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EPISODE 7

見えない私

読めなかった阿部くんの考え、

突然の事で驚いていて、 空いた口が塞がらない、

麻倉清香

、、、、

阿部亮平

急、すぎたよね、

阿部亮平

こんなはずじゃなかったんだけどなぁ、!

麻倉清香

え、?

阿部くんと目を合わせたら 吹き出しはまた増えていた

プランBがダメなら最終手段、

“思い切って告白作戦にしよう”

って思ったけど、 やっぱり急すぎて嫌だったかな、

車まで我慢できない俺は一体、!

阿部くんはこのデートに沢山計画を練ってくれていたようだ

阿部亮平

まぁそれはまた後でにして

阿部亮平

一旦お会計だけして出よっか

麻倉清香

え、あ、うん、?

私はさっきまでの謙虚で律儀な自分を忘れて

阿部くんに手を引かれてそのままレストランを出た

阿部くんの表情はいつになく真剣そうで、

でもどこかまだぎこちなくて、

なんとなく私は阿部くんに声をかけてしまう、

麻倉清香

あ、阿部、くん、?

阿部亮平

え?あ、ごめん、

阿部亮平

変、だよね、

麻倉清香

ううん、変じゃないよ!

麻倉清香

むしろ、私が変、だよね、

阿部亮平

そんなわけないよ!

阿部亮平

本当はご飯を食べたあと、

阿部亮平

ここで星を見ながら告白するつもりだったのになぁ、

星を見上げて少し悔しそうな顔をしている阿部くん

阿部亮平

でも、

阿部亮平

清香ちゃんのこと好きだし

阿部亮平

ちゃんと清香ちゃんの彼氏になりたいって思ってる、

阿部亮平

これは嘘でも偽りなんかでも気遣いでもない

阿部亮平

紛れもない俺の中の事実だよ

ふとした時に私の目を見てくれる阿部くんの頭にはまたひとつふたつと、吹き出しが出てきていた、

大好きだってこと、 伝わってるかな、

心から大好きなんだよ〜!!

いままでにないくらいに大きな吹き出しは少し前に見えた吹き出しを潰してしまいそうなほどに私への気持ちがいっぱいだった、

麻倉清香

ありがとう

麻倉清香

嬉しい、、

私はどう返事をするのが正解か分からなくて、曖昧な返事しかできない、

阿部亮平

あ、でも、急すぎたし、

阿部亮平

返事は今じゃなくてもいいから、!

阿部亮平

ゆっくりでいいから、

阿部亮平

今日は一旦、帰ろっか

麻倉清香

あ、う、うん、、

私が今、阿部くんを好きなのかは自分自身では判断できない、

というのもまともな恋愛を今までにしてこなかったから、

だから和にもよく言われてたんだ、

“清香は恋愛に疎すぎる”

だから阿部くんを困らせてるし、

阿部くんの気持ちに気付いておきながらも

こういう日のために何も考えていなかった自分の未熟さも、

自分に腹を立ててしまうことでしか無かった、

麻倉清香

っ、

私たちは車に乗り込んだ後、 沈黙の流れに車を乗せていた、

そして私は、 自分の未熟さに涙が溢れそうになって、

阿部亮平

清香、ちゃん、?

阿部亮平

俺、泣かせちゃった、?

麻倉清香

っ、あ、ごめん、

麻倉清香

泣かれても迷惑だよね、

阿部亮平

全然迷惑なんかじゃないよ

阿部亮平

俺が困らせちゃったんだし、

麻倉清香

違うの、

麻倉清香

阿部くんのせいじゃないの、

阿部亮平

え、?

阿部亮平

なんで、?

阿部亮平

だって俺がいきなり告白して戸惑わせちゃったんだから、

違うよ、

その事を言ってるわけじゃないよ、

私が言いたいのは、

麻倉清香

私は、

麻倉清香

阿部くんの気持ちを知ってたの、

麻倉清香

知ってて阿部くんと一緒にいてたの、

阿部亮平

え、?

阿部亮平

どういうこと、?

EPISODE 8まで ♥450以上

クライマックスに近づいてまいりました!!

♥連打や感想💬たくさん待ってます🧡𓈒 𓂂𓏸

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