男の子
女の子
男の子
女の子
女の子
とても懐かしい夢を見た
幼稚園の時
毎日お互いに言いあってたっけ
女の子
女の子
女の子
男の子
女の子
男の子
女の子
男の子
女の子
女の子
男の子
男の子
女の子
女の子
女の子
女の子
学校がない今日
お気に入りの喫茶店で
一緒にぼーっとする
相棒はお気に入りの飲み物
女の子
相棒に話しかける
でも何も答えてはくれない
だって口がないから
女の子
小さい頃は漠然としか考えてなかった
きっとキラキラしてるあの、お姉さん達みたいになったらだと思ってた
女の子
相棒に返事を求める
返事がない
ただの温かいココアだからな!
女の子
女の子
目覚めが悪い日には最適
女の子
喫茶店を出て
気分が少し楽になった
女の子
女の子
女の子
卒園して
小学生になって
中学生になって
高校生になって
待つのをやめた
子どもの頃の約束でよくぞここまで待てたな!
ってツッコミを入れてからやめた
そして大学生になった
待つのをやめたら
空っぽになった
ちょっと
長く待ちすぎたみたい
待って
待って待って
最後に残ったのは
心の隅に追いやってやった
きっと
大人になってもあの子は来ない
とっくに忘れて
楽しく過ごしてる
そんな気がする
そう思いたい
一度も言ったことなかったけど
言われたこともなかったけど
一生言わないな
コメント
7件
今回のもとても良かったよ!
ぴょさんの作品はいつも奥が深い!だからぴょさんの作品好きよー(╹◡╹)