駿佑
我慢してね
かな
うん…
かな
目隠し取って…?
流星
どうする?
大吾
良いんやない?
恭平
俺が取る!
目隠しが外された
かな
え…
皆の顔はどこかで見た事がある顔だった
謙杜
どした?
かな
あっいや…
かな
どこかで見た事がある顔だなって…
和也
出来たで!
丈一郎
めっちゃ大変やった
和也
え?!
丈一郎
なんで目隠し取ってるん?!
丈一郎
まぁええけど
かな
2人も…
その後はお粥を食べさせて貰いすぐに寝た
かなが寝た後
大吾
かなちょっとは覚えてたんやな…
駿佑
だね…びっくりした
和也
うろ覚えみたいな感じやった
謙杜
だよね…
〜回想〜
14年前
その時かなは5歳だった
親から虐待を受けてた
ある日皆で出て行こうとした
大吾
かなこっちや!
かな
うん!
母
何してるの?
笑顔で近付いてくる
ガシッ
かな
Σ(๑ °꒳° ๑)ビクッᵎᵎ
母
出て行くならこの子は置いて行って
駿佑
そんなの出来る訳無い!
母
じゃあ((殴る振りをする
駿佑
Σ(っ゚Д゚;)っヒッ
かなの為にも出ていくしか無かった
気付けば14年の年月が経ってた
ある日かなに似てる人を見つけた
守りたくて誘拐した
あの時家に帰ろうとしてたから…
つづく