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コメント
1件
うわあ、もうこのエピソード…! 仁人が勇斗の家で、枕を抱きしめて「寂しいよ」って素直に言えたのが、本当に尊かったです。強がり屋の彼が涙を見せるところ、勇斗の心臓が痛くなるほど愛おしそうなリアクションも全部、胸に刺さりました。あと3日、帰ってきたらどうなるのか…! 続きが気になって仕方ないです🌷
2,004
100
#しおたろう
🎀
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画面に映った仁人の背景を見て、俺は息を呑んだ。 見覚えのある白い壁、そしてベッドのヘッドボード。
吉田仁人
画面に映った仁人の背景を見て、俺は息を呑んだ。 見覚えのある白い壁、そしてベッドのヘッドボード。
佐野勇斗
吉田仁人
少し俯きがちに、ぶっきらぼうに答える仁人。 だけど、画面越しでもはっきりと分かった。 仁人の目元が、ほんのりと赤く潤んでいる。 いつも使っている俺の枕を、胸元でぎゅっと抱きしめている姿が映し出された。 その瞬間、俺の胸の奥がドクンと激しく跳ねた。 強がって、一人でも平気なフリをしていた俺の恋人が、俺のいない部屋で、俺の匂いに包まれて、一人で泣きそうになっていたんだ。 愛おしさと、切なさと、今すぐ抱きしめに行けないもどかしさが一気に押し寄せて、頭がおかしくなりそうだった。
佐野勇斗
画面の向こうの仁人に、真っ直ぐに問いかける。 いつもなら絶対に逸らされるはずの視線が、今度は真っ直ぐに俺の瞳を捉えた。
吉田仁人
ポロリと、仁人の目から涙が零れ落ちる。
佐野勇斗
その破壊力は凄まじかった。 今すぐロケ車を奪って東京に引き返したい衝動を、必死で理性を総動員して抑え込む。 愛おしすぎて心臓が痛い。 今すぐその涙を指で拭って、壊れるくらい強く抱きしめて、俺の体温を全部ぶつけてやりたかった。
佐野勇斗
画面の中で、仁人は少し驚いたように目を丸くした後、嬉しそうに、でもまだ少し泣きそうな顔でくしゃっと笑った。
吉田仁人
その一言をもらえただけで、一週間の疲れなんて完全に吹き飛んだ。 あと3日。 残りの撮影を、これまでにない超特急のハイスピードで、完璧に終わらせてみせる。 東京に戻ったら、玄関を開けた瞬間にこいつを捕まえて、二度と離さない。 画面の向こうで俺の帰りを待つ愛しい相棒の顔を見つめながら、俺は心の中で、これからの「巻き返し」を強く誓っていた。