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コメント
10件
投稿ありがとですっ!✨ じーやw
コメント失礼いたします! 投稿ありがとうございます!!♡(´˘`๑) 4番さん心配だな…がんばれ!!
投稿お疲れ様です!!! 忙しい中ありがとうございますッ!! 感情の表現上手すぎますよ、 表現が1つ1つ丁寧なので 文章を読み取るのが苦手な 私でもめっちゃわかりやすく ストーリーを読んでる時 話の世界に入りこめます…、 尊敬です…、 続きも頑張ってください!!
りうら
ないこ
りうら
初兎
ないこ
悠佑
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
初兎
ないこ
ないくんが、そう小さく声を漏らす。
ある一点を見つめて。
りうら
ないこ
悠佑
初兎
ないくんの視線の先には、山の頂上にそびえる巨大な洋館。
くすんだ桃色の屋根、
そして門には紛れもなくないくんの実家の“紋章”が刻まれていた。
初兎
ないこ
初兎
先程まで疲労困憊の様子でクタッと箒に乗っていた、 しょにだの顔が明るくなる。
それほどまでには、立派な家だった。
りうら
悠佑
悠佑
ないこ
初兎
ないこ
初兎
りうら
ないこ
りうら
ないこ
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
ないくんは、浮かない顔をして下へ降りていった。
ないこ
ないこ
深呼吸をし、意を決して門の鐘を鳴らした。
…………前まではこんな緊張すること無かったのだが、
何しろテスト後の俺の騒動の根本は………
紛れも無い、俺の、兄に対する嫉妬心だったから。
会うのには、少し勇気が必要だった。
ないこ
ないこ
使用人
ないこ
ないこ
使用人
使用人
ないこ
ないこ
ないこ
兄さんは、“魔法医術士”。
一流の魔法使いだけが就くことの出来る、
最高難度の職業。
その難易度故に人手不足が深刻だと耳にしたが。
使用人
ないこ
使用人
ないこ
使用人
……………どことなく、言葉はぎこちなくなってしまった。
ないこ
ないこ
一体一の空間から解放され、少しだけ。
安心する自分がいた。
初兎
初兎
初兎
ないこ
りうら
悠佑
ないこ
感嘆の声を上げるりうらと初兎ちゃん。
アニキは…………
流石、王国騎士の家系の生まれだけある。
少しも動揺していない。
使用人
ないこ
初兎
初兎
初兎
ないこ
りうら
ないこ
悠佑
りうら
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
りうら
りうら
ないこ
初兎
初兎
悠佑
ないこ
ないこ
ないこ
初兎
りうら
ないこ
広間に近づくにつれて、
ないくんは酷く引きつった顔を浮かべていた。
…………緊張か、
もしくは、お兄さんへのトラウマか。
恐らく、どちらかだろうということだけ分かった。
悠佑
悠佑
ないこ
悠佑
ないこ
ないこ
ないくんは、平然を装い、震えた手で俺らを引っ張る。
冷たい。冷や汗までかいている。
体調が悪いのは明らかだったが、 もう誰もそれについては言及しなかった。