
菊池 陽真
水木 光
菊池 陽真
水木 光
すると、陽真が光の首筋にキスをした。
ズキンッ……
志保 優成
牽制というやつだ
俺が見ているのを分かって
わざと光にキスをした。
光は俺の物だから手を出すなってことだな
志保 優成
優成は唇を噛み締めて、
その場を後にしたのだった。
コメント
7件
陽真くんーーおめでとうーーーー！ 光ちゃん大切にしてあげてねーー！ 優成くん……辛い……この2人の関係がどう変わっていくのかな……
おおおおお！よくやったよ陽真くん！
流石陽真くん✨️✨️おめでとううううっっっ㊗️🎉🎊 でも、優成は…… これからどう開き直っていくのか、気になるところです‼️ やっぱ、こういう幸せな恋愛は癒やされますね〜〜〜💫💞
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ